見出し画像

9日も働いた話。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

精神疾患をもちながら、だらだらと働いている鬱ニートです。

まあ仕事を始めたのでニートではないんですが、語呂がいいのでこのまま使います。


この前にもnoteに書きましたが、私はよく体調を崩します。なんならほぼ毎日頭痛とめまいと立ちくらみ…その他諸々の症状が出る事があります。

頭痛とめまいくらいなら仕事するかあ…となるのですが、このコロナ禍で発熱すると不安になるもので。

きっとストレスだとはわかってはいるんです。

でも、熱がありながら働くのもどうなんだろうと思ってしまい、職場に連絡をしました。


37.9度の発熱、身体は動く。

でも、熱がある。この状態で働いていいものか。


答えはNOでした。発熱があるなら働かせられない。きちんと体調が良くしてから、と言われました。

まあ当たり前ですよね。検温をいくらしていたってその検温する側が発熱してたら意味ないですもん。


そんな状態が3日ほど続き、職場に連絡しては休んで…その繰り返し。


もともと月に10〜15回の出勤で3〜4回休んでしまうと、その日の出勤の人に迷惑をかける。そして私の給料も減る。あ、これは自分のせいなので仕方ないです。


働く前に面接の時、精神疾患があり体調が良くない事もあります、とは言っていたのですがそれでも休む事に抵抗がありました。


過去に何度となく怒られてきたから。


他の人は休んでいないのにお前だけ休んでいいのか。迷惑かけているんだ。しっかりしろ。大人なのになんで体調管理もまともにできないんだ。

まあこんな事をたくさん言われました。私もなんでこんなに身体がついていかなくて弱いままなんだろう、と何回も考えて苦しくなり、そしてまた体調を崩す。負のループの完成です。


休むのは悪。人に迷惑をかけない。


これが過去に怒られてきた私の結論だったんです。


ちょっと前置きが長いですね…もう少しなんで我慢してください。


そんな考えだった私にこう言ってくれた人がいました。


え?9日も働いたの?えらいじゃん。


最初理解ができなくて戸惑いました。頭の中はしっちゃめっちゃかです。私が今まで休む事は悪、人に迷惑をかけない事が大切だと思って生きてきたから。


この人はこう言いました。


だってちゃんと職場に休むっていう連絡して、休んだんでしょ?それを職場も受け入れたんでしょ?ならなんの問題もなくない?


ああ、そうか。そういう考えもあるんだ。びっくりしました。


休む事自体が悪いことではないんだ。


正直なところ、この言葉を言われた時に泣きそうになりました。なんなら涙でうるうるしてたかもしれない。


その人は社員さんとして働き、月に7〜8日くらいの休みでほとんど仕事してる仕事人間からそんな言葉が出るとは思ってませんでした。

なんなら私の出勤日数よりあなたの休みの方が少ないかもしれない。

なのに、9日も働いたの?えらいじゃん。


本当に驚きだったしびっくりしたし救われました。

休む事が悪じゃないと教えてくれたその人にありがとうと言いたいです。面と向かっては流石に恥ずかしいので、ここで言います。


私の考え方を変えてくれてありがとう。

休む事は悪ではない。

ただ少し疲れただけ。心だって身体だって疲弊する。そのために回復をしなきゃいけない。

私はその回復がとても遅くてなかなか元に戻れないんです。

その回復のために仕事を休んでしまう。それを少しだけ肯定された気がしたんです。


ちょっぴり自己肯定感も上がりました。これでいいんだと思えたから。


今まで私に怒ってくれた人達は決して間違った事は言っていません。実際それが正しい事も分かっています。こうして仕事はしていくものだ、と。

私にはその考え方が合わなかっただけ。そう捉えてもいいでしょうか。


長くなってしまい、ごめんなさい。

ただ私と同じように心が人よりも少し弱くて、毎日辛いと思っている人に読んでもらえたら、私は幸せです。

もう一回言いましょう。


休む事は悪ではない。


今日も一日生きられますように。

明日も一日生きられますように。

ありがとうございました。



鬱ニート。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?