以下は、拙作『卡斉政要_ポーランドの大改革と革命戦争』の一部です。皆さんにお役に立てる内容であり、そして、紹介出来る人物や文献もあると思いますので、宜しければご覧くださいませ。
1 小説 第四章 第四話
自己統治と共感や理解による社会構築
2 解説と紹介
Ⅰ貞観政要
今回の拙作は、『貞観政要』という東洋の帝王学の主著の一つを参考にしている。
Ⅱ 三人の主人公
今回の拙作の主人公は、三人であり、ポーランド・リトアニア共和国の国王「カジミェシュ三世」と、二人の執政官「ちーさら」と「秘書」である。
Ⅲ プラトン先生とクセノポン先生
上記の二人の先哲は、両者ともソクラテスの弟子であるが、その思想や方向は異なっていた。しかし、両者とも、哲学や思想並びに文献を通じて、人類のより善い成長や進歩に大きく貢献した。
いずれ、経済・時間の余裕を確保して、英語をもっと勉強し、西洋哲学の文献を精読・熟読・味読できるようにすることを志す。
Ⅳ コフート先生
自分を生んだ女性とその父は、自己愛性パーソナリティ障害(NPD)に罹っている可能性が極めて高い。そんな障害の研究に先鞭を着けたのが、コフート先生であり、生前、数多くの激しい否定や批判に晒され、晩年は生命保険が適用されず、末期癌に苦しみながら、心身共に疲弊し切ったままお亡くなったが、先生の偉業によって、今日の精神医学、そして、自分と父の人生は大きく救われ、そして善く進展していった。先生に深謝の念を示します。いずれ、先生の偉業も学び受け継がせて頂きます。
Ⅴ 自己統治
私達が生きているのは、言うまでもないことである。と言えるのは、生物学的意味としてであり、哲学的・社会的に深く再認識していけば、果たして私達は本当に生きているのだろうか?それを考え直しつつ、新しくかつ自ら生きていくことに挑むべきではないだろうか?
Ⅵ 「おもてなし」の心『仁』
日本の文化である「おもてなし」は、元来、個人や家庭内で育んだ思い遣りの心を、門を出て、則ち、家を出て社会で働く時、他者に対してもその心を以て接して、仕事をしたり、人間関係を良好に構築していったりするものであり、また、祭事も元来、利害損得を超越して、時空や生死を繋ぐ「敦厚で純朴な心」即ち「神(時空や生死の間)を降ろしては、祀って、交わる(学ぶ)心」を生し育む行事であろう。
朱子学は、これらの哲学観をもう一度学び直すのに大変参考になる学問の一つであろう。(*もちろん、朱子学には重大で致命的な欠点や弱点、問題点や過失もある。)
Ⅶ 心理学
ここnoteでは、心理学の紹介やそれを仕事にして報酬を得ている方々もいらっしゃる。パロディーや無料で軽い紹介はともかく、本当にそれを主題にしたり、有料で紹介や説明、ましてや、カウンセリング等をビジネスとするのであれば、信義誠実の原則をはじめ、責任感や義務感、精確性や客観性、情報公開や公平公正さを、どうか確りと実現なさって下さい。
自分は心理学に関する資格は一切ありませんが、独学で独自に学習や研究しており、またお世話になっている、プロで信義誠実の原則を体現なさっている本物の先生もおります。
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利用者の方々は、どうか御自身でも確りと選択や判断なされて下さいませ。また、本気で立派な心理学者や心理カウンセラーを志されていらっしゃる方々には、深謝の念並びに、言葉先だけで、大変心苦しいですが、心から応援しております。ご成功を心より願っております。
3 結語
明日の午後から、拙サイトの更新を行います。また、思っている以上に小説の執筆が進みません。ですが、これは良い意味でです。やはり、哲学小説は、もっと広く深く学習・研究してこそ、完成するものだと、本日は、改めて痛感致しました。
読んで下さった方々に、深謝しております。必ずや、ご理解とご協力下さったちーさらさんと東暮さんに恥じないよう、購入して下さる読者の方々が喜び楽しめ、かつ、考え学べる作品になるよう、そして、夢の記憶で出会った、ポーランド人のおじさんとベトナム人の後輩との約束を果たすために、一生懸命に奮励努力いたします!