2019年12月の記事一覧
よくわかんないけど、どうしてもそういう風になっちゃうんだよっていう話②
作家には、その人ごとに、
「よくわかんないけど、どうしてもそういう風になっちゃうんだよ」
みたいな、色とか癖ってものがあるんじゃないか、という話。
僕、商業デビューしてから、この部分について考える機会が増えた。
趣味で書いてるときは意識もしていなかった部分なんだけど、商業的な目線を身につけるほどに、「そういう風になっちゃうんだよ」の部分を、無自覚にネグっていくことが増えたからだ。
だって商業的
よくわかんないけど、どうしてもそういう風になっちゃうんだよっていう話
この前、みずのまいさんのトークライブに参加したときに、
「自分が書いているのは、ぜんぶ闘いの話なんだと思う」
といったことをおっしゃってるのを聞いて、とても面白かった。
たしかにみずのさんのデビュー作を読んだとき、恋愛ものなのに、「この作家さんイケメンだなあ」と思ったもんね!
作家には、その人ごとに、
「よくわかんないけど、どうしてもそういう風になっちゃうんだよ」
みたいな、色とか癖ってものがあ
児童書ジャンルで小説を書いているんだが、オレは場違いなのかもしれない
タイトルがラノベ風なのは気にするな。
作家デビューから5年以上経つのだが、いまだに自分が場違いな場所にいるような気がしながらやっている。
児童書っていうのは、基本的に女の子市場だし、編集さんもほとんどが女性だ。
そんななかで男の子向けをやっているのは、結構、場違い感が強かったりする。
幸いなことに絶望鬼ごっこが売れたため、男の子向けでも門前払いにはならなくなった。
というかデスゲーム系は、今
企画を立てるときって
僕はあたらしく企画をつくるときに、
「これは編集さんが乗り気になってくれる題材か? 方向性か?」
ということを気にするたちだ。
作家が編集者の顔色をうかがってどうするという声もあるだろうけど……単純に相手も乗り気になってくれた方が、仕事としてやっていて楽しいし、作品も面白くなると思っている。
僕はデビューが新人賞を受賞してではなく、拾い上げ……ですら正確にはなく(新人賞に送った作品は完全ボツっ