「やる気スイッチの入れ方」と問われて
RayArc(レイアーク)の皆さま、おつかれさまです。新規事業ユニットです!
今回は、Rayarc社内のアンケート「今後、読んでみたいテーマ」でいただいた「やる気スイッチの入れ方」へのアンサー記事です。
どうしてこのテーマなんだろう…?
前提を少し説明しますと。先日RayArc社内で、このnoteオープン社内報についてのアンケートをお願いしました。そのアンケートの質問の1つに、
というものがありました。このnoteでもともと取り扱いの多い、
ワークショップについて
W2ナニカソンの取り組みについて
といった回答もいただきましたが、それらと異質だった回答がこれです。
ん???
…やる気スイッチ!?
…「やる気スイッチ」…だとッ!?
ちょっと待ってください、それ、どこから出てきた発想ですか!?
思い当たることは……
たしかに、コーチングとか普遍的(?)なテーマもたまに載せてはいます。
…いや、このスカスカ記事で「テーマはコーチングです!」とか言ったら、
って、ガチのコーチ業の方に怒られる気もしますが…。
まぁ、とにかく。こういうのも書いてます。
だからかな? その延長で「やる気スイッチ」? モチベーション理論的なこと?(マズローとかハーズバーグとか) …とも思ったけど、違う気がする。
仮説「あなたのその、わけのわからないやる気は、いったいどこから来ているんだ?」(ほめ言葉)
アンケートは無記名なので、書いた方に意図を確認するのは難しいです。(この記事を読んだらこっそり教えてくれるかもしれませんが)
ただ、もしかしたら…と思う仮説がひとつ浮かびまして。それは、この「やる気スイッチの入れ方」の意図するところが、
の、メッセージだという解釈です。
やる気にあふれて見える(かもしれない)新規事業ユニット
理解してる方と、あまり理解してない方がいるかもしれませんが…、ワクワク魔人Sは普段、いちエンジニアとして現場にどっぷり入っています。
W2ナニカソン自体も課外活動ですが、noteオープン社内報を書く時間も潤沢に確保できるわけではなく。だいぶ創意工夫でひねり出してます。(実績できたら、もっと正式にがっつり時間とれるといいなあ…)
実際、アンケート内の自由記述欄から、
と、ありがたいメッセージをくださった方も。😭
そもそも新規事業の宿命は、(初めの頃はとくに)基本的に孤独です。今回W2ナニカソンに最初から手を挙げてくれる方がいたのは、個人的にはかなりすごいことだと思ってます。
そう考えると、そんな困難にむしろスキップしながら走り回ってそうな新規事業ユニットは、なんだかものすごくやる気にあふれているように見えるのかもしれません…。つまりこれは、
という問いなのかな…? と、仮説を立てました。
一般論としては、色々あります
真面目に理論の話をすると、認知行動療法という分野があります。
過去にモチベーション理論をあれこれかじってみて、
と、うまく実践につなげられなかった方(つまり、理論と実践の橋をどう渡ってよいかわからない方)は、この認知行動療法を軸にした手法の記事や書籍をいちど参考にしてみるのもよいかもしれません。
やりたいことを悩まず行動に移せるレベルまで細分化するとか、「とりあえず」という言葉を肯定的に意識して使うとか。具体的かつ、効果的な実践方法はすでにあるのです。
「やる気『下げ』スイッチ」を押さない
もう一つの視点として、やる気を出す、高めることを考える前に、やる気をそぐ、下げる行動を無意識にしていないかふりかえることも大切です。
よかれと思って、うっかり押してしまう「やる気『下げ』スイッチ」の代表的なものとしては「アンダーマイニング効果」がありますね。
ひとことで言えば、報酬でやる気を出させる考え方は、人間の本質には中長期的にはフィットせず、安直に乱用すると逆効果になるので、取扱注意だということ。
他方でやりがい搾取という罠もあるので、とくに経営者は報いるべき本質やタイミングをバランスよく見極めることが求められ…、いや、これは「やる気スイッチ」からは、さすがに脱線ですかね。
新規事業ユニットにとっては大事なテーマですけどね。
「好奇心」を取り戻すということ
さて、ここからがおそらく真のアンサーです。私自身が「やる気スイッチ」をどうやって押している(ように見える)のか。その自己分析です。
こちらの動画(まさに「06:23 新規事業担当者に必要な能力」のあたり)で「好奇心ドリブン」とか「面白がり力」と表現されているチカラ。おそらくこれが、私の「やる気スイッチ」(に見えるもの)の答えです。
「やる気」とは、そもそも後付け
オトナの『入れ知恵』すらまだない、生まれて間もない子ども(むしろ赤ちゃん)の頃、わざわざ「やる気を出そう!」なんて思わなくても、周辺からあらゆる情報を得ようとして、脳がキビキビ働いていたはずです。
そのチカラは好奇心。本能と呼ばれることもありますね。
オトナは処理能力も行動範囲も上がり広がります。すると常時フルパワーで好奇心を発動するのはキツイ。脳はよくも悪くも「サボり」を覚えます。好奇心に「フタ」をし、経験から判断できることは「自動化」するのです。
こうなると、それまでは「つい」「自然と」動けていたことのために、余計なパワーが必要になるのです。
「やる気スイッチ」の性能と限界
「やる気スイッチ」の話に戻ります。
そもそもなんのために、やる気を出したいのでしょう? ある程度やり方が分かっていることには「やる気スイッチ」は役立ちます。スモールステップなどの工夫で具体的な行動につなげやすくできるでしょう。
しかし、やり方が全く分からない問題の場合「やる気スイッチ」だけでは限界があるのです。未知のものに挑む行動力は、好奇心を取り戻すことでしか手に入れることができません。
「フタ」の強さには個人差がある
実際にはオトナでも好奇心の強い人はたくさんいます。先ほどご紹介した動画では、その姿勢はこんな言葉でも語られています。
それこそValues Cardで発見できる価値観が一人ひとり違うように。その人にとって自然な「フタ」の強さもあるでしょう。おそらく私の場合、この好奇心の「フタ」がほぼ全開(全壊?)で押し上げられ、機能していないのです。
もし私がやる気にあふれて見えるとしたら、「やる気スイッチ」を知っているからというよりも、「おもしろがる」チカラをどうしたら失わずにいられるか日々無意識に考えているからかもしれません。
まずは手近なスイッチを押してみない?(まとめ)
「やる気スイッチ」を押す方法はいろいろある
しかし「やる気スイッチ」には限界がある
「おもしろがる」チカラを取り戻すことが最強かも
アンケートは現在も回答受付中です。まだ回答されていない方は、今からポチっとすると、私の「やる気スイッチ」が入ったり「フタ」が壊れたりするかもしれません。
とりあえずこの記事に、スキしてみていただくのも効果的です!🤗😎🤩
(新規事業ユニット・ワクワク魔人S)
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