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70周年記念出版

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記事一覧

【新刊ためしよみ】『14歳からのプログラミング』はじめに/千葉滋

プログラミングを学ぶ楽しさの一つは、自分の手でいろいろなものを作れるようになることです。…

「こんばんは」事件の謎に迫る/川添愛

川添愛『言語学バーリ・トゥード――Round 1 AIは「絶対に押すなよ」を理解できるか』を刊行…

【新刊ためしよみ】『明治革命・性・文明』はしがき/渡辺浩

本書は、広い意味での政治に関する、「日本」における思想の歴史を論ずる。時期は、徳川の世か…

【編集部による新刊紹介】田中久美子 著 『言語とフラクタル』

ボルヘスの短編「バベルの図書館」、その幻想の「図書館」には、1冊につき80字×40行で410頁の…

孤独で快適なサード・プレイス/ 三中信宏

 本書『読む・打つ・書く』は、これまで数十年にわたって続いてきた私と本との “格闘記” で…

『くまの根 : 隈研吾・東大最終講義 10の対話』あとがき

2019年から2020年に東京大学安田講堂でおこなわれた隈研吾氏の最終連続講義では、各界第一線で…

3・11の津波は過去にも起きていたのか / 東大地震研究所×東大史料編纂所

東日本大震災の津波は平安時代の貞観津波の再来なのでしょうか。繰り返す南海トラフの地震はどこまでわかっているのでしょうか。このたび、東大地震研究所と東大史料編纂所の共同研究の成果として『歴史のなかの地震・噴火』を刊行いたします。過去の大地震や火山噴火の実態に、地震学と歴史学の連携により迫ります。ここでは、本書の一部(1-2節)をお読みいただけます。 文・加納靖之、杉森玲子、榎原雅治、佐竹健治 869年の東北大地震2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震が起きると、その直後

『顔身体学ハンドブック』はじめに

他者に読み解かれる媒体としての顔・身体のあり方をあぶり出し,コミュニケーションの根源を明…

『国家の解体』刊行にあたって/塩川伸明

1991年12月,ソ連の消滅というこの重大事件を歴史的に解明する大作がこのほど刊行されました。…