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軽い鬱かもしれない…

今日の日中はずーっと宅急便屋さんの集荷を待っていたのだけど、依頼した時間になっても一向に来る気配がなかったので、出かけるにも出かけられず、自宅で何時間も無為に過ごしてしまった。もしかして忘れられてる? こういうの2回めだよね…? 今日は流石に不安だったのだけど、約束の時間を4時間過ぎた17時ごろ、担当のおじさんが「すみませーん!」とやってきた。どうもドライバーさんの方には「集荷依頼がキャンセルされた」という情報が伝わっていたらしい。今は人手不足なんかもあって大変な時だろうから、まあこんなこともあるか、とクレームは言わないことにした。わたしがドライバーさんの立場だったら毎日何かしらトチっていただろうと思う。運転も集荷も配送も、なんて、よく考えたら超人的な仕事だ。まわってもらえるだけでもありがたい。

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円形脱毛症はあらたに小さいのがちょびちょび増えてきているようで、とくに後頭部はボブスタイルにもかかわらずショートカットみたいに毛量が少なくなっている。パート先の人も薄々気づき始めているかもしれない。まだあえて誰にも言っていないんだけど、言ったら言ったで心配されてしまうと思う。人目が気になってしまうのでいったん退職しようか…と悩んでいるのだけど、どうしよう。来月せっかく親睦会があるのに、このタイミングで去るというのもなんかね。ストレスが溜まってます!というほど働いていないのに、なんだか情けない。帽子を被りながらでも頑張って続けるべきだろうか。

お風呂上がりにドライヤーをかけると、ハラハラハラハラと髪の毛が落ちる。それを掃除機で吸うところまでが日課となった。あまり悩まないようにはしているけれど、じわじわと精神が参ってくる感じがあって、どうも自分は軽い鬱なのかな、という気がしている。わたしのこれまでの経験からすると、仕事に慣れて充実し始めた頃に不調が出始める。もともと精神科の病気があるからストレス耐性がないのと、まあ働くのに向いていないのでしょうね。パートをどうするかはもう1週間考えようと思う。

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寝る前に気持ちを落ち着けたくて、すこし読書をした。『戦後と私・神話の克服』(中公文庫)という江藤淳の随想集。まだ序盤しか読んでいないけど、のっけから感動(感服??)している。誰かを言い負かそう、論破しようという評論家?が多い昨今だけど、江藤淳はそういう表面的なところで戦っている人ではないというのが読んでいるとわかる。自分は先の戦争(また戦後)をどう感じ、どんなふうに生きてきたかという、一人の生活者としての素朴な視点を大切にしているし、批判をするにしてもいちいち言葉が内省的なのだ。鋭利な言葉は、著者自身にこそ向いているという印象を受ける。SNSをやっているとすぐ感情を煽られて反論したくなることがあるけど、ああそんな必要はないんだよな、もっと大事な心の奥深くの問題、言葉のやり取りがあるはずなんだと思い知らされる。いつも読んでるエッセイよりちょっと難しい内容だけど、一応日文科卒なので諦めずに?少しずつ読んでいこうと思っている。

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