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1000まで歩いてみるね

このnoteを初めて今日で丸2年。
そのことに気づいたのは,この通知をみてからだった。

年末には覚えていたのにすっかり抜けていて,あぁそうか,今日だったのかなんてありきたりな感想しか出てこなかった。
なんだか私らしくない。こういう時,指折り数えてしまうタイプなのに。

700日目に振り返りをしたからか,あんまり感慨深いという感じでもなく2年という期間の長さもなんだかぴんとこない。
それでも2年間毎日書き続けたことは紛れも無い事実だ。

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失恋を乗り越えたかった。
全てはその気持ちから始まった。

私は当時,心を何ヶ所も骨折したような状態だったと思う。
あんなに分かりやすく,絶望を味わったことはなかった。心と体が乖離したみたいになって,どうしたら元気になれるのか自分でもわからなくなっていた。彼のことを嫌いになれたらよかったのにな,と思ったこともあったけど最後まで嫌いにはなれなかった。

今も嫌いじゃない。
ただ,もう好きじゃなくなった。
ほんのわずかにあった執着心も最近そっと手放した。
手放したというよりは,持っておく必要がなくなったのかもしれない。

もう大丈夫,と思えるようになってからも結構大変だった。
一人で生きていくことは楽しい反面覚悟が必要なことも多い。
時々わかりやすい安心を求めては失敗する日々だったなと思う。
大きな波がだんだん小さくなっていくように,浮いたり沈んだりを繰り返しながら今日まで過ごしてきた。

それなりに幸せ,って思える毎日が今は愛おしい。
世間一般的なルートとはちょっと,いや結構違うかもしれないけど,まぁいいかと思っている。そのほうが自分らしく過ごせるって気づいたから。
時々すごく不安になることもあるが,それは一時的で小さな発作のようなものだ。しばらくそのままにしていたら,すうっと消えていく。

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3年目には1000日を迎える日が待っている。
1000日って1日目には目指したいなんて気軽に言えない数字だ。
それがほんのり見えてきた。この感じをあと200日ちょっと続けていたら辿り着けるらしい。なんだか嘘みたいだなぁ。

そこまで歩いてみたい。
純粋に今はそう思う。それが何の意味をもつかなんて,もっともらしい理由は必要なくて,ただただ1000日書き続けたという自分でいたいのだ。

書けばいいってものではないのかもしれない。
でも,ただ書くことを1000日続けられる人ってそんなにいないんじゃないかとも思う。それなら私は続けられる人になりたい。

その上で,やっぱり書けばいいってものじゃないなって思いたい。

そのお気持ちだけで十分です…と言いたいところですが、ありがたく受け取らせていただいた暁にはnoteの記事に反映させられるような使い方をしたいと思います。