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ささの うゃ(UYAMUYA)
2022年10月13日 22:25
詩は自分のことだからじわじわと羞恥体が怠くて自分の介護をしている無意味な言葉の羅列が意味を持つとき布団に埋もれる体は肉のぬいぐるみ本を尊く思うから読む習慣ができない耳の横すぐ風の通り道排水溝に花咲いてたらいいのにな探しても金木犀がどこにもない群れて駄弁るのが不快な年頃洗われた食器を片すのも億劫積まれた本に肘を当て執筆する電車で立ってると何も守れない咳
2022年8月18日 16:21
溶けるとかじゃなく破壊されるような夏アイスバーのこと舐めてたわごめん死んだミミズか金属片か道端のウンコも干からびたよろめいて転けたらきっと火傷汗ばんだTシャツ洗濯まで放置、いいのか絡みつくような湿気密着する肌着空く腹さすり夏の暑さに負けた心表せぬ感情を無理やり言葉に編む朝雲が飛んで跳ねて重なる霧と共にライトアップされる小さな影破るような爆音と共に命削る鋭
2022年7月16日 18:34
耳のかさぶた無限にできるから剥くながらポッドキャストほぼ聴いてないさきいかを一日ふた袋食べる生活ペットボトルがかいた汗ていねいに拭く人混みの中で独りを感じた思考のばけもの頭の中から体を飲み込むアイスを取っておくと「いらないのか」の声冷凍庫開けて降りる冷気が肌を撫でる万年筆で書いた字インク溜まりが愛おしく小説の中の小説はだれの作品か苦し紛れにニヤついた風呂
2022年7月1日 19:40
フライパン擦って絡みついた白身と殻雨粒がレンズに激突して邪魔メロンの果肉が脳裏でしゃくしゃく叫ぶ無限に寝ても不安の渦風が欲しかったのにカーテンを吸う窓意識の狭間で煽ってくるアイデア六月なのに真夏のような太陽の殺意推しを舐めるように見る心臓が止まってもお勧めしたら自分より熱心で焦る家族を殴る夢で起きた脳がやられたこの先どうするクイックルの替えふわふわすぎで