持て余している歪んだ感情
今朝はほんの少し肌寒かった。
毛布にくるまってもぞもぞする時間が何よりの幸せ。あと数分したらアラームが鳴るというタイミングまで粘って起き上がる。
まだそこまで寒くはないけれど、身体を冷やさないようにホットのカフェラテにしてみた。猫舌の私でも飲めるちょいぬるめのラテ。冬のコンビニに置いてあるペットボトルくらいの温度が一番好き。火傷するほど熱くないのにしっかり温かいあれ。
あの絶妙な温度が家でも再現できたらいいけどなかなか難しい。
昨日も少しだけ触れたが、最近何かとすることが多い。
日常の仕事にプラスして誰かへの連絡や報告、ちょっとした手続きや事務作業など緊急ではないけど、忘れるとまずいタスクが山積みになっている。
頭の中で処理するには少々キャパオーバー気味になってきたので一度棚卸しすることにした。この一手間があるかないかでその後の心の余裕を大きく左右するのは経験則で知っている。
整理してみて気づいたが、そこまでの負担ではなかった。それなのにこんなに落ち着かないのはなんでなんだろうと考えてみる。
あれこれ思いめぐらせて、台風のことが気になって仕方ないからだとようやく気づいた。
台風の進路次第で仕事にダイレクトに影響が出るので、数日前から何度も何度も進路予想を見ていた。「猛烈」から「強い」におさまったのでそこまで影響は無さそうだとほっと一安心。その一方で、猛烈なまま直撃したらよかったのにと、とんでもないことを考えている自分もいた。
これはずっと前からで、全てのことにではないがごく稀にこんな考えを持ってしまうことがある。絶対に口には出さないし、理解してもらえるとも到底思えないが心の中に猟奇的な自分が見え隠れすることがあるのだ。最悪の事態を求めてしまうというか。ネガティブとはちょっと違う。倫理に反しそうなので例を挙げることすら憚られるくらい。
今回もそういう気持ちがどこかにあって、だから余計に気になって他のことが手につかないんだと思う。
本当に直撃されたら困るのに、どうしてなのか。想像力が弱すぎるのかもしれない。
正直、自分でも持て余している。
どう考えてもこのまま大きな被害なく通過してもらうのがベストなので、これ以上この感情は深掘りせず寝かせておくことにした。放っておけば次第に消えてしまう一時的なものなので。下手に人前で口にしたらサイコパスじみてるなんて言われかねないだろうし。そう思われるのは怖い。
でも口にしないだけで歪んだ感情なんて誰にでもあるのかななんて思ったりもする。理性や道徳心があればコントロールできる範囲の猟奇性なら、そこまで病的じゃないのかもしれない。人の心の中まで覗けないのでわからないけど、そういう部分があってもおかしくはないなと思う。
大事なのは大っぴらに言わないことと、現実に求めないこと…多分違うけどそういうことにしておく。
大分歪んだ感情に引っ張られているので、今日は優しい音楽と癒されるグッズで浄化して寝ます。
おやすみなさい。