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「アイス」×「飲料」 商品開発マガジン

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「アイス」と「飲料」の商品開発についてまとめました。 是非ご覧ください!
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#スキしてみて

#58 原材料シリーズ 乳製品

おはようございます。 本日は乳製品について書こうと思います。 乳製品は奥が深いので、今日はそれぞれが ・どんな方法で作られているのか? ・どんな味がするのか? などをお伝えしたいと思います。 アイスへの使い方原料の紹介に進む前に、各原料のアイスに使用する際の考え方をお伝えしたいと思います。 アイスには以下の4つの種類別がございます。 ・アイスクリーム:乳固形分15%以上 乳脂肪分8%以上 ・アイスミルク:乳固形分10%以上 乳脂肪分3%以上 ・ラクトアイス

#57 原材料シリーズ 香料

こんばんは! ここ2日ほど、原料シリーズが出来ておりませんでした。 今日は「香料」についてお話していきたいと思います。 「香料」は商品開発に欠かせない大事なものです。 これはあまり書かない方がいいのかもしれませんが、香料があればある程度どんな特徴の味も作ることが出来るといっても過言ではありません。 もちろん、果汁や色々な原材料が入っている方が美味しいものができるのは間違いないのですが、香料でその味の雰囲気は十分作ることができます。 僕は、ガリガリ君に代表される「氷

#54 原材料シリーズ 「甘味料」

こんばんは! 今日から原材料シリーズを書いていきたいと思います! 今日取り上げる原材料は「甘味料」です! 甘味料は甘さをつける原料です。 例えば、「砂糖」、「果糖」、「ブドウ糖」、「異性化糖」、「水あめ」などですね! 厳密にいうと、ステビアやスクラロースといった「高甘味度甘味料」も含まれるのですが、これは後ほど触れていきたいと思います! 少しマニアックな世界になるかもしれませんがお付き合いください! それでははじめます! 原材料表示について皆さん、原材料表示を

#3 商品開発の流れお見せします(1)

本日は、「商品開発がどんな仕事なのか」をお届けしようと思います。 まず最初に、商品発売までの流れをお伝えしていきたいと思います。 商品発売までの流れ「商品企画」→「レシピ開発」→「工場移管準備」→「パッケージ開発」→「消費者調査」→「表示作成」→「工場移管」→「工場生産」→「営業活動」→「発売」 以上が商品開発の流れになります。※一部、同時進行の工程もあります。 このように、様々な部署が協力しながら1つの商品を作り上げていきます。 商品開発者の業務さて、商品開発者が

#4 商品開発の流れお見せします(2)

今日は、昨日お伝えした各工程の説明をしていきたいと思います。 「商品企画」→「レシピ開発」→「工場移管準備」→「パッケージ開発」→「消費者調査」→「表示作成」→「工場移管」→「工場生産」→「営業活動」→「発売」 商品企画「商品企画」はすごくざっくりいうと「商品コンセプト」や「どんな商品にするか」を考える行程です。 この部分は、深く掘り下げると本当に多くのことを含んでいるので、今後触れていきたいと思います。 きっと、皆さまがとても興味がある部分でもあると思います。 レ

#5 他部署を巻き込んだ仕事をするコツ

今日は「人を巻き込んだ仕事をするコツ」についてお伝えしたいと思います。 前回、こちらの記事で書いたように、1つの商品を発売するまでに、いろいろな部署の人と関わって仕事をしています。 「商品企画」→「レシピ開発」→「工場移管準備」→「パッケージ開発」→「消費者調査」→「表示作成」→「工場移管」→「工場生産」→「営業活動」→「発売」 そんな僕が、どうやって他部署の協力を得ながら仕事を進めてきたかをお話したいと思います。 僕が心がけていたことは下記の2つです。 ①なに

#6 「飲料」の作り方教えます。

今日は「飲料」の「試作業務」にスポットを当ててお伝えしていこうと思います。 普段、皆様が飲んでいる「飲料」はどのように作られているのでしょうか?? 「飲料」ってどうやって作ってるの?この質問はよく聞かれる質問です。 この答えは、、、、、 「2~5Lのステンレス鍋で作っている」 です。 意外と小さいスケールで試作をしているんです。 ステンレス鍋に、砂糖や果汁、酸味料、香料、着色料などを計量して入れます。 殺菌をするため、100℃近い温度まで熱した後、冷やします。

#7 「アイス」の作り方教えます。

今日は土曜日ということもあり、時間があるので初めての2記事目の投稿をしてみます! この記事では、「アイス」の試作はどうやっているのか?ということをお伝えしていきたいと思います。 「飲料」に関しては、前回の記事で説明しているのでまだ読んでいない人はぜひご覧ください! 「アイス」ってどうやって作るの?前回、飲料でお伝えしたようにアイスも2-5Lのステンレスの鍋でシロップといわれる液体を作ります。 飲料と少し違っているのが、アイスは乳製品やチョコレート原料がレシピに多く使わ

#8 ヒットの理由

こんにちは。ユウキです。 今日は少し短めになるかもしれません。 商品開発をやっていると、世の中のヒット商品や流行を知ることはとても大事なことになります。 しかしながら、ヒット商品を知っているだけではダメで ・なぜそれがヒットしているのか? ・お客さんは何を求めて買っているのか? ・誰にヒットしているのか? ということを自分に問い、自分なりの答えを持つことが大切だと思います。 そのためには、 「まず触れてみる。」 「やってみる」 ことが大切です。 僕もア

#11 商品開発はアイスだけではない

皆さんこんばんは。 先ほど、PV1000達成の投稿を上げさせていただきました。 皆さん、いつも読んでいただきありがとうございます! 今日2本目の記事は、アイスの「商品開発」に関することを書きたいと思います。 タイトルにもあるように、アイスの商品開発者はアイスのレシピ作りをすればOKというわけではありません。 これはどういうことか?を説明させていただきます。 今回は、最近僕がはまっている「ハーゲンダッツ キャラメルホリック」を題材にして説明していきたいと思います。

#13 失敗によって成長できる

今日も懲りずに2記事目、投稿してみます。笑 2記事目ということもあり、少し短めにまとめてみようと思います。 気軽に読んでいただけると嬉しいです! 「人は失敗によって成長できる」 「人は失敗によって成長できる」 僕の大好きな言葉です。 この言葉は、入社2年目の僕に上司が言ってくれた言葉です。 その時僕は、大きなミスをして、他部署に迷惑をかけ、落ち込んでいました。 商品開発という仕事は、常に「新しいこと」にアンテナをはって、チャレンジする姿勢が求められます。 新

#14 アイディア出しについて

今日は、僕が新入社員として商品開発部に配属された際に、研修で行った「アイディア出し」について、お伝えしていこうと思います。 僕は、商品開発部に配属され、約2週間の研修を受けました。 その際、「100本ノック」といわれる「100個のアイスのアイディアを出す」という課題が出されました。 時間があればできるように感じるのですが、実質10日で出すのはかなり大変でした。 もし、この記事を読んでやってみよう!と思った方は50個でもいいので是非やってみてください。 100本ノック

#15 温度によって味の感じ方が違う

おはようございます。 今日は「温度によって味の感じ方が違う」というテーマにお話しさせていただきます。 皆さん、こういった経験はございませんか? 「キンキンに冷えたサイダーを飲み、しばらくした後にもう一度飲むと、甘ったるく感じる。」 「アイスも冷凍庫から出したばかりよりも、少し5分ぐらいおいてから食べたほうが美味しい。」 いずれも、商品の「温度」に関係があるんです。 それでは、ご説明していきましょう。 味蕾(みらい)と5味人間の舌には「味蕾(みらい)」というものが

#19 失敗談①あれ?味が変だ。

本日は、「商品開発」の失敗談をお伝えしていこうと思います。 商品開発をやっていると、たくさんのチャレンジをする代わりに、たくさん失敗もしています。 失敗には、予測できないものもあれば、単純に凡ミスのものもあります。 本日は、僕が1年目にしてしまった凡ミスだけど、影響が凄くでかい例をお伝えしていきます。 それでは、どうぞ! 香料とは?みなさん、よくパッケージの裏面にある原材料表示をじっくりと見たことはございますか? この写真を見ていただくと、「香料」と書かれています