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アッシジのクリスマス

インターネットがどんどん発達して,地球のあちこちの今の状況が見られるって本当にすごいことだと思います。
生まれた時からパソコンやインターネットがあった人には当たり前かもしれないけど,無かった時代を長く生きてきて,その凄さが逆にわかる。
両方体験できたのは,結構幸せなことだと自分では思っています。

アッシジのクリスマスの様子もリアルタイムにわかるようになりました。最近は聖堂のファサードにプロジェクションマッピングなんてやっていて,聖人たちはびっくりですね。

聖フランチェスコ大聖堂

聖キアーラ聖堂

聖ルフィーノ聖堂

イタリアはクリスマスにプレゼーペ(プレゼーピォ)という,馬小屋の生誕の場面を再現した人形を飾るのですが,アッシジの大聖堂前の芝生には,等身大のプレゼーペが飾られるんです。
見たことないけど,いつか見てみたい。
人に見えるけど,お人形ですね。

1223年のクリスマス,アッシジのフランチェスコは誰も見たことがないやり方で降誕を祝いたいと思いました。
イタリア中部のグレッチョという町の,山の中の修道院のそばにある森の岩穴で,干し草をいっぱいにつめた飼い葉おけを置き,牛やろばも連れてきて,飼い葉おけを祭壇としてミサが捧げられたそうです。
聖夜の真夜中,その付近の住民たちが松明を持って押し寄せ,兄弟(修道士)たちがろうそくを持って,飼い葉おけの周りを囲みました。
そこには本当に子どもが眠っているように見えたそうです。

すると兄弟フランシスコは子どもに歩み寄り,いとおしげに抱き上げた。子供は目を覚まし,兄弟フランシスコに向かってにっこりし,小さい手で彼のひげのはえたほおとそまつな灰色の衣をなぜた・・・こんな光景をジョヴァンニはいぶからなかった。「アシジの聖フランシスコ」J.J.ヨルゲンセン

その後,クリスマスに生誕の場面を再現することが広まったようです。

イタリアは今お昼くらいなので,ミサなどやっているのかもしれません。

イブは和食だったので(笑),今日は駅前までケーキを買いに行き,クリスマスっぽいご飯を食べます。
商戦に乗せられている感はありますが,それはそれで楽しめばいいかと。

私はクリスチャンではないですが,イエスと縁が深いようなので,今日はイエスのエネルギーを感じてみます。
グレッグ・オルセンの描くイエスが大好きです。





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