ポジとネガ
ポジティブとネガティブとはメンタルのことではなく、フィルムのことです。
ソール・ライター展の記事を書いたところなので、
フィルムのことも書いてみようかな、と思います。
ソール・ライターのポジフィルム(複製)をスマホで撮ってみたら、意外とはっきり見えるものだなと思って、自分のフィルムも撮ってみました。
だいぶ前に銀座で撮影したもの。
一番上は、銀座の泰明小学校の門です。
ちょうどカフェ・オーバカナルの前あたりにあるんですよね。
右はそのオーバカナルのパン屋部分。最近行ってないけど、いまどうなっているのかな?
一番下はオーバカナルのカフェ。ミルクティーかな?チョコがついてきてますね。
下から2段目は銀座の大通りの・・ポール・スチュワートだったかなあ、紳士服のショーウインドウ。おじさんの絵はガラスの下のほうに貼ってあるので、ほとんどしゃがんで撮ってました(表通りでも構わず)。
ポジフィルム(陽画)はスライドや雑誌などの印刷で使うフィルムです(でした)。
私の子供のころは、学校でスライド写真をガッチャンガッチャンやったりしたこともあった気がします。今はないですよね。
ポジフィルムは見てのとおり、フィルム自体がそのまま作品になります。
ネガフィルム(陰画)はプリントしないと画像がちゃんと見られません。
ふと思ったのですが、ネガフィルムって知らない人いる?
もしかして、若い人だとフィルムを見たことない人もいるのかな?
だったらちょっと衝撃だけど。
ネガフィルムはプリントしたものが最終仕上がりになりますが、プリントするときの調整によって、明かるめになったり暗めになったり、色がちょっと違ったりすることがあります。
プリントは業者に出すので、自分の意図通りになるとは限らないんですね。
できてきたプリントをみて「あ~失敗」とか「端が切れちゃった」とかよくありましたけど、調整できるから失敗とは限らないし、フィルムを見るとちゃんと端は写っていたりします。
そういう性質もあって、カラー写真の勉強をするときはポジフィルムでした。
ポジだと撮ったときの設定通りに写るので、明るかったとか暗かったとか露出の勉強になるわけです。
露出というのは、シャッターと絞りの組み合わせで、フィルムに当てる光の量のことですね。
絞りというのは、カメラの中に光を通すレンズの穴の大きさのことです。
写真教室みたくなってる・笑
今はそんなこと知らなくても、スマホのボタン押すだけであっというまですからね。
そもそもカメラって、電池や電源もいらないの知ってるかな?!(今のカメラはほとんど必要です)
先日、家の近所にキバナコスモスが咲いているのを見ました。
秋が始ってますね。
昭和記念公園のコスモス畑で撮ったポジ。
日付を見たら、2004年10月。が~ん。20年近く前。
コスモスが見られるころは、涼しくなってるといいな。
それにしても暑いので、冷たいものばかりとってしまって、
身体にはあんまりよくないかも、と思った今日でした。