分かり合えないなりの落とし所
あぁこれは私の問題だったんだなぁと、妙に腹落ちした。
仕事をする上での信条というと大袈裟かもしれないが、スタンスの話になると、どうしても折り合えない人がいた。
一緒に仕事をするのであれば、自分のスタンスを組んで、理解して欲しい。もっというと、同じスタンスで仕事をしてほしい。
彼からのメッセージはそういう風に聞こえた。
もし、彼が同業者ではなく、私の顧客だったとしたら理解できる。
でも彼は同業者であり、私の仕事のスタンスに口を出したり、信条を変えさせるのはお門違いだと思う。
だから私は首を縦に振ることはできず、その場をどうにかおさめる方向に注力していた。そのときはまだ、どうしてこんなにも嫌な感じがするのか、その実態が見えていなかったのだ。
冷静に考えると、あれだけ凝り固まっている相手を変えるのは不可能だ。
そんな労力を使うよりも現状を理解した上で、私がどうするのかという意思表示が必要だったんだ、と気づいた。
乗るか、降りるか、それとも平行線をたどりつつどうにか並走するか。
正直なところ、まだ定まらずにいる。
ここにきてもまだ、平和的な解決を求めてしまう私は呑気すぎるのかもしれない。けれど、わざわざ対立なんてしたくない。できることなら、ことを荒立てずに、穏やかに生きていたいのだ。
そういうと、きっと彼に綺麗事すぎると言われてしまうだろう。
それでも私はぐるぐると争わなくていい方向を探している。
不毛かもしれないけれど、これが私の信条だから。
そのお気持ちだけで十分です…と言いたいところですが、ありがたく受け取らせていただいた暁にはnoteの記事に反映させられるような使い方をしたいと思います。