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galdra
孤独を抱えて
今日が何月何日なのかぱっとは出てこないくらい、時間の感覚が鈍っている。今は淡々と目の前にある、やらなければならないことをこなすだけ。
それ以上でも以下でもない。
人には皆何かしらの事情があって、それぞれの孤独がある。
大切な人と、その孤独が共有できたらいいなと思うこともある。
でもそれは簡単なことではなくて、本当の意味でわかろうするのは難しいし、簡単にわかった気になるのは傲慢だ。
最近自分の周りにある孤独をどう扱ったらいいのか、持て余し気味である。
寂しい、とも違う孤独としか言いようのない気持ち。
自分が手を離すとどうなってしまうか分からない家族を一人で抱える孤独は、なかなか共有しにくいものである。
どんよりとした空気感を纏っているであろう自分にも嫌気がさすし、ちょっとした言葉さえも受け流せない。それもまた悲しい。
あなたがいないと困る、という家族。
あなたがいなくてもどうにかなるよ、と言う周囲。
あちらを立てればこちらが立たず。
もう少しバランスよくできるのが理想だったけど、マンパワーが足りない。
何もできない自分が腹立たしくむなしい。
時限爆弾が爆発するのを待ちつつも、今できることをとりあえずやる。
そうしているうちに、この孤独ともうまく付き合っていけたら何より。
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