センチメートル

地方に住むバンギャです。 意を決してエッセイを書いてみることにしました。

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最近の記事

「運命的な出会い」はいつだったか(3)

もっとヴィジュアル系を知るには高1の一番最初、自己紹介シートに「趣味:音楽を聴くこと」「好きなアーティスト:Janne Da Arc」と書いた後、よくよく考えてみると、言うほどジャンヌやヴィジュアル系について詳しくないことを思い出して不安になった。 もし、自己紹介シートを見て話しかけてくれる人がいたとして、今の自分の持っている知識量では、逆に嫌厭されてしまうかも…と思ったのだった。 せっかくなら、もっとヴィジュアル系について詳しく知りたい、知らなければと、新しい世界を知る

    • 救い

      なぜか全くわからないけど、無性に悲しくなったり、イライラしたりして、どうしようもなく、しんどくなるときがある。 もちろん、なんとなく原因がわかっていることもあるけれど。 だいたいその原因は、自分ではどうしようも出来ないことが多い。 そんな途方もなく、どうすればよいかわからなくなったときに、私はヴィジュアル系の世界に浸ることで、なんとか自分のカタチを保つことができる。 他の音楽では敵わなかった。 本当に、救われている。 大袈裟に聞こえるかもしれないけど、誇張でも何でも無

      • 好きな音楽から距離をおいていたときの話

        今でこそヴィジュアル系を聴きまくっているが、一時期、距離をおいていたことがある。 社会人になってからの話だが、もちろんこの時期はライブにも全く行っていなかった。 嫌いになったわけではなかった。 このときも、ちゃんと好きであったことは明白だ。 …ヴィジュアル系は、私の救いであると同時に希望であり、課題である。 「いつか、ヴィジュアル系という文化に少しでも貢献できる人になりたい。」 私の人生の大きな課題だ。 この課題であり希望が、私をヴィジュアル系から遠ざけていた。 壮

        • 遠征準備とライブ参戦時の心意気

          私の場合、基本的に「ライブ参戦=遠征」になるのだが、チケットが取れた後の遠征準備はとにかく時間がかかる。 もう少し手軽にできたら気持ちも楽なのだけど…。 少しでも安く済ませたい気持ちと、あまりケチりすぎてハズレを引いてしまうことや、当日失敗してしまうことへの怖さ諸々で、入念に下調べをする。 宿であればクチコミは必読であるし、会場までのアクセスはもちろん、箱の時のクロークの値段と周辺のコインロッカーの場所と値段を比較する。 夜行であれば、それぞれの便のメリットデメリットを洗

          「運命的な出会い」はいつだったか(2)

          「音楽」好きではない私がヴィジュアル系を聴き始めたきっかけ(1)の冒頭で触れた通り、私が中学生の頃、仲の良い友達がヴィジュアル系にはまっていた。 私が中学生の頃は、ヴィジュアル系全盛期ではなかったものの、ネオヴィジュアル系世代*の全盛期だった。 (90年代のヴィジュアル系全盛期に生きていたかった…と何度思ったことか) (*諸説ありますが、ここでは全盛期ヴィジュアル系バンドに影響されて結成された、2004年代頃に台頭してきたヴィジュアル系バンドを指します。) 周囲がそんな感じ

          「運命的な出会い」はいつだったか(2)

          小さな夢

          私が初めてライブに行ったのは、高校2年生の頃。 運良く、シドが全国ツアーで地元に来てくれたので、なんとか行くことができた。(ライブ初参戦の話はいつか書きたい…) 高校時代のライブ参戦歴はこれが最初で最後。 高校時代は、お小遣いも少ない学生だったので、レンタルCDを借りて聴くのがやっとだった。 そんな高校時代の私は、ライブ遠征することももちろん夢だったけど、 自分の行ったライブがライブDVDになって、それを購入することも夢だった。 ライブDVDになるライブって、大きい会場だ

          「運命的な出会い」はいつだったか(1)

          ヴィジュアル系に出会った頃私がはじめてヴィジュアル系を聴いたのは、中学生の頃。 周りの友達が聴いていたのがきっかけだった。 シドやvistlipを友達が聴いていた。 放送部だった友達が、お昼の音楽にシドのアルバム「hikari」(当時ニューアルバムだった)をうきうきと放送していたことを今でも覚えている。 私はその頃、ヴィジュアル系は聴いていなかったし、ジャンル自体も知らなかった。 友達が話しているのを聞いて、「そんなものがあるのか」程度に頷いていた。 だから、初めて聴いた

          「運命的な出会い」はいつだったか(1)

          はじめまして。

          自己紹介はじめまして。センチメートルです。 地方に住むバンギャ(ヴィジュアル系が好きな人)です。 MBTIは、INFJです。社会人です(ネオビジュアル系世代です)。 INFJは、生きにくい性格をしているとかなんとか言われていることが多いのですが、私はまさにその通りで、頭の中で考えすぎてしまいがちです。 一人でぐるぐる考え込んでは、一人で爆発したりしてなかったり…、 そんな私の拠り所が音楽で、ヴィジュアル系だったわけです。 ※MBTIを全部鵜呑みにしているわけではないです。

          はじめまして。