猫乃目

映画/写真/音楽/本/言語/エロティシズム/フェティシズム…etc

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最近の記事

猫乃目映画譚「Pearl」

映画「Pearl」を観ました。 いわゆるA24作品です。 (A24は映画の配給などを行うエンターテイメント企業。) 大好きなデラックス×デラックスのサクラちゃんがTwitterのリプで「A24映画がおすすめ!」と言っていたので、その中からずっと気になっていた「Pearl」を観てみました。 「Pearl」は「X」という映画の前日譚なので、両方観るとより楽しめそうです。 「X」も近々観ようと思います。 以下個人の感想です。 ネタバレ有りです。 残酷なシーンもあるのでご注意く

    • ねえ三週間ハネムーンのふりをして旅に出よう(ハワイ旅行2日目)

      ハワイ旅行2日目です。 朝はゆっくり起きてコーヒータイム。 13時からヒルトンのタイムシェアについての説明会が有ったので出席。 「…ここからは、時給6万円のミッション…ただ、話を聞くだけで良い…」 (ジョジョ風、主にジョジョランズ風に言ってみました) 何かというと、我が家はヒルトンの会員で「タイムシェア」を利用しているのですが、その新しいプランの説明会で、出席すると60000ポイントもらえるよ、ということで行ってきました。 説明の内容はともかく、60000ポイントあれば

      • 魔法怪談少女

        幽霊は信じますか? 9/21、怪談師祇園百さん(べべちゃん)の初単独ライブに行ってきました。 場所は高円寺パンディット。 高円寺…欲望の街です… お昼を食べて12時半頃に会場へ。 中に入るとべべちゃんが出入り口にいらっしゃいました。 メインビジュアルと同じドレス!可愛い! 可愛いの塊のような魔法少女、それがべべちゃん。 遂に開演の時間。 まずは怪談&オープニング映像。 映像トラブルで一瞬タイムテーブルが見えちゃいましたね。 べべちゃんは怪談の他に、映像制作、グッズ作り、

        • 四星球vsデラックス×デラックス@新宿LOFT(2024/9/19)

          9/19、四星球とデラックス×デラックスの対バンに行ってきました。 平日だけどせっかくだから行きたいね、ということで夫もフレックス勤務にして16時には上がり新宿へ。 新宿LOFTの存在は知ってるけど実際に行くのは初めてでした。 新宿自体は被写体やってた頃によく撮影してたのでよく練り歩いていました。 でもひとりでは絶対歩けない!!!魔境!!! 開場時間が来て、整理番号は70番台だったので早々にライブハウス内へ。上手3列目くらいに行けました。 新宿LOFTにはBUCK-TICK

        猫乃目映画譚「Pearl」

          英語という武器

          「英語って自転車みたいなものなんじゃないの?」 こちらの質問は、ハワイに行く直前に美容院に行った際に美容師のKさんから出た質問です。 自転車は乗り方を一度覚えたら忘れない。 英語もそれと同じなのではないか。 これを読んでる皆さんはどう思われますか? 私の答えは端的に言うと「No」です。 「Yes」と考える方がいても勿論OKです。 答えはひとつではないし、簡単に答えられることでもないからです。 でも、この質問面白かったので考えてみました。 私が「No」と思う理由は「

          英語という武器

          ねえ三週間ハネムーンのふりをして旅に出よう(ハワイ旅行移動日〜1日目)

          9/11から9/15まで5年越しの新婚旅行でハワイに行ってきました。 結婚した直後にコロナ禍になってしまいずっと行けなかったんです。 今年になって「どこか行きたい」ってなって、ずっと叶っていなかった新婚旅行へ行くことにしました。 何故ハワイを選んだか特に明確な理由はないですが、人生に一回は行きたいと思っていたのでハワイへ。 滞在先はハワイ島にある「ヒルトンワイコロアビレッジ」に決定。 因みにタイトルは岡村靖幸の名曲「だいすき」よりワンフレーズ。 私達は三週間は行ってないけど

          ねえ三週間ハネムーンのふりをして旅に出よう(ハワイ旅行移動日〜1日目)

          被写体活動を終了します

          タイトルの通り、猫乃目は被写体活動を終了します。 約一年半の活動でした。 厳密に言うと、全ての撮影をやめる、写真はもう撮らない、というわけではなく、「依頼を受けての被写体活動を終了する」ということです。 なので、私がスタジオに頼んで行っている月一のフォトサブスクは続けるし、友人とのお写ん歩とかにはこれからも行くと思います。 (この辺については別の記事で。) 「やってみたいな」と思って始めた被写体、夫婦でブライダルカメラマンの作品課題に協力したり、ライティングの練習をさせて、

          被写体活動を終了します

          See Me

          「See Me プロジェクト」 これは私が写真集をつくったプランである。 「Mon trésor」というランジェリーフォトサービスを提供しているスタジオのプランの一つで、自分だけの写真集が作れる。 作った写真集は自分だけのものにしてもいいし、販売することも可能である。 私もこのプランで写真集を作った。 なぜ写真集を作ろうと思ったのか。 理由は大きく分けると2つ。 ①被写体をやってみたかったから ②うつ病の自分と向き合いたかって自分を赦したいと思ったから ①については長年

          BUCK-TICKと私

          BUCK-TICKの櫻井敦司さんが旅立った。 10/19の公演中体調不良で病院に搬送されそのまま、ということだそうだ。 現実を受け入れられない、嘘だと言って欲しい、そんな思いと悲しみとで、神経が過敏になってしまった。 私は10代の頃に友人を亡くしているが、その時の気持ちにとても近いものを感じている。 BUCK-TICKを好きになったきっかけは、夫(結婚前)に出会ってからである。その時まで知らなかったのかというと、そういうわけでもない。音楽雑誌などで名前を見たこともあったし、

          BUCK-TICKと私

          おやすみ

          被写体をお休みしています。 理由は色々ありますが、端的に言うと大好きなはずの撮影で精神を消耗してしまったからです。 「撮りたい」と「撮らなきゃ」が分からなくなってしまいました。 写真も撮影も好き、なのに物凄く疲弊する。 悪いことは続くもので、撮影時にかなり大きなトラブルにも巻き込まれました。 パニックも起こしてしまい自分で自分が制御できなくなりました。 「一旦撮影をストップしよう」 私と夫で話し合って決めました。 辞めたいとは思っていません。寧ろ辞めないため、今後も続けて

          おやすみ

          密葉フウカが生まれた日

          先日都内で撮影を行った。 衣装は念願のセーラー服。 セーラー服は神聖な服であるというのが私の信条なのでしっかり撮影したかった。 (セーラー服に限らず制服というものが神聖であると最近は思うようになってきた) セーラー服って、年いくつなの!?とか思うかもしれないがどうかそこは突っ込まないでいただきたい。この年齢になったからこそ、強い意志を持てるようになったからこそできた撮影である。 これからもまた違ったコンセプトでセーラー服の撮影が出来たら嬉しい。 Instagramに「地下出

          密葉フウカが生まれた日

          きみはどこにもいない、だけど

          ※この記事は私の過去、そして最近報道されたニュースに関して触れています。 ※自傷や自死についても述べます。不快に思われる方はスルーしてください。 ********************************************** タイトルは私を救ってくれたアーバンギャルドの「粉の女」のワンフレーズです。 読んでくださる方は↓スクロールしてくださいませ。 最近報道されたニュース、留学していた男子学生が海辺で見つかった。それも、とても残念な形で。 本当に悲しくてや

          きみはどこにもいない、だけど

          ポートレートモデル

          なぜポートレートモデルをはじめたか。 随分前に同じようなことを書いたかもしれないが改めて端的に書き出してみると次のようになる。 ・10代の頃にポートレートを見て自分もやりたいと思ったから ・↑のやりたいという気持ちは何歳になっても消えなかったから ・どんな人でも見た目でも年齢でも性別でも美しいし、なりたいものになれるということを自分自身に証明したいと思っているから 以上の3つである。 今日は特に3つ目について述べていきたい。 何度かInstagramやTwitterで発信

          ポートレートモデル

          特別展「毒」

          毒を以て毒を制す 毒にも薬にもならない そんな言葉が存在するように、 特別展「毒」に行くまでも私達にとっては毒は遠い存在ではなかったはず。 だけど、特別展「毒」に行くとよりそれを感じられる。毒とは何か、から始まり、様々な毒があること、毒に耐えること、毒と共存すること、あらゆる面から「毒」を考える。 とてもボリュームのある展示だったので正直物凄くエネルギーを消費した。 個人的には毒そのものも勿論ロマンだが、毒の研究のためにホルマリン漬けにされた生き物たちや、採取され標本にさ

          特別展「毒」

          ポートレートモデル

          これまで私は接客業、事務職を経験してきた。 どちらかといえば責任感が強い方だと自負していた。仕事は受け身ではなく自分で取りに行くものだし、周囲に気を配るのも仕事のうちだと考えていた。 結果、うつ病になった。 働かなくてはならないということが強迫観念になり、休職中も退職してからも次の仕事に繋がるよう資格の勉強をした。ひとつはスクールに通う途中パニックをお越し電車に乗れなくなり、結果として出席日数も足りなくなり、退学。もうひとつは、これは正直試験の協会やネットの情報にも悪い点

          ポートレートモデル

          赦せるように、愛せるように

          私は去年うつ病と診断され、休職→今年3月に退職、現在も本調子ではないので働かず、通院と服薬で治療を続け、家のことや資格の勉強をできる範囲でやりながら、夫と猫2匹と暮らしている。 うつ病とはっきり診断されたのは去年だが、思えばその兆候は10代の頃からあったと感じている。 未だに覚えているのは、高校入学のとき、確か入学式が終わって最初の授業が始まる日の朝、家で涙が止まらなくなり、母を困惑させてしまったことだ。駅に行かなくては、電車に乗って学校に行かなくては、と頭ではわかっている

          赦せるように、愛せるように