「成瀬は天下を取りに行く」読書感想文
本屋大賞受賞の作品はおもしろいこと間違いなしなので、
すべて読んでいる。
2位以下のものも
なるべく読むようにしている。
図書館主任でもあり、本屋大賞の棚を作って生徒に勧めている。
ありがたいことに
もうオーディブルになっていたので読んでみた。
主人公の成瀬は、自分がいいと思うことをとことん追究する人物だ。
それは、シャボン玉であったり、漫才であったり、西武大津店であったりする。
マイペースで誰にどう思われようが全く気にしない。
そこが魅力であり、変わり者と思われる所以である。
そこに賛同者もいる。身近な人物である人も成瀬の偉大さに尊敬しつつも成瀬に足りないものを補いあう。
すべての分野に成功するわけではないが、きっとこれからも何かの分野で天下を取りそうな人物に違いない。
滋賀県民は大喜びに違いない。あまりテレビをみていないので知らないが、この小説で聖地ができたに違いない。
私の教えている生徒と、5年前に我が県に関係する小説を書いて文学賞に応募したが落選した。まさに目指しているものだった。過疎化が進むので魅力発信して聖地を作りたいと思っていた。二番煎じになるが、また生徒と小説を書こうと思った。