自分ベースの生き方
休職してずっとしておきたいと思っていたのが
自分と向き合うということ。
すごくざっくりしているのだけれど
ふと、ここ数年振り返ったときに
他人ベースの思考で生きすぎていたなと思った。
例えば、A・B、2つの選択肢があったとして
私としては、Aが良さげだけど
Bにした方が恋人や家族は喜んでくれそうだなとかそんな風に考える癖が日常的となっていた。
まぁ、100%自分、自分がの考えで
周囲とうまくやっていけるとは思わないし
他人に合わせることも大事だけどその匙加減が難しい。
だから、ある時人から
自分のやりたいようにやりなよとか言われても
他人優先の思考で生きてばかりだったので
んん、やりたいことなんてあるっけか?
という状態になってしまい
結局、分かったか分からないような
「ははぁ-、そうっすね…笑」と間抜けな返事しか返せない。
まったく空っぽの自分が出来上がってしまった、と感じる。
高校は駅伝、大学は栄養学、院は研究というようにそれなりに心からやりたいことに
突き進んでこれたけど現在、絶賛迷走中である。
それである日、リワークのスタッフさんに相談したところ
「自分史を書いてみたら?」と勧められた。
自分史とは、そのまま自分の生い立ちを
年表のようにまとめること。
生まれてから今現在に至るまでに
起こった出来事(良かったことや悪かったこと
頑張ったこと、挫折した経験など)を
思いつくかぎり書くことで
客観的に自分を見ることができ
自己理解が深まるという狙いがある。
当たり前のことかもしれないが
メンタルの安定に自己理解はとても大切らしい。
また、自分のやりたいことや得意なことは
過去と繋がっていて自分の歴史をつかむと
将来はこうしようという展望も見えてくる。
そして、過去うまくいかなかったことがあっても
その時、自分なりに頑張った経験を思い起こすことで「ずっと自分のことダメだと思ってだけど案外頑張っててそんなことなかったな。」と
自分のことを認められる、好きになるきっかけにも繋がっていく。
ただ、もしかしたら作成途中に辛い記憶を思い出してパニック状態になる可能性もあるので
そういう時は決して無理をしないで大丈夫。
この自分史を作り始めてまだ完成はしていないが
出来上がったあと見返すことで
今後の自分のしたいこと、進みたい方向性が
なんとなくでも見えてくれば良いなと思っている。
好きなこと、得意なことは
ある程度はっきりしてるしたぶん大丈夫。
あとは、自分自身に目を背けることなく、かな。
どうしても世間体みたいなのが頭の中にチラついて自分自身の気持ちにフタをするというか
無視してきてしまっていたが
真っ白のキャンパスに自由に絵を描くようなつもりで思い切りよく突き進んでいきたい。
別に、脱サラして新規就農とか
古民家をリフォームしてカフェ開業とか
180度方向転換するわけじゃないんだし。
多少自分のやりたいように進んだっていいでしょう。
他人ベースの思考は、一旦置いといて
今は、自分ベースの思考でいこう。
そう思うこの頃です。
それでは、またね。