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【日常生活】旧正月(テト)を都市部で過ごしてみた

ベトナムバイク旅25日目を更新しました!
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明けましておめでとうございます!
今年は、旧正月(テト)を都市部で過ごしました。
伝統的な過ごし方とは少し異なりますが、
備忘録として綴っていこうと思います。


◇テト元旦

⭐︎水やり

今年は地方に帰らないことを知った知人から、
「テト期間中、この植物に水やりをしてほしい」
と頼まれました。
2日に1回水をやらないと枯れてしまうそうです。
以前はバラを育てていましたが、
この種類の植物もなかなか魅力的ですね!

ベトナムの旧正月(テト)の最初の3日間
「旧正月初日は父親の日、2日目は母親の日、3日目は先生の日」
と言われるように、伝統的な旧正月の過ごし方があります。
特に元旦は、家族と大切に過ごし、新年の幸運を願います。

テト1日目— 家族の日(父親の日)
・祖先へのお参り:祭壇に線香を供え、新年の感謝と祈りを捧げる。
・新しい服を着る:赤や黄の服を着て、幸運、富、喜びを表す。
・お寺に行く:旧正月の初日にお寺で線香を供え、家族写真も撮る。
・水やり:家の中の植物に水をあげて、活力の感覚をもたらす。
・幸運をもたらす食べ物:バインテト、バインチュン、豚の角煮
・父方の親族を訪問:両親や兄弟と過ごし、特に父方の親戚を訪ねる。
・年長者へのあいさつ:健康や幸福を願い、お年玉(年賀)を渡す。
・子供へのお年玉:子供から新年の挨拶があれば、お年玉を渡す。
・最初の訪問者:家に最初に入る人が運気を左右し、縁起の良い人を選ぶ。

その時にソーセージもいただきました。
乾燥しているタイプなので常温で保存できますが、
開封後は空気に触れるため、
念のため冷蔵庫に入れておきます。

中国では、広東省や四川省のソーセージが特に有名です。
一方、ベトナムでは、
ソクチャンソーセージやカイレイソーセージが知られています。
現在、ベトナムのソーセージは、
ソクチャンで最も多く生産されており、
ピアケーキと並ぶ名物料理になりつつあります。

この料理は中国が発祥で、中国のソーセージは、
ひき肉と豚脂を酒や砂糖と混ぜ、
乾燥させた豚の腸に詰めて自然発酵させて作られます。
乾燥ソーセージは「ドライソーセージ」とも呼ばれ、
甘みがあり、長期保存が可能です。

☆アオザイ

朝起きると、すでに来客がありました。
テトの日には、新しい服を着るのが一般的で、
アオザイやワイシャツを着るのが定番です。

「ソン・ダット」は、
ベトナムの旧正月に行われる伝統的な習慣で、
新年最初に家を訪れる人が
その年の運勢を左右すると信じられています。
縁起の良い人を最初の訪問者に選び、
幸運や繁栄を願う文化です。
私の家はあまり厳しく気にしませんが、
元旦に家族以外の家を訪れる際は注意が必要です。

来客の方がアオザイを着ていたので、
急いで押し入れからアオザイを取り出しました。

アオザイとは、ベトナムの伝統的な衣装で、
特に女性の服として有名です。特に祭りや結婚式、
その他の重要な行事などでよく着用されます。

着た後、「良いね」と言われましたが、
「なんでしわくちゃなの?」とも言われたので、
急いでアイロンをかけることになりました。

アイロンは苦手な分野で、
アオザイ一着に1時間くらいかかりました。
水を入れて適当にスチームをかけながら
仕上げましたが、改めてアイロンの使い方を
ちゃんと勉強しないとなと思いました。

普段、地方に戻るときは、
アオザイを借りることが多いです。
アオザイの貸し借りはよくあることで、
体型が似ていれば問題なく着ることができます。

ズボンの生地は滑らかで、とてもきれいですね。
まるで獅子舞のズボンかと
錯覚してしまうこともあります。

ワイシャツも急いでアイロンをかけました。
本来なら事前に準備するものですが、元旦に
みんなと会った後に慌てて準備しました。

旧正月の初日にしてはいけないこと:
1. 家の掃除(床を掃く)やゴミ出しは避けてください。
2. 水や火を貸さないようにしましょう。(お金やライター)
3. 借金を避けてください。
4. 罵り言葉や悪い言葉を使わないようにしましょう。
5. 物を壊したり砕いたりしないように気をつけてください。
6. 不運を呼ぶ食品は避けてください。
(イカ、ホビロン(南部/中部)、犬肉、アヒル肉、エビ、ドリアン、
バナナ(南部)、マムトム(北部)、レンギョ(ハクレン属の魚)、白粥等)
7. 髪を切るのは避けましょう。
8. 洗濯をすることは避けてください。
9. 針と糸の使用を避けましょう。

家には赤と白のアオザイだけと思っていましたが、
まさか黄色のアオザイがあったとは驚きです。
自分で買ったことさえすっかり忘れていました。

元旦に火(ライター)を貸さないという風習には、
良い意味での応用と悪用の両方があります。
火は「心の灯火」や「運」を象徴するとされ、
お正月には特に大切に考えられます。

例えば、「今年は大事な面接があるから、運を分けてほしい」と言って
ライターを借りようとする人がいました。
これは、火(運)を借りることで自分の運気を上げようとする考え方です。

一方で、成功者やお金持ちのライターをこっそり持ち去り、
その運を奪おうとする人もいます。
そのため、カフェのテーブルに置いたライターが
いつの間にかなくなってしまうことも珍しくありません。

この風習を信じるかどうかは人それぞれですが、
お正月にはライターをテーブルに置きっぱなしにせず、
ポケットやカバンにしまっておくのが安心です。
これらは実際にあった話です。

☆グレープフルーツ

お正月の準備が間に合わず、急遽、
冷蔵庫にあったグレープフルーツを使って
飾り付けを作ることになりました。

ベトナム語で「財禄(タイ・ロック」と
書こうと思いましたが、2つの果物が必要なので、
代わりに「福」にしました。
まるで書き初めのような感覚ですね。
適当ではありますが、これも良い思い出です!

「開筆」はもともと学者や官僚の習慣でしたが、
次第にベトナム全体で新年に行う伝統となりました。
この習慣では、新年の初日に新しい紙に書き始めることで、
学業や仕事の成功、そして幸運を祈ります。
また、旧正月には「書」をお願いする風習もあります。
人々は、知識のある儒学者や書道家の家を訪れ、
対句などの文字を頂き、それを家に飾って、
家族の幸運や繁栄を願います。

☆豚肉

本来は、バインテトや豚の角煮で
元旦を過ごしますが、テト前に食べたので、
自家製の豚骨ラーメンをみんなで食べました。

お正月は豚肉が王道なので、
豚骨ラーメンも豚が入っていて、
縁起がいいかな、なんて思いながら食べました。
ラーメンで縁起を担ぐという新しい試みです!

☆お年玉

ベトナムでは、健康や長寿を願って
家族の年長者にお年玉を渡すことがあります。
両親や祖父母に気持ちを込めて渡すのが一般的です。
ただし、家族内での立場(長男など)にもよります。
また会社の同僚同士でもお年玉を渡します。
年賀に近い、新年の挨拶のようなものですね。

☆街を散策

アオザイを着て街を散策しました。
朝はアオザイを着ている人が多かったのですが、
夜になるとあまり見かけませんでしたね。
中心地の方に遊びに行ったのかもしれませんね。

テトといえば、竹製の飾りとお花が欠かせません。
ここはフォトスポットにもなっていて、
いろんな人が写真を撮りに訪れています。
先日も、白いウェディングドレスを着て
結婚式の写真を撮っている方がいました。

元旦は、店が開いていないことが多いです。
個人商店の場合、元旦だけでなく、
その次の週末(2025年2月9日)まで
店が開かないこともよくあります。

外資系のコンビニやお店は、
元旦でも営業していました。
韓国系のお店で、ほんの少し飲み会をしました。

店員さんは「家にいてもすることがないから、
働いたほうがまし」と冗談を言っていました。
それでも、表情や態度からは、
少し寂しいという気持ちが伝わってきました。
ベトナムにはチップ文化はありませんが、
正月の気持ちを込めて、少し多めに渡しました。

これはメニューには載っていないものですが、
正月ということで特別に提供していただきました。
かぼちゃの種です。

やっぱり正月と言えば、
種を食べながら雑談をするのが定番ですね!
雑談をしなくても、一緒の空間にいながら
種を食べるだけで、正月らしい気分になります。

◇テト2日目

翌日は、他の方のお家に遊びに行きました。
普通のポチ袋ではちょっと面白くないと思い、
絵を描いたオリジナルのポチ袋です。
蛇を追加して、背景を赤色にして、完成です!

特に2日目は、母親の日として大切にされています。

テト2日目 — 母親の日
・祖先へのお参り:祭壇に線香を供え、新年の感謝と祈りを捧げます。
・お寺に行く:旧正月の初日にお寺で線香を供え、家族写真も撮ります。
・母方の親族を訪問:両親や兄弟と過ごし、特に母方の親戚を訪ねます。
・幸運を求めて出かける:民間信仰では、
 この日は新しいことを始めるのに適しており、
 北に向かうと財運、南東に向かうと恋愛運が良くなると言われています。
・春のお出かけ:兄弟や友人、恋人と一緒に春のイベントを楽しみます。
・塩を買う:年初に塩を買うことで悪霊を追い払うと信じられています。
・掃除:元旦は運気を逃さないように掃除を避けますが、
 2日目には軽く掃除をして生活空間をリフレッシュできます。

⭐︎フラワーパーク

一緒に行こうと誘われたので、
期間限定のフラワーパークに行ってきました。
コスモスとマリーゴールドが綺麗に咲いていました。

竹と藁で作られた門です。
自然の素材ならではの温かみがあり、
まるで昔の村にタイムスリップしたようです。

「大いなる富の霊蛇」
(リンヴァット・リン・サー・ダイ・フー)です。
折り紙の技術が使われており、独特なデザインです。

普通の蛇が長い時間をかけて、
天と地の精気を吸収したり、
道教の教えに触れたりして、霊的な覚醒を迎え、
神聖な存在へと成長します。

神蛇(タンサー)や霊蛇(リンサー)と呼ばれ、
動物の枠を超えて、
神通力や霊的な力を持つとされます。

死後や霊界では、神蛇は巨大で、
何十キロメートルもの大きなサイズで現れることがあります。
神蛇は病を治す力を持っており、信者がその近くに行き、
祈りを捧げることで病気が治ると信じられています。

特に北部では、蛇は守護者や繁栄をもたらす存在として崇拝されており、
農業社会の人々の精神的な支えとなっています。 
南部のメコンデルタ地域でも、
蛇は自然や水の精霊として信仰されています。

ベトナムの伝統的な書道を行う人々です。
特に、旧正月(テト)の時期に街角で書道を披露し、
その時期が最も稼ぎ時となります。

ドー紙はベトナムの伝統的な手作りの紙で、丈夫で独特な質感があり、
ディエップ紙は別の種類の紙で、ドー紙よりも薄いことが特徴です。
どちらの紙もドンホー絵画でよく使われます。

福祿寿(フック・ロック・トー)です。
ベトナムの伝統的なシンボルで、
特に旧正月(テト)の時期に広く見られる
幸福、繁栄、長寿を象徴する三つの神様を指します。

これらの神様は、中国文化に深く根付いており、
「タム・ダー」とも呼ばれています。

アオザイのレンタルサービスがありました。
服だけでなく、傘や帽子などの小物も揃っていて、
写真を撮るためだけならとても良いと思いました。

・アオニャットビンは、主にグエン朝の皇族女性が着用した礼服です。
この衣装は、中国の明朝の衣服に影響を受け、
グエン朝によって取り入れられ、独自に発展しました。
最大の特徴は、長方形の襟と、前の合わせ部分が結ぶデザインです。
模様の配置や色彩は着る人の身分や地位によって決められており、
一目でその社会的立場がわかる仕組みとなっています。

・アオグータン(五身衣)は、
南部の広南国(南ベトナム)の第8代君主、
阮福濶(グエン・フック・コアット)の時代に発展し、
特に1744年以降の南部の服装改革を通じて、
南部の伝統的な衣服スタイルが確立されました。
この衣装は後のアオザイの原型となったとされています。

ちなみに、北部では後黎朝/ダンゴアイ政権(1428年-1789年)と
南部の広南国/ダンチョン政権(後のグエン朝)が対立していた時期
でもあり、北部ではアオトゥータン(四身衣)が使用されていました。
数世紀にわたる戦争を経て、
1802年に初代皇帝ザーロン帝(グエン・フック・アン)が統一を果たし、
グエン王朝を創立、ベトナム中部のフエに都が置かれました。

・アオイムは、庶民の女性が
日常的に下着やインナーとして着用されていました。

・アオザイは、「アオ・グー・タン」を西洋化したもので、
現在のベトナム(キン族)の伝統衣装として広く認識されています。

1947年、北部のベトナム民主共和国の主席が「新生活」運動を開始し、
その中で「長いアオザイではなく、短いシャツに切り替えるように」
と呼びかけました。長いアオザイは動きにくく、作業にも不便であり、
布地を無駄に使い、短いシャツにすれば布を節約でき、
年間で2億ドン(約100万円)以上節約できるという主張です。
この運動は次第に北部の人々に受け入れられ、一時期、
北緯17度線以北ではアオザイが着られることが少なくなりました。

その一方で、南部のベトナム共和国では、
アオザイが依然として着用されていました。
現在では、アオザイは高く評価され、
世界的にその美しさが認識されています。

「招春百福(チウ・スン・バック・フック)」
と書かれており、イベントのテーマでもあります。
この言葉には「春を招き、無限の幸せをもたらす」
という意味が込められています。

旧正月に飾る五種類の果物です。
こちらの皿には、
北部と南部の果物が混ざっています。

具体的に言うと、皿に載っている果物の中で、
梨、釈迦頭、レキマは主に北部で使われます。
一方、パイナップル、マンゴー、葡萄、ココナッツは南部で使われます。

ちなみに、南部では釈迦頭の代わりに、
同じアノナ科のサワーソップを供えることが一般的です。

ホアマイ(Ochna integerrima)は、
ベトナム南部で旧正月に飾られる黄色い花で、
春の訪れを告げる花としても知られています。
森に自生するホアマイは、花弁が5~9枚、
時には12~18枚になる種類もあります。

「トー・ヘ」は、普通の米ともち米から作られた
ベトナムの伝統的なおもちゃで、
食べることができます。
特にベトナムの北部の田舎で、
トー・ヘを作ることは大切な民俗文化となっています。
南部では「ボット・ナン」の方が通じます。

最近では、人工的な染料を使って色をつけることが多いので、
安全性に気を付ける必要があります。

元々は供物として使われており、孔雀や鶏、水牛、
牛、豚、魚などの動物の形が多かったですが、
最近では商売のために干支の動物や、
人気キャラクターを作ることが増えました。

トー・ヘの起源は中国にあり、そこから華人によって
南部ベトナムに伝わったとされていますが、
正確にいつ伝わったかは不明です。
別の説では、北部の職人たちが南部に移住してきたことで
広まったとも言われていますが、
南部では北部ほど広がりませんでした。

鉛筆画です。日本にも似顔絵はありますが、
ベトナムでは似顔絵において、
アニメ風の絵よりも写実的な絵が好まれます。

これはへちまの蔓(ツル)です。
へちまの実は見当たりませんでしたが、
暑い中、ここを通ると、
他の場所と比べてとても涼しく感じます。

竹の強さと柔軟さ、成長の速さから、
ベトナムでは家を作ったり、伝統的な楽器や
農作業において重要な役割を担っています。

聖ギオンの伝説は、ベトナムの民間伝承「四聖人」の1人であり、
特に愛国心や英雄的精神を象徴する物語です。
この中で「竹」は重要な役割を果たします。
聖ギオンは、アンの軍との戦いで剣が折れ、
近くに生えていた竹を武器として戦い続けたと伝えられています。

聖ギオンはハノイ近郊のフードン村出身で、
毎年ハノイでギオン祭りが開催されます。
祭りでは、「聖なる福」を奪い合う風習があります。
祭りでは、敷物や竹の花、キンマ、
ビンロウジュの実を奪い合う儀式が行われ、
竹の花を盗んだ者には新年に幸運が訪れると信じられています。

ハノイ市委員会は
「これは文化的な伝統であり、
重要なのは努力して勝ち取ること」としていますが、
この風習が原因で乱闘が起きることもありました。

国立遺産委員会は
「個人の欲望を満たす行為であり、
文化とは言えない」と批判しています。

2016年のハノイ市ソック寺院での祭りでは、
警察やボランティアが警備を行いましたが、
数百人の若者が祭りの秩序を乱しました。

しかし、2017年以降は、
兵の動員や実施体制を変更することで、
乱闘を防ぐことができました。

スターライトブリッジも
旧正月仕様で赤い飾り付けがされていました。
夜になるとライトアップされ、非常に美しいです。

テト期間中でも注目ニュースは、交通事情でした。
ここには信号機に加えて、カメラもありますね。
ベトナムでは、国民の管理を目的とした
AIカメラの設置が進んでいます。

「ファット・グオイ(冷罰)」という言葉は、
交通違反が発生したその場ではなく、後から適用される罰則を指します。
監視カメラや技術機器によって違反が記録され、後日、
警察が違反者に通知とサイトでの公開で、罰金を支払うよう求めます。

この冷罰の呼び方は、熱罰と区別するために使われます。
「ファット・ノン(熱罰)」は、違反が発生した直後に、
その場で罰則が適用されるケースです。
「グオイ(冷たい)」という言葉は、食べ物が冷めるように、
罰則の適用が時間差で行われることを比喩的に表現しています。

政令166/2013/ND-CPでは、
管轄当局が行政処分の執行を強制するために、
以下の措置を取ることが明確に規定されています。

・給与や収入の一部を差し引く、
 または違反者(個人・組織)の銀行口座から直接罰金を差し引く。
・罰金相当額の資産を差し押さえ、競売にかける。
・行政処分の執行対象となった個人・組織が、
 違反後に意図的に財産を隠した場合、
 第三者が保有するその財産を徴収することも可能。

つまり、罰金未納者には給与差し押さえ、
口座からの自動引き落とし、資産の強制売却といった
厳しい措置が適用される可能性があるということです。

不動産に関する投資詐欺について話していました。
売買契約書が賃貸契約書にすり替わった事例は、
かなりひどいと感じました。

建設前の段階で購入すると、比較的安く手に入れることができますが、
担当者が変わると、プロジェクトが中断されることがよくあります。
これは担当者の交代や資金調達の問題、
あるいは企業方針の変更によるものです。
特に川沿いのエリアは、公園計画などの影響を受ける可能性があり、
開発が難しいことが多いです。

⭐︎スーパー

2日目には、大きなスーパーが開いていましたが、
ほとんどの店はまだ閉まっていました。
バインテトなどは真空パックされています。

南部の円柱型は「バインテト(バナナの葉)」、
北部の四角形は「バインチュン(ドンの葉)」です。

ドンの葉(Stachyphrynium placentarium)は、
マラン科(Marantaceae)の植物の一種です。

一方、クズウコン科(Commelinaceae)の葉は
形状が似ていますが、別の科に属します。

店員さん同士は新年の挨拶を交わしており、
比較的若い人が多かったので、
「新しい彼女ができるといいね」と
冗談を交えながら話しているのが聞こえてきました。

お菓子です。蓮や龍、獅子舞のデザインです。
個人的には、金色の女性のデザインが施された
クッキーがとてもおしゃれだなと思いました。

いびつな形をしたパイナップルですね。
日本では、規格外の商品は廃棄されたり、
格安スーパーに回されることが多いですが、
ベトナムでは、いびつなものも正規の値段で
売られています。味は変わらないですからね。

虹色菜は、赤ビーツの仲間の葉物野菜です。
根ではなく、葉や茎が発達するのが特徴です。

地中海で最初に栽培化され、
後にヨーロッパ全土で栽培されました。

茎は通常白色ですが、黄色や赤色の種類もあり、
特にカラフルな品種が人気です。その為、
ベトナム語で「虹色菜」と呼ばれています。

北京ダックを包むための皮です。
北京ダック以外の料理にも応用できそうですね!

オリオンから旧正月限定のチョコパイが出ていました。
スイカ味と書かれていて、外側も緑色だそうです。
とても気になりますね!

正月と言えば、やっぱり家族団らんですね。
家族団らんと言えば、みんなでゲームをします。
デジタルではなく、アナログのゲームをして、
家族と楽しい時間を過ごします。

お正月と言えば、飲み会ですよね。
飲み会と言えば、ルーレット!ということで、
こちらでもルーレットがありました。
カラオケなどでもよく見かけますが、
ルーレットには一気飲みなどの項目もあって、
みんなで盛り上がるにはぴったりです。

これも飲み会で使うカードですね。
特に若い人同士の飲み会ではよく使われ、
一気飲みや秘密の暴露など、
ちょっとハプニングが楽しめるものです。
去年の飲み会で遊びましたが、盛り上がりました!

日系のコンビニなので、日本の商品が揃っています。
ブルボンという会社から出ているお菓子ですが、
いつの間にかこんなに小さくなっていました。

きのこの山も、箱のサイズが変わっていました。
異国のコンビニでさえ、こういう変化を感じて、
ちょっと不思議な気持ちになりますね。

YUKIMIですね!
王道のバニラしか食べたことがないですが、
抹茶やチョコも気になりますね。

ゆきみといえば、
どうぶつの森のゆきみちゃんを思い出しますが、
英語名はYUKIMIではなく、Flurryなんですね。

2024年に3DSのあつ森にはまったのですが、
その2か月前に3DSのオンラインサービスが
終了し、ハマるタイミングが遅すぎたことが、
人生の中でトップ3に入る後悔ですね。

タロイモ入りのミルクティー、美味しそうですね!
今年はタロイモシリーズを作ってみたいですね!

ひまわりの種を買いました。
タイからの輸入品で、
3種類のひまわりの種がありました。
今回買ったのは、五香粉風味のひまわりの種です。

五香粉は広東省発祥の料理で使われるスパイスで、
料理における 5 つの基本的な味
 (塩味、甘味、酸味、辛味、苦味) のブレンドです。

五種類のスパイス(シナモン、クローブ、
八角(スターアニス)、フェンネル、花椒など)
が含まれており、風味は甘辛い、香り高いです。

細長くて黒いのが特徴です。
噛んで中身の種を取り出します。

このひまわりの種には、
五香粉とは程遠い、甘草、ディル、塩、
人工甘味料のスクラロースが含まれていました。
口に入れた瞬間から甘ったるさが広がり、
殻を噛むと匂いだけで
吐き気を催すほど甘い香りがしました。

一つ一つ種を食べるより、
何個かの殻を先に取ってから一気に食べるほうが、
味が濃厚で美味しいです。

しかし、数日と食べ続けるうちに味覚と嗅覚が慣れ、
気づけば普通に食べられるようになっていました。
ただ、あまり体に良いとは言えなさそうなので、
次は別の味を試してみようと思います。

アイスを購入したのですが、蓋が緩んでいて、
少し中身が見えている状態でした。
とても不思議な光景でした。

商品ページを確認すると、
通常はしっかりと蓋がされているようなのでC
輸送中の振動や衝撃が原因なのか、
温度変化による内部圧力の変化なのか、
製造時の不具合や、誰かのいたずらなのかと、
さまざまな可能性を考えました。

◇テト3日目

⭐︎飾り

漢字に直すと、「安康盛旺」です。
「健康で繁栄しますように」 という意味の吉祥句で、
新年(特にテト)の挨拶としてよく使われます。

その他に、「祝慶年新」「萬事如意」「體健繁盛」
「新年發財」「福祿壽財」「家庭幸福」「錢入如水」
「萬事安寧」「吉祥如意」「平安無事」「發財發祿」
「財祿圓滿」などもあります。
特に3日目は、主要な旧正月の連休が終わり、
人々が日常生活に戻り始める日となります。

テト3日目 — 先生の日(日常)
・金銭を燃やす:旧正月が終わると、
 祖先の霊を天に送る儀式として、紙のお金や物を燃やします。
・先生へのご挨拶:自分を教えてくれた先生に感謝の気持ちを伝えます。
・同窓会:友人同士が再会し、打ち明け、おしゃべりし、
 お互いに新年の幸せを祈る機会でもあります。
・掃除: 黄金を燃やす儀式を終えた後、家を掃除して
 新しい年をきれいで整った状態で迎える準備をします
 (ゴミを家の隅に積み上げて、捨てないようにします。)
・家族団らん:家族全員で遊びや雑談をし、楽しい雰囲気を作ります。
・お寺に行く:新しい年がたくさんの幸運と幸せ、お祈りします。

⭐︎お粥

別の近所の人と朝5時まで飲み会をしていたので、
今日は体に良いお粥を食べます。
ボラという魚の干物をいただきましたが、
塩分が控えめで、とても食べやすいです。
元旦ではないので、お粥はセーフです。

迷える魂への供物として、白粥は欠かせない料理とされています。
民間伝承によると、元旦に白粥を食べると、
幽霊が食べ物を奪い合っていると思い込んで、
人々を悩ませたり、多くの災難を引き起こしたりすると言われています。
また、白粥は「貧しい食べ物」とも見なされており、
困難な状況にある人々や家族だけが食べるものとされているため、
不運を避けるために、人々は年の初めに白粥を食べることを避けます。

⭐︎市場

3日目の伝統的な市場です。
人もいなくて、すっかり閑散としていましたが、
ほんの少し空いている店もありました。

マンゴーが売られていたので買いましたが、
いつもの1.5倍の値段でした。

「バイン・トー」という蒸し菓子で、
主に商売の開店や新年の際に使われます。

このお菓子は中国文化に由来しており、
「年糕(ニエンガオ)」という名前で、
繁栄や成功を願う意味があります。

もち米の粉と砂糖で作られ、丸い形にして蒸します。
開店祝いには、黄砂糖を使ったものが好まれます。
菓子には「福」「禄」「寿」の漢字が押されていて、
開店するお店のオーナーが先祖や神様に捧げ、
商売繁盛や発展を祈るために使われます。

☆ラーメン

昼はラーメンを食べます。
新しいラーメンの麺を見つけたので、試します。
豚骨は煮込めば煮込むほど、美味しくなりますね。
もう50時間は煮込んでいます。

手作りのチャーシューが美味しいです。
ラーメンのときにはチャーシュー麺に、
フォーのときにはチャーシューフォーを作ります。

☆フォー

テト期間は食糧が不足しやすいので、
いろんな種類のインスタントフォーを買いました。
この種類は、本当に美味しいです。
正直、その辺りのお店で食べるより美味しいです。

⭐︎配達員

松脂(マツヤニ)が届きました。
配達員や駐車場のスタッフに、
新年の挨拶を兼ねてお年玉を渡しました。

配達員から「今年は地方に帰らないの?」と聞かれたので、
「交通に参加するのが怖いよね」と冗談交じりに話すと、
すぐに察してくれました。それほど今話題になっているニュースです。

☆タオ・リエン・クオン

「タオ・クアン」は、毎年旧正月の前夜に
ベトナム国営テレビ(VTV)で放送される
伝統的な番組で、特に北部で親しまれています。

「タオ・リエン・クオン」は、
テレビ番組「タオ・クアン」を基にした別の番組で、
主に「リエン・クオン モバイル」というゲームに
関連するイベントや発展を振り返る内容です。

ベトナムと中国の民間信仰では、
すべての家庭に台所の神がいると信じられています。
中国では、「土公」「土地」「市場」の3人の神々が信仰されていますが、
ベトナムでは「2人の男性神と1人の女性神」が信じられ、
「地の神」「家の神」「台所の神」として知られています。
これらの神々を合わせて、
ベトナムでは「タオ・クアン」や「オム・タオ」と呼ばれています。

家族の道徳や行動が家の運命に影響を與えると考えられ、
毎年、旧暦の12月23日には、台所の神が鯉に乗って天に昇り、
家族の善行や悪行を玉皇上帝に報告すると信じられています。

このため、台所の神を天に送り出す行事が行われます。
北部では、生きた鯉を水盤に入れて崇拝し、
「鯉が龍に変わる」という意味が込められています。
南部では鯉を供えることがなく、
代わりに鳥や馬の紙をお供えし、
祭壇に神様用の帽子や服を供えないなどが挙げられます。
タオ・リエン・クオン

⭐︎おつまみ

キャッサバチップスです。
固めの噛みごたえがあり、
わさびの風味が効いていて、美味しかったです。
プロジェクターで映像を楽しみながら、
お菓子パーティーを楽しみました。

ソーセージ、鶏の足のお菓子、ポテトチップス、
ひまわりの種、それからコカ・コーラです。
鶏の味が美味しかったので、
もっと買えばよかったかもと思っています。

とうもろこしの炒め物です。
ベトナムの露店でよく見かけるものですが、
旧正月中は誰も売っていないので、自分で作りました。

アメリカ産のとうもろこしは黄色で、
炒め物に合うと言われています。
一方、ベトナム産のとうもろこしは白色で、
茹でると美味しいとされています。

☆腸内環境

腸内環境がとても悪かったので、
急遽、発酵食品を摂ることにしました。
ヨーグルト、キムチ、乳酸菌飲料を食べました。
すぐに効果が出たように感じます。

腸活第二弾として、
豚耳を使ったサラダを作りました。

このサラダはベトナム語で「ゴイ・ノム」と呼ばれ、
南部では「ゴイ」、北部では「ノム」と言います。
特に、豚耳を使ったサラダは、
ベトナム全土で人気のある一品です。

◇テト6日目

☆仕事初め

2025年の国の旧正月休暇スケジュールは、
1月25日(土)から2月2日(日)までとなります。
多くの企業では、
2月3日(月)から仕事始めとなります。

旧正月の時期は旧暦で日付を数えるため、
「今日は(旧暦1月)6日だね〜」といった会話が
ベトナム語でもよく交わされます。

ケン・テー橋は、サイゴンの4区と7区を結ぶ橋で、
ケン・テー運河に架かっています。
4区のカインホイ通りと7区のグエン・フー・トー通りをつなぎ、
市の南北幹線道路の一部を成しています。
全長は763mで、2004年に完成・開通しました。

2018年5月、ホーチミン市交通運輸局は
橋の拡張・改修プロジェクトを承認し、
幅を15.1mから16.5mに拡張しました。
主に車道を14mに広げ、4車線対応とするもので、2019年に完成しました。

しかし、わずか1メートルの拡張では
交通渋滞の緩和にはつながらないとの批判もあり、主な原因は
大型車両がバイクレーンに侵入していることだという意見もあります。
ケンテー橋

⭐︎スーパー

これはメロンで、熟すと鮮やかな黄色になります。
ベトナムの旧正月(テト)では、
黄色は富や繁栄を象徴する色とされ、
テトの期間中には黄色い花や果物が好まれます。
旧正月が終わったため、
現在はここで半額で販売されています。

黄色のドラゴンフルーツを見かけました。
普段は見ないのに、旧正月で縁起が良いとされ、
いつの間にか販売されていて驚きました。

この間作った薬膳チェーが、
ドリンクとして販売されていました。
久しぶりに作りたくなってきました。

ハノイ特産の「バイン・コム」を食べてみました。
緑豆餡のバイン・コムはよく食べたので、
ドリアン餡のバイン・コムを試してみました。
中にはドリアンが全体の2%含まれています。

バイン・コムは、
まだ成熟していないもち米を使ったハノイ特産のお菓子です。
北部の結婚式やお祝いごとには欠かせない存在で、
新郎の家族はこの緑色の餅を包んで
新婦の家族に持って行き、結婚の申し込みに使います。
緑の餅と言えば、多くの人が自然と北部を連想することでしょう。
このおいしいお菓子は、満月の夜にも食べられ、
家族が集まって温かいお茶を楽しむひとときにぴったりです。

ドリアンの味や匂いは思ったより控えめでした。
個人的には、緑豆餡の方が好きです。
かなり甘めなので、口直しのお茶が必要ですね。
月餅と同じタイプの甘さです。

現在、ベトナムから中国への正式な輸出が行われている
フレッシュフルーツは11種類あります。
(ロンガン、スイカ、ライチ、ロンガン、バナナ、マンゴー、ドリアン
ジャックフルーツ、ランブータン、マンゴスチン、パッションフルーツ)

その内4種類(ドリアン、パッションフルーツ、バナナ、マンゴスチン)
に関しては、ベトナムと中国間で輸出に関する協定が結ばれています。
しかし、現在ランソン省の国境を通過しているフルーツの大部分は、
ジャックフルーツ、マンゴー、ロンガン、スイカです。

ベトナムの4種類のフルーツに関して、中国と締結した協定に基づき、
中国側はこれらに対する植物検疫要求を非常に厳格にしています。
特にドリアンに関しては、
品質に対する規定が非常に厳しく設けられています。

スイカバーに似たアイスを見つけました。
食べてみると、普通に美味しいです。
赤い部分はシャリシャリしていて甘みがあり、
種の部分はチョコレートです。

スイカバーは、1986年から
ロッテが販売しているアイスキャンディーです。

⭐︎市場

乾燥小エビを買った際、お年玉なのか、
とうもろこしをいただきました。
新年早々、ラッキーでした!

テップ(淡水産の小エビ)、ルオック(海水産の小エビ)、
ルオック・サイ(細かく砕いた海水産の小エビ)かを聞かれました。

テップは淡水エビに似た小さなエビで、
ヒメヌマ属に属し、ベトナムの田んぼでよく見かけるエビです。
土色をしています。

一方、ルオックはテップよりも小さな海水エビで、
アキアミの種類で、ピンク色をしています。
「モイ」や「海のテップ」とも呼ばれています。

⭐︎熱帯魚

このお店は旧正月も営業しており、
店主は十数年も故郷に帰っていないそうです。
魚の養殖は放置できず、専門知識がないと
管理が難しいため、人に任せるのも困難だからです。

旧正月前に鑑賞魚をたくさん購入しましたが、
旧正月明けもこのお店にお世話になりました。
お年玉の意味も込めて、
小さな水槽をおまけでいただき、ラッキーでした!

いつもは魚の血統を重視しますが、
今回はカラフルさを優先し、
種類にはあまりこだわりません。
たまに子供たちの来客があると、
夢中になって喜んでくれます。

⭐︎イメージアップ?

旧正月(テト)の時期になると、
交通⚪︎⚪︎はイメージアップのために、
帰省する人々にヘルメットやお年玉などを
配布する活動を行っています。

これは毎年の恒例行事ですが、2025年1月に
罰金額が大幅に引き上げられ、市民の間では
「そのお金は罰金から?」という疑念や、
「交通⚪︎⚪︎と関わらない方が幸せ」といった皮肉も聞きます。

ただし、ベトナムには言論統制があるため、
ネット上や公共の場で⚪︎⚪︎を批判することには注意が必要です。

⭐︎高額すぎる罰金

今日、街中をバイクで走っているときに、
2人の女性が交通違反で捕まって
泣いているのを見かけました。

今年から罰金が高額になり、
多くの人が生活に影響を受けています。
ベトナム国民の一般的な所得と比較すると、
罰金の負担が非常に大きいです。

信号無視(赤)に対する罰金を比較しました。

◆日本(2023年)
・四輪車:9,000円
・二輪車:7,000円

◆ベトナム(2023年)
・四輪車:600,000~1,000,000 VND
 (約3,500円~6,000円)
・二輪車:300,000~400,000 VND
 (約1,800円~2,500円)

◆ベトナム(2025年)
・四輪車:18,000,000~20,000,000 VND
 (約11万~12万円)
・二輪車:4,000,000~6,000,000 VND
 (約2万5千~3万6千円)

ベトナムの罰金は、日本と比べてかなり高額で、
特に四輪車に対する罰金が日本の約10倍以上です。

⭐︎罰金の負担

ベトナムでは、都市部であっても
一般的な給与水準は日本よりかなり低いため、
給与に対して罰金の負担が
非常に大きいことがわかります。

ベトナムでは交通インフラが整っておらず、
バイクなどは通勤・通学に欠かせない移動手段です。
さらに、バイクだけでなく、
輸送を担うトラックにも影響が出ています。

・信号機の故障が多い:壊れた信号機の前では、
 バイクは降りて押して進めますが、
 四輪車は動けなくなることがよくあります。
・渋滞の悪化:青から急に赤になる信号もあり、
 罰金を恐れて運転が慎重すぎるドライバーが増え、
 その結果、渋滞がひどくなっています。

このような問題が日常茶飯事です。

◇2024年の振り返り

2024年は色んな経験をしました。
去年の1年だけで、
ベトナムで2回の葬式に白装束で参加し、
命の儚さを感じる瞬間でもありました。

ベトナムの伝統的な葬式が3日間続き、最終日には
みんなで棺の周りに寝て悲しみを分かち合いました。
泣くことはあまり好まれないとされており、
明るい楽器の演奏やカラオケ、飲み会が行われるのが特徴的です。
それでも、感情が溢れて泣いてしまう人も男女問わず見かけました。

ベトナムでは土葬が主流なので、
墓地に埋められる最後の時までお別れをすることができ、
棺に土を被せる瞬間は、
本当のお別れを実感する大切な瞬間でもあります。

ベトナム縦断のバイク旅も大きな経験でした。
20年前にベトナム一周をしたベトナムの方と
連絡を取りながら、昔と今の違いを実感しました。

葬式をきっかけに、色んな場所に行きたいと思い立ち、
南部から北部、北西部や北東部まで多くの人と関わり、
初めてのカメラ、初めてのキャンプ、初めての長期間バイク旅など、
慣れないことばかりで出発したため、
振り返ると改善点がたくさんありますが、
それでも多くの気づきと成長を感じる旅となりました。

◇2025年の目標

今年の目標は、「物事に関心を持つこと」です!
忙しい中でも、これからは時間を作って、
もっと深く物事に関心を持ち続けることを
大切にしたいと考えています。

1990年代から毎年ベトナムを訪れており、
そのたびに変化するベトナム(サイゴン)を目の当たりにしてきました。
振り返ると、あの瞬間をもっと深く記憶に留めておけばよかった、
もっと物事をじっくり見ておけばよかったと感じることがよくあります。
タイムスリップできたら、と思うこともあります。

大晦日には、ベトナム戦争時に市場で捨てられた
孤児たちを育てた方の実際の経験談を聞くことができました。
サイゴン陥落後の南部での処刑や投獄、土地収用についても、
実際に体験した方々から直接話を聞きました。
また南北を結ぶ鉄道では、
70〜80代の北部と中部出身のおばあちゃんたちと一緒になり、
戦後の貨幣やバオカップ時代の話をしました。

情報が制限される国では、
このような重要な情報は明らかにされることが少なく、
歴史や出来事はしばしば口語で伝えられ、
言語理解が重要な役割を果たしています。
このため、過去の出来事や歴史は個人の体験を通じて語り継がれ、
次世代へと伝えられていきます。

みなさん明るく語っていましたが、
私の心の中では深い痛みを感じずにはいられませんでした。

実は、こうした話をこれまで何度も、昔から聞いてきましたが、
その時はどこか遠い出来事のように感じ、
無意識にその痛みから目を背けていたこともありました。
しかし今、それらの話が単なるフィクションではなく、
実際に起こった出来事だと改めて実感しています。

また、ベトナムの若い世代はあまり関心を持たず、
Tiktokに夢中になっているのが現状です。
今年でサイゴン陥落からちょうど50年。
例えば、当時18歳だった人は今68歳です。
50歳の人たちは、当時0歳で、
バオカップ時代が終わった頃にようやく10歳でした。
だからこそ、まだ記憶が鮮明に残っている生存者がいるうちに
こうした出来事を記録に残しておきたいと強く感じています。

とはいえ、日々の忙しさに追われているうちに、
気づけば何年も過ぎてしまうことに改めて気づかされます

◇まとめ

今回は都市部での旧正月について書いてみました!

地方で旧正月を過ごした方々から、
お寺での写真や鶏のお供え物、
みんなでアオザイを着て写真を撮る様子を聞き、
とても楽しそうでした。

都市部での旧正月でも、
交通のストレスに巻き込まれることもなく、
近所の人と雑談をしたり、
のんびりとしたお正月を迎えることができました。

改めて、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


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改めまして、
最後まで読んでいただき、
みなさん、本当にありがとうございます!



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