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自分を『大切にする』『整える』とは?~『すべき』を『したい』に置き換えていく~

こんにちは~ 自分を『大切にする・整える』ということについて説明するシリーズの第3回です。今回は『○○すべき』という思考を『○○したい』という思考に変える、やるべきことをやりたいと思えるように心を整えていくことについて書いていきたいと思います。


自分の気持ちに耳を傾ける

道徳やマナー・ルールに縛られて
常に『○○しなければならない』
と考えてしまうとしんどいですよね

もちろん マナーなどは
守るに越したことがないのですが
息苦しくなります

僕は『ルールを守れ』と言われることも
人に強いることも好きではありません

『○○でなければならない』と
自分の欲求を押さえつけていると
のちのち大きな不具合となって現れてきます

僕は
母が教育団体の幹部で
父が教師だったため
『いい子であらねばならない』
と自分を苦しめていましたが

そうした思考を捨て去って
自分のやりたい通りに行動してみると
自分が思っていた以上に
自分が『いい子』であったことに気付き

これまで自分のダメな点を注視していたのが
長所があることにも気づくようになり
自己肯定感が高まっていきました

自分の気持ち
どうしたいのか に耳を傾け
それをかなえることが大事です

『○○すべき』を
『○○したい』に置き換えていくと
心が楽になっていきます

その一方で

やりたくないことをやらなくてはならない時

もありますね

勉強・節約貯金・ダイエット・禁煙・仕事
などですね

自分や他者の気持ちを尊重するといっても
『易きに流れる』では良くありません

目の前の課題から逃げ続けていると
行きづまるリスクが高まっていきますからね

やるべきことを『やりたい』と思えるように
心を鍛える必要があります

また 自分だけではなく
仕事であれば部下に
子育てであれば子供に

より良い状態・あるべき状態を
目指したい と思ってもらえるよう
働きかけていく必要があります

あるべき状態を目指せるようになるには?

こと勉強に関しては
子供が勉強するようになるか否かは
親の影響が大きいと僕は考えています

『勉強することがなぜ必要か?』
を説明できるかどうか

子供が勉強して成績が良くなることが
自分のエゴを満たすためになっていないか

が大事だと思います

あるべき状態を目指すことは
苦しいことと向き合うことになります

ですからあるべき状態が
どれだけいいことがあるかを
納得させる理由付けが必要
ですね

人はついつい
やらない理由・言い訳を探しがちですが
『やる理由』を見つけていくこと
見つける能力を高めていくことが
人生が好転し 整っていくことに繋がります

部下に仕事をしてもらう場合では
成果を上げて自分の評価を上げるために
部下を利用しようとするのではなく

部下の『成長を喜ぶ』姿勢が大事です
部下と勝負しようとする上司もいますが

できなかったことができるようになった
新しいことに挑戦しようとした
結果何かを学んだ
ことを喜ぶ姿勢を見せることが大事です

してもらえて当たり前という考えを捨て
感謝の気持ちを持ちを表現すると

アドラー心理学では
幸せ=貢献感と定義しているように
『感謝される』と幸せを感じるので
行動心理学でいうところの
その『行動が強化』されることになりますから

周囲の人があるべき状態を
自発的に目指していくようになります

では自分自身があるべき状態を目指したいと
思えるようになるためには

実は人のために頑張ることの方が
モチベーションを維持しやすいです

人に貢献する感覚が幸せと自覚し
自分が周囲の人のために
何ができるかという姿勢で
行動できるようになることです

利他精神が高まることで
周囲に受け入れられやすくなったり
周囲から助けてもらいやすくなり

成果も出しやすくなるので
自己肯定感が高まり
人生が好転していきます

ただし 注意点としては
搾取してくるタイプの人とは
距離を置いて身を守ることも必要です

人の気持ちを尊重すると言っても
『ならぬものはならぬのです』
(大河ドラマ:八重の桜)
という厳しさも時に必要ですね

また

自分の気持ちだけを尊重し
正直に生きるだけでは

他者と衝突してしまうことになります

意見が分かれた時に衝突するのではなく
これまで生きてきた人生が違うからこその
スタンスの違いだと捉えて
意見を交流させると

新しいアイデアや価値観の発見に
繋がることもありますから

周囲と調和・受け入れられつつも
自身の成長に繋がっていきます

最後に

成長・成果を出すことを目指せるようになれ!
という記事になってしまい

少し苦しい思いをする人もいるかもしれませんね

僕自身も
今の時代が変化と成長を強いる社会になっている
ことに息苦しさを感じてしまう時があります

ですが 自分を成長させていると
いざ何かの苦難が降りかかった時に
乗り越える力になってくれたり

手を差し伸べてくれる人が
現れたりするようになり
人生の強度が増します

願わくば
多くの人が成長を楽しんで
幸せを掴んで欲しいですね

まとめとしては

自分の心の声を聴き
それをかなえつつも

やるべきことをやりたいと思えるように
心を鍛えること

『誰かのために』を意識して頑張ると
助けてくれる人が増えていき
人生が好転していく

以上が僕が考える
自分を大切にする・整える
の3つ目のポイントです

メンタル編はここまでです
次回からは
健康・お金について書いていきますね

ではまた!


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St.M
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