マガジンのカバー画像

うちゅ。ハート〜愛はパワーだ〜

18
詩句集1作品ずつの販売となります。 少し無料でお読み頂けるので是非。
運営しているクリエイター

記事一覧

山頭火へ84句+1を供えまする 〈自由律俳句集〉

山頭火へ84句+1を供えまする 〈自由律俳句集〉

今日10月11日は種田山頭火没後から丸84年です
何かしたいなと思ったのが9月24日でした

84…84…
1日平均5句なら作れるかもとチャレンジしてみました
未来への1句も込めて85句を供えます

また山頭火は前書はある方がいいと書いているので初めて付けてみました

私は3年前の今日にポエムを始めました
2年前からは自由律俳句の勉強を
山頭火を知らなかったので10月11日は偶然です
深い縁を感じ

もっとみる
わたしには何も無いから言葉をあげる〈自由律俳句集〉

わたしには何も無いから言葉をあげる〈自由律俳句集〉

館内で気品溢れる女性が黄色いメダカのエサの容器を持って現れた
私からの距離は約10m
スタッフがその女性に話しかける
ゆったりと話す声に上品さと明るさを感じた
スタッフも畏まり過ぎてはいなかった

私の視線を感じたその女性は私に微笑む
私も微笑み返す
数分後、退席される時に私と同時に笑顔を向けた
あたたかい眼差し、惹き付ける笑顔、声の張り、生命力溢れる佇まい

家に帰ってから調べたら、やはりミュー

もっとみる
夕ぐれ馴染む口笛の 音が憂いに感じても 〈一行詩集〉

夕ぐれ馴染む口笛の 音が憂いに感じても 〈一行詩集〉

言葉は短く人生は長く

私の思いは一行で事足りる

やがて死ぬだろう蝶があなたを訪ねに

愛はカーテンの後ろから覗いていた

もっとみる
死にたひが愛されたひに聞こえます❮短詩集❯

死にたひが愛されたひに聞こえます❮短詩集❯

悩ましげな女の顔が一番美しい

もう注目などされたくも無い

ちょっと目立っているあの人も
馬鹿にされて傷付いているんだって

もっとみる
我の息は短い〈自由律俳句集〉

我の息は短い〈自由律俳句集〉

シャラシャラシャラ
落ちにけり
あんたへと続く
生き地獄

咲いたその日のうちに落ちてしまう花、沙羅

1年前にもこちらを訪れました

名勝應聖寺(おうしょうじ)庭園は兵庫県重要指定文化財

こちらの記事もどうぞご覧下さい😊

今回初めて知った事は

涅槃仏の寝ている周りに日本全国の山と川の石108個を置き、四方に沙羅の木を植え、立体曼荼羅図を作っているという事です

今年はよく光が差し影も活

もっとみる
がらんどう 〈一行詩集〉

がらんどう 〈一行詩集〉

序章

いやさき

笑ひましょ
笑ひましょ
とりあえず
笑ひましょ

笑いを知っている人間だけがまた哀しい顔もする

オンザロック 色んなタイプを見てきたけど男も詩も素朴が1番ね

微笑むあなたはきっと私を狙ってる

嗚呼 ここはあなたに堕ちた場所

もっとみる
閉じた後の日記がいちばん輝く〈短詩集〉

閉じた後の日記がいちばん輝く〈短詩集〉

兵庫県丹波市に藤の花でも有名な白毫寺(びゃくごうじ)があります

この藤まつりの時期は駐車場に入る迄に2時間は覚悟との事

お寺の前にある第一駐車場まで3.5km
2時50分から3時半迄の1時間40分をノロノロと動きながら待ちました

到着

人間界と仏界を結ぶとされる太鼓橋があります

もっとみる
わたしはここで息をしている〈短詩集〉

わたしはここで息をしている〈短詩集〉

健康な体に産んでくれてありがとう。

ってもし健康じゃなくなったら恨むのかな?
そう、恨む時があるかもね
一瞬でも苦しみが救われるのなら
甘えて下さい 気が済むまで

でも
乗り越えられたら感謝をしましょ時々は

産んでくれてありがとう。

って母の日に

昨年発見した枝垂れ桜の場所
行くのが遅すぎた

そして今年撮影             2024/04/13

葉桜になっていましたが

実は

もっとみる
Rock Garden〈初一行詩集〉

Rock Garden〈初一行詩集〉

初めての一行詩集となります

1975年にエリザベス2世が来日し龍安寺の方丈庭園を見て「Rock Garden」と絶賛し石庭が世界中に知れ渡りました

元内閣総理大臣の細川護煕筆「雲龍図」襖絵特別公開がされていました
(3月31日迄)

系図上では細川ガラシャの子孫になりますが養子を挟んだので直系子孫ではないそうです

作者不明の石庭
15の石の意味も解明されていません

もっとみる
平和の鐘が鳴る〈詩集〉

平和の鐘が鳴る〈詩集〉

人間魚雷「回天」に乗った日本兵
録音された肉声に私の胸は締め付けられた

大和ミュージアム特別展「日本海軍と航空母艦」に行ってきました

今回感じた事を詩や句、フレーズなどにくくられずに自由に表現してみました

もっとみる
未来への〈初5行詩集〉

未来への〈初5行詩集〉

『弱さゆえ愛される』
という言葉に陶酔している

弱さゆえ愛してしまうのでは無く
弱さゆえ愛されるだ

なんて素敵な言葉なんだ

わたしの愚かさを見せつけてやる
貴方を愛してしまうことが
わたしの最大の弱さだから

五行歌というジャンルがありますが一首二首と数える様です
私のこの仕上がりは詩的なので5行詩と致しました

今見て欲しい最新作の言葉たちです

✩°̥࿐୨୧

あと何回
愛していると言え

もっとみる
魔猫は片目で恋をする〈初自由律俳句集〉

魔猫は片目で恋をする〈初自由律俳句集〉

初めての自由律俳句集となります

80代の自由律俳人がYouTubeで言いました

575の定型で書くと俳句らしく見える
だが自由律俳句は腕がないとダメだ
手放したのは定型と季語
心まで手放してはいけないよ。と

私は今年から自由律俳句の勉強をしました

定型俳句 短歌 川柳 一行詩との違いから調べ始めましたが気付いたのです
俳人 歌人 作家 詩人の誰1人をも心奥深く知る事が出来ないのではないかと

もっとみる
つまらない詩集の上で頬杖をつく〈365日記念短詩集〉

つまらない詩集の上で頬杖をつく〈365日記念短詩集〉

山頭火が言いました

「歌をうたい尽くした人に歌のまことが現れる (沢山作るが良い)」

「観念としての象徴の意義は学者に任しておけ
直感によって把握させられた象徴の心が詩の母胎である」

うちゅ。が言いました

「用心深い私は実を結べないかもしれないが薄っぺらい在り来りな実は結ばないだろう」

『鉄鉢の中へも霰 』

状況を表しているだけだと度々問題になった山頭火の未成品の句

「鉄鉢へ音たてて

もっとみる
ありがとう。〈短詩集〉

ありがとう。〈短詩集〉

悲しいかな出会いがあれば必ず別れがある
それは意図せずとも

10ヶ月前は何を思い何を望んでいましたか
私は想像の域を越す出来事もありました
今があるのもその頃に目標を立てたからだと思っています

10ヶ月前からの画像がたくさん手元にあります
(同じ場所でも違うカットで投稿済みもあり)
それらの画像と共に四季と言葉の交わりを感じて貰えたら嬉しいです

また私は短い詩と自由律俳句が好きだなと再認識し

もっとみる