歓喜の夜にもらった勇気
サッカーってドキドキする。
多分野球と違って,攻撃と守りが一瞬で変わってしまうから勝ってても負けていても落ち着かない。ものすごくそわそわしてしまうのだ。
カタールのW杯が始まり周囲が盛り上がっている中,今回はドキドキからは少し距離を置いてハイライトだけを楽しもうと考えていた。
それでもやっぱり気になってドイツ戦はリアルタイムで応援した。最後はドキドキに耐えられなくて薄目で見た。後半のアディショナルタイムの間なんて,呼吸するのさえ憚られるほどだった。
サッカーのことはあまり詳しくないけれど,ドーハの歓喜をこの目で見られてよかったなと思う。悲劇が約30年の時を経て,歓喜に変わるというのもなんだか粋だ。一夜明けても興奮と熱気が各所から漂っている雰囲気もお祭りの中にいるみたいで楽しかった。見てよかったなと思った。
きっと次の試合もドキドキしながら応援するだろうなと思う。
劣勢の中でも諦めずに取り返した1点,その先の奇跡のような2点目。見ているだけだったのに,すごく勇気をもらえた。
すぐに結果は出ないこともある。でも,諦めずにやっていればいつか悲劇が歓喜に変わるんだ,と思うと今やっていることも無駄じゃないかもしれない。こうやって目に見える形で示してくれた日本代表を見て,心からかっこいいなと思った。
だから,こういう時だけサポーターになる人を嫌がる人もいるかもしれないが,せっかくなので一緒に応援させて欲しい。
勇気を与えてくれたお礼に,私も精一杯応援したい。
そのお気持ちだけで十分です…と言いたいところですが、ありがたく受け取らせていただいた暁にはnoteの記事に反映させられるような使い方をしたいと思います。