「勉強」という言葉を聞いて拒否反応を示す学生さんは多いと思います。 学生に限らず、大人でもそうかもしれません。 「勉強」はやらなきゃいけないけれど、つらいもの、めんどくさいもの… そんな風に思っている生徒を数多く見てきました。中学生や高校生で、勉強するのが大好き!と言う人を見かけたことはほとんどありません。 ここでは、 なぜ多くの人が「勉強」が嫌いなのか そもそも勉強はしなきゃいけないのか しなきゃいけないなら、それはなぜか について、考えていきたいと思います。
今回は、英単語学習で悩んでいるみなさんにぜひおすすめしたい一冊、「合格英単語600」を紹介します! 単語の暗記がうまくいかない、覚えても試験で活かせない…そんな悩みを解決するために作られた本です。 ここでは、この本がどうして効率的な英語学習のカギになるのか、最大の特徴を中心にご紹介していきますね。 ※この記事はプロモーションを含んでいます。 記事の最後に少しだけ熟語についても触れております。 「600語で十分」というアプローチ英語の受験勉強をしていると、「1500語覚え
高校物理では色々な数学を使います。 ベクトルの考え方もとても大事です。 高校のカリキュラム的には、数学Bから数学Cに移され、学ぶタイミングが遅くなってしまう高校も多いことでしょう。 物理で使いそうな話に的を絞って、簡単に紹介します。 ※よく分からなくても、とりあえず流し読みしてください。何回か読めばきっと分かると思います。 ベクトルとスカラーそもそもベクトルとは何なのか、と言うと「向きを持つ量」のことです。 例えば速度。速度には方向性がありますよね。 一方で、「向きを持た
高校生になって数学を勉強していくと、 おそらく一番最初に直面する不思議な概念が 「三角比」 じゃないでしょうか? 中学生までに出てきていない sin、cos、tan、$${\theta}$$ なんて記号が繰り広げられるこの分野。 嫌になる人も多いでしょう。 でも慣れてきたらそんなに難しいものではないんです。 ここでは、数Iの三角比で出てくる重要な公式と、 なぜそれが成り立つのかをまとめました。 基本のおさらいまずは基本のおさらい。 sin、cos、tanの定義です。
高校物理では色々な数学を使います。 中でも重要な概念が微積分。 本来は高校2、3年生で勉強する内容ですが、早めに触れておいても損はないはずです。 未習の人や苦手な人のために、簡単に紹介します。 ※よく分からなくても、とりあえず流し読みしてください。何回か読めばきっと分かると思います。 微分とは微分とは、簡単に言えば「変化量を調べる」こと。 数学では、グラフの傾きを調べることにあたります。 例えば1次関数だと、何処でも常に同じ傾きですよね。 でも、2次関数だと場所によって
ネイピア数$${e}$$。 こう言われて、皆さんはどんなイメージが湧くでしょうか? 高校生なら「自然対数の底」という知識はあると思います。 $$ \log{e}=1 $$ 微分しても変わらない、楽な関数!みたいなイメージもあるかもしれません。 $$ \frac{d}{dx}e^x = e^x $$ 数学好きな人なら、オイラーの公式 $$ e^{i\pi}+1=0 $$ を思い浮かべる方も多いかもしれませんね。 色々なところに顔を出す$${e}$$ですが、そもそ
高校の数列で初めて触れるのは、等差数列ですよね。 「等差」の意味は、差が等しいということ。 つまり、隣あった項の差が常に等しいということですね。 言い換えれば、「同じ数だけ増えていく」数列。 感覚的にめちゃくちゃシンプルな数列だと思います。 具体例例えば以下の数列。 $$ 1,4,7,10,13,16, \Box ,22,25, \cdots $$ どうでしょう、$${\Box}$$に入る数字は分かりますか? 3ずつ増えているのが分かるので、答えは19ですね。 もちろ
三角比を勉強し始めると、 そのうち三角形の面積の公式が出てきますよね。 今までは 底辺×高さ÷2 だったのが、ガラッと変わります。 その仕組み、意外と知らない人も多いかもしれないので、 ここで見ていきましょう。 公式の確認まずはどんな公式か、確認しましょう。 こんな三角形があったとして、面積$${S}$$は、 $$ S=\frac{1}{2}bc\sin{A} $$ です。 要は、2つの辺をかけて、その間の$${\sin}$$をかけて半分にするということ。 割と単純で
余弦定理今回は余弦定理についてです。 まずは結論。 $$ a^2 = b^2 + c^2 -2bc \cos A $$ ですね。 これがなぜ成り立つのか? なのですが、これ、もしも$${\angle \mathrm{A}=90 \degree}$$だったら、 $$ a^2 = b^2 + c^2 $$ っていう、ただのピタゴラスの定理(三平方の定理)になっちゃいます。 ということは、似たようなものなのかな? と思って、考えてみましょう。 ということで、むりやり直角三
三角比をやっていると登場する「正弦定理」と「余弦定理」。 丸暗記してしまえばそれでOK! と教わるかもしれませんが、 それだとやっぱりもったいない。 ここでは、その背後にある原理に迫ってみたいと思います。 正弦定理まずは正弦定理。$${\sin}$$に関する定理ですよね。 どんな定理だったかというと、 $$ \frac{a}{\sin A}= \frac{b}{\sin B}= \frac{c}{\sin C} = 2R $$ ですよね。 これがなぜ成り立つのか? こ
今回は、三角比の中でも超重要な公式について、 なぜそれが成り立つのか? を解説します。 途中計算をすっ飛ばした、堅苦しい証明にはならないように気を付けましたので、 証明ギライの人も是非見ていってくださいね! sin2乗+cos2乗=1の根拠まずは$${\sin^2\theta+\cos^2\theta=1}$$です。 めっちゃくちゃ使いまくる公式ですよね。 なんでこれが成り立つのかは、 三角比で最初に出てくるこの直角三角形を使えば簡単に分かります。 ここで、 $${b=a
sin、cos、tanの表、覚えづらい人必見です。 特に勉強したてのころは、 似たり寄ったりで覚えにくかったり、 ついうっかり間違えて覚えてしまったりしている人も多いかと… sinだっけ?cosだっけ?忘れた! $${\frac{1}{2}}$$とか$${\frac {1}{\sqrt2}}$$とか、ごちゃごちゃしてめんどくさい! なんて人の助けになればと思います。 sin、cosよくある表現まず、普通に教科書などに載っている表はこんな感じのはず。 ※数Iまでしかやっ