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店頭には並ばない、隠れた人気者?

実はずっと大人気の「一升パン」


ベーカリーバカンスのパンのなかで、店頭に並んでいないにもかかわらず、変わらずご好評いただいている商品があるんです。それが「ベーカリーバカンスの一升パン」

「一生食べ物に困らないように」「健やかに成長しますように」との願いを込めて、一歳になった子どもに一升餅を背負わせる日本の伝統行事。
その一升餅をパンに変えたのが、一升パンです。

オンラインショップにて基本のデザインからお好きなものをお選びいただきお名前を入れられるほか、

オンラインショップのページを少しリニューアルして、よりスムーズにご注文いただけるようになりました!

完全オリジナルのデザインでお作りすることも可能です。

一歳の記念はもちろん、結婚記念日や還暦のお祝い、お店の周年のお祝い…などなど、あらゆるアニバーサリーにぴったりな一升パン。
見た目のインパクトはもちろん、安心できるおいしさも人気の理由です。

看板商品「バカンス」の生地を使用


バカンスの一升パンには、当店を代表するパン「バカンス」の生地を使用しています。ハード系の見た目なのに、中は水分がたっぷりでもちもち。噛むほどに甘く、ホッとやさしい味わいなんです。

バカンスの原材料は【小麦粉・水・塩・みりん・酒粕・米粉・イースト】のみ。

使用する小麦は、自社農園で育てた国産小麦。お客さまの姿を想像しながら育てる生産者でもある、弊社ファイブスクエアの社長・神尾の顔、そして、上質でおいしいパンになるための細やかなプロセスや徹底した管理を、自信を持ってオープンにできる小麦です。

※現在は、さまざまな危機を乗り越えて奇跡的に収穫された「ミナミノカオリ」を中心に小麦をブレンドしています。危機を乗り越えたエピソードや小麦を育てるこだわりについて、よろしければこちらの記事もぜひ。

一般的には、粉に対する水分量は多くても70%くらい。でもうちでは粉と同量の水分を加えています」と店長の村本が話すように、圧倒的な水分量が叶えるこのもっちりとした食感と国産小麦の風味は唯一無二。お子さまだけでなく、あらゆる世代の方々に喜んでいただけると思います。

一升パン、こうやって作ってます!


オーダーをいただいてから、職人が一つひとつ手作りしている一升パン。厨房にお邪魔して、パン作りの様子を少し覗いてみました。

「粉をふり過ぎると、模様が出にくくなるんです」
慎重に型紙を外すと…
くっきりキレイに模様が浮き出てきました!

焼いて膨らむことで模様が割れないように周囲にぐるりと切れ込みを入れて、30〜40分ほど焼いて完成します。

一升パンは直径約21cm。一升は約1.8kgですが、お子さまに背負っていただける大きさを優先して約1 kg前後に仕上げています。


ちなみに、過去に印象に残ったデザインはあった?と聞くと、「『お祝いが遅くなってごめんね!』というド直球のメッセージ(笑)を書いたデザインや、とにかくチョコバカンスがお好きだというお客さまから、『一升パンをチョコバカンスの味にして作ってほしい』というオーダーを受けたこともあります」と村本。

あまりに細かい線で作るデザインなどお受けできないケースもありますが、オリジナルのデザインを持ち込んでくださるお客さまも。
世界にひとつだけのバカンスの一升パン、いかがでしょうか?

丹波篠山・草木染めの風呂敷×一升パン


実はこれまで、「一升パンを包むものはないですか?」というお問い合わせをたくさんいただいており、どうにか形にできないかな?と考えてきました。

でももちろん、包めりゃなんでもいい、というわけではありません。
パンと同じく自然由来で安心できるもの。赤ちゃんはもちろん、誰が触れても心地よいものがいい。そんな私たちの希望を叶えてくださったのが、丹波篠山にある「けせら工房」さん。バカンスオリジナルの草木染め風呂敷を作ってくださいました!

自然のやさしい風合いが、本当にすてきなんです。
パンを包むとこんな感じ。

のどかな景色の中に佇む、けせら工房さん。今年の春に工房にお伺いしたときには、その日の朝に工房の前で摘んだばかりという生命力に満ちたよもぎの草木染めの様子を見せてくださいました。

「野草の春の新芽ってすごくキレイな色が出るんです。何度も何度も染めを重ねて、色を定着させていきます」
工房では草木染めのワークショップも定期的に開催されています。

たとえば丹波地方で古くから黄色染めに使われてきた「小鮒草(こぶなぐさ)」や「丹波栗」、赤い根っこの「茜」など、丹波篠山の自然の恵みを生かしたけせら工房さんの草木染め。「同じ黄色でも、植物によって色合いが異なるのが草木染めのおもしろいところですね。さらに、同じ植物だとしてもその土地の土壌によって色の表情が違うんですよ」と話す松岡さん。

「ここに移住する前は、大阪・能勢町で農業をしていました。実は私、緑の少ない大阪の街で生まれ育ったんですよ。次第に『衣食住を全部自分で作ってみたい!』と思うようになり、“衣”に関しては綿を育てるところからはじまり、丹波の伝統工芸・丹波布を手がける作家さんのもとで糸紡ぎから染色、織りまで一通り学びました」

草や根、土、実、枝など、丹波篠山の穏やかな自然をそのまま布に移したようなやわらかな色と風合いが魅力。「一升パンはもちろん、風呂敷としてササッと物を包むのもかわいいですし、子どものお洋服にもリメイクできますよ」。

触れているだけで優しい気持ちになれる草木染めの風呂敷&一升パンのセットはバカンスオンラインショップにて販売中。大切な人への贈り物にもおすすめです。



▶︎「ベーカリーバカンス」と「ル・クロワッサン・ド・バカンス」は、神戸で飲食店を展開する株式会社ファイブスクエアが運営するお店です。
系列店舗でもnoteがスタートしましたので、ぜひご覧ください!

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