見出し画像

フリーランス営業術~営業はガッツがありすぎると逆効果~

 「声のお仕事をやらせていただくために、どんなところへ営業したらいいんだろう?」調べ方、やり方に関しては書いてきましたが、ある程度やり始めて「もっと広げていきたい!」と思った時には何をしたらいいのか?については書いていませんでした。

 なので今回は、僕がやってきた“新規開拓の営業”に関して書いていきます!

 やり方も、お仕事の種類も選ばなければたーくさんあります。ありすぎてどれからてをつけていいのかわからなくて、やらない人も多いかもしれません。そんなときはとりあえず片っ端からやってみましょう。何が当たるか分かりませんからね。

・フリーで声をお仕事をやり続けるには?

・営業したくない!人へ向けて


【1.就活と似ている】

 制作会社様がまとめられているサイトがいくつかあります。一社、一社ホームページに繋いで「ここはナレーターを必要としてそうかな?僕の声は合うかな?」を考えていきながらリストアップします。そして一社づつ営業連絡をして行く。これだけです。

 もう、就活と同じですね。って、就活したことないからわかんないですけど。何度も書いていることなんですが、営業は地道です。必ずお仕事に繋がるかも分かりませんし、お返事が来ないこともほとんどです。

 なんだか時間の無駄に感じてしまい、だったらすぐにお仕事に繋がりそうなSNSの募集に応募したり、クラウドソーシング(これらがいけないわけではないですよ)にアクセスしたほうが楽かも‥と思ってしまいます。

 ただプロのお仕事は少ないです。主に“単価面”で。自分はどこを目指しているのか?それはそこにあるのか?闇雲にやたらめったら営業をしてもそれこそ時間の無駄になってしまうので、何となく応募する、みんながやっているからやろうはやめましょう。それ、みんなやっていることなので。

 営業をする時には何をしている会社で、どんな人を欲しているのか?をしっかり調べてから連絡しましょう。ナレーターのお仕事を必要としていない所へ営業しても“うちで何をしているのかわかってないな”と、逆効果になってしまいますからね。


【2.営業の固定概念を無くす】

 「お仕事が欲しい!」程度の差はあれど、おそらく大体の方が思っています。だから営業をします。営業というと新規取引先を見つけることだと思われがちですが、何もそれだけではないと思っていて。

 では、ほかにどんな営業方法があるのか?それは‥しばらく連絡がなかった過去の取引先に連絡をすることです。少し難しい言い方をすれば“リコネクト(再び繋がる、再接続をする)”をすることも含まれています。

 同業者やSNSで繋がっている人に“お仕事をください!”と言って回るのは、僕の経験上、やればやるほど人もお仕事も離れていく気がします。

 積極的に「お仕事ください!」と行くのもガッツがあっていいですが、やる気のありすぎる人は視野が狭くなっていしまうんですよね。

 自分がお仕事をしたい!が、先にあり、配慮を蔑ろにしてしまいます。何でそんな事が言えるのか?それは、僕が気付けなく失敗してきたからです。

 スタジオに呼ばれたい、お仕事がしたい、実績を一つでも多くするにはどうしたらいいのか。考えている事が全部“自分だけ”だったんですね。そういう人ってわかるんですよ、あぁ、周りのこと考えてないなって。特に始めた手の人にありがちな考えなんですが

ここから先は

3,306字
この記事のみ ¥ 400

正直に言います。話を上手くするため、映画を見たり本を読んだりのお金に当てます。直近、島に暫く住む予定なのでそちらの生活費に。