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週末の夜は映画をお供に『最高の人生の見つけ方』

週末の夜は早めに家事を済ませてソファに腰掛ける。
サブスクの海からみたい映画かドラマを探り当てるこの時間が好きだ。
部屋の明かりを暗く,さながら映画館のようにしてみるのがお気に入り。
今回選んだのはこれ。

2007年公開の『最高の人生の見つけ方』。
有名な作品なのでタイトルは知っていたがこれまでみる機会がなかった。
Netflixでの配信が5月31日までだと知り,慌ててみることに。

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余命半年,死ぬまでにやりたいことを叶えていく。
悲しい現実が迫っているはずなのに,2人の旅を見ているとワクワクした気持ちになった。人生って思っているより素敵なんだなぁと思う。

それと年老いてからの友情も素敵だ。
こういう友人を持てたらそれだけで最高の人生だと言えるかもしれない。

見終わってふと,もし自分だったら何をやりたいこととして挙げるだろうと考えてみた。以前,1年間でやりたいことリストを100個あげてみたことがあるが,これが意外と難しい。簡単にできることはリストにわざわざ書こうとは思わないし,あまりにも突拍子もないことだと現実味がなくてこれまた書こうと思えない。

ある程度実現可能なレベルで,かつやりたいと思えること。
これは1年間で100個という縛りがあったから難しいのかと思ったが,「死ぬまでに」という条件が加わるとさらに考えてしまいそうだ。
でもこれは幸せな悩みなのかもしれない,とも思った。

やりたいことが沢山あるというのは,それだけ人生に楽しみが残っているということだ。そしてもし一緒にやろうと言ってくれる人がいたら,もうすでに最高の人生だと言える気がする。

大病にかからなくても,人生なんていつ終わるかわからない。
大金を持っていても,家族に囲まれていても,幸せな人生かどうかは,最後は自分の心が決めるものなんだろうなと思う。どんなにあなたは幸せだ,と周囲に言われたって自分自身がそう思えなかったらきっと幸せではないし,その逆もまた然りだ。だったら私は,自分が幸せだと思えるものを丁寧に集めながら生きていきたいと思った。

せっかくの機会なので,改めて人生におけるやりたいことリストを作ってみようかなと思う。今回は現段階ではちょっと無謀かも,と思うことも思い切って書いてみることにする。私にはおそらく半年以上の猶予があるはず(そうであってほしい)なので,色々と諦めてしまうにはまだ早すぎる。

叶っても叶わなくても,そうやって生きていく人生は楽しそうだ。

そのお気持ちだけで十分です…と言いたいところですが、ありがたく受け取らせていただいた暁にはnoteの記事に反映させられるような使い方をしたいと思います。