ぴゅるぴょろ

いつのまにか高齢者と呼ばれるようになっていました。でも自分は自分。

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最近の記事

使い捨て傘袋は使わない

雨の日にスーパーに行くと店頭に使い捨ての傘袋がある。短かければ数分の店内滞在で一枚がゴミになる。 私は電車通勤がきっかけで、使い捨てでない傘袋を使うようになった。雨の日でもギュウギュウ詰めの通勤電車の中では、濡れた傘を避けることはできない。他人の傘はどうしようもないが、自分の傘だけでもどうにかしなきゃ―と思ったので傘袋を買った。以来、電車に限らず買い物などに行くときにもマイ傘袋を持って行く。 雨の日に出かけて図書館に寄り、ドラッグストアに寄り、スーパーに寄ったとすると、使

    • 大根一本 今日いくら?

      10月には300円近かった(消費税込みで300円超えていた)大根が、11月の終わりには98円で売られていた。今日は「広告の品 95円」。時期によって価格が2倍にも3倍にもなる。 大根自体の価値は変わらないのに価格は変わる。 私は小売店で野菜を買う。 野菜が小売店に届くまでには農協、運送業者、市場などなど、それぞれに色々なところを通ってきている。誰かが収穫し、誰かが洗浄し、誰かが選別し、誰かが箱詰めし、誰かがトラックに積み、誰かが運転し、誰かがトラックから下ろし、誰かが袋詰

      • いいことは言葉にしたい

        いいなと思ったことが思ったように伝えられると、心地いい。 私が玄関のドアを開けるとほぼ同時に、お隣からはエリちゃんが出てきた。 今日のエリちゃんは、なんだかいつもとちょっと違う。小さな花飾りのついたベージュの帽子をかぶっている。 「帽子、似合ってるね。」と言うと、エリちゃんは両手を帽子にあてて照れくさそうに笑い、学校のほうへ駆け出した。 さあ、私は会社へ。 会社の入り口で、スポーツバッグを持った田中くんがドアを開けてくれた。 「ありがとう。ジム帰り?」 「うん。気持ちよか

        • がんばりすぎている人にためしてもらいたい「ニーナのおまじない」 

          久しぶりに友人と会ったら、子どもが就職活動をしていると言う。もうそんな齢になったのか。今の就活は大学3年生の春あたりから準備を始めて、大学4年の夏あたりには決まる人が多いらしい。おそらく大半の人にとっては手間も時間もかかる試練だろう。 私がはじめて就活をしたのは1980年代のことだったので、今ほど大変なことはなかった。が、あくまで私の場合ではあるが、食いつなげられればいい、程度で安易に決めてしまったので、後悔することはあった。 その次に就活をしたのは子どもがある程度大きく

          コンカドール咲きました

          コンカドール咲きました

          1センチ分ゴミを減らしてみた

          #もったいないから  私は「もったいない世代」の最後のほうにあたります。親はよく「もったいない」と言っていました。家の中には物が少なく、捨てるものもあまりありませんでした。 そんな私でも、今では家の中にあることすら忘れている物があったりします。齢をとってくると物を管理することが負担に感じるようになってきましたので、できるだけ物を増やさない、買わないようにしています。ちょっといいなと思う物があっても、それは本当に必要か?似たような物を持ってないか?それは自分で管理しきれるの

          1センチ分ゴミを減らしてみた

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          空がきれいだ

          空がきれいだ

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          2023年 梅の季節

          2023年 梅の季節

          クリスマスプレゼントの悩み

          クリスマスが近づくと、ある女性へプレゼントを贈る。 個人的に30年近くつきあいのある年配女性だ。私がボランティアをしに行った病院で彼女が働いていた。既婚で子どもがいない彼女は、子どもくらいの年齢の私に親切にしてくれた。彼女が遠くへ行ってしまってからも手紙やメールでのつきあいが続いている。 プレゼントを考えるのは楽しくもあるが、悩ましくもある。30回近くともなるとネタがつきてきたからだ。何にしよう。今までに贈ったものを思い返すと、タオル、石鹸、ハンカチ、ストール、靴下、ポーチ

          クリスマスプレゼントの悩み

          いつかそのときはくるけれど

          今日は一人だからお昼はそうめんかなあ、 なんて考えているとケータイに着信。 お祭りに出かけた二女、ミカから。 「あのね、猫、捨てられてるんだけど、どうしよう…」 どうしようもこうしようも、 この電話かけてきたってことはつれて帰る気だよね。 ミカが大学に入学してはじめての夏休み。 お友達のカヨちゃんとお祭りに行こうと、となり町の駅で待ち合わせ。 一緒にちょっと歩いたところで、妙な人の動きに気がついた。 道の片隅に寄せては返す人の波。なになに?段ボール箱? そう。「捨て猫です 

          いつかそのときはくるけれど