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UNISON SQUARE GARDEN 全アルバムざっくり感想

こんちゃ。

突然ですが、自分の一番好きなバンドについて書こうと思います。
note始めたての時にユニゾンを好きになったきっかけとか色々書いてた率高かったんですが↓

そういえば肝心の曲とかについてはそんな触れてないわ、ってことに気付いたので、全アルバムについて自分なりに簡易的な感想と好きポイント、
ユニゾンを知らない人に勧めるならどのアルバム、みたいな観点からごちゃごちゃ書いてこうと思います。

ちなみに上記記事でも触れてますけど、自分がユニゾンを好きになった理由は楽曲が単純に自分にぶっ刺さってるのは勿論、メンバー(主に田淵)の音楽・ライブ哲学が自分の閉塞感を打破してくれたからです。
「音楽の楽しみ方は自由だ」単純だけど、意外と忘れているかもしれない僕らに大事なことだと思います。

では。長いけどよしなに。



インディーズ1st 「新世界ノート」

(好き度:☆☆☆☆)
(オススメ度:☆☆☆)

記念すべき1st。インディーズらしく、斎藤さんのボーカルもバンド演奏も荒削り。ただこの時点でもう土台のサウンドは出来上がってたんだな、と思う次第。今でも演奏されてるメジャーデビュー曲、箱庭ロックショーなどユニゾンの原型を感じさせられる1枚。何ならメジャー版よりこっちの「センチメンタルピリオド」が好きだったり。

しかしインディーズとは言え1曲目に6分超えのバラードをかましてくるのは凄ぇな。今だったら絶対やらないだろうなぁ。
ユニゾンのルーツ、始まりを知りたい人には是非。

<オススメ曲:M2 「センチメンタルピリオド」>

(こっちはメジャーデビューverです)

インディーズ2nd 「流星前夜」

(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)
(オススメ度:☆☆☆☆☆)

もうこの時点でUNISON SQUARE GARDENというバンドは完成していたんじゃないか、という名盤。
相変わらず斎藤さんのボーカルは尖ってるし、歌詞も20代前半の初期衝動に溢れてるけど、とてもインディーズのCDとは思えないし、満足感はフルアルバム聴いた時に勝るとも劣らない。個人的に全曲外れなし。

ここでリードを「水と雨について」にするのが尖ってるなあ、っていう。

<オススメ曲:M2 「フルカラープログラム」>

個人的にユニゾンの原点にして頂点。良い意味でずっと変わってないバンドだと思う。
この時の配信ライブが自分の観たユニゾンで1,2を争うベストアクトだったかも知れない。

メジャー1st 「UNISON SQUARE GARDEN」

(好き度:☆☆☆☆☆)
(オススメ度:☆☆☆☆☆☆)

メジャー1stアルバム。名を冠した1枚で、インディーズ時代含めて当時のベスト盤と言っていい内容。まさに新進気鋭のロックバンドのデビューアルバム。

実はメジャーデビューしてそこそこの時からユニゾンの名前は知ってたんだけど、この時はまだファンじゃなかったんだよね。「センチメンタルピリオド」は好きだったけど。
ブレイクした「オリオンをなぞる」でも自分の琴線にはイマイチぴんとこなくて、後述の『CIDER ROAD』というアルバムでファンになった次第。

確かオリオン発売前後くらいにレンタルで聴いたのだけど、
初聴では1曲目でかましてくる3分ロックの「カラクリカルカレ」、ラストのバラード「クローバー」に心奪われたけど、当時はアルバム全体としてはそこまで刺さらなかったなぁ。
ただファンになった後改めて今の演奏で聴くと昔はハマらなかった曲にハマったりする。ライブ行った後に聞きたくなる1枚。

「オリオンをなぞる」以前のユニゾンが聴きたい、って人には是非。

当時のシングル曲ではこれすき。

<オススメ曲:M1 「カラクリカルカレ」M4「デイライ協奏楽団」>


2nd 「JET CO.」

(好き度:☆☆☆☆☆☆)
(オススメ度:☆☆☆☆)

何かしら不遇なアルバム。
当時ユニゾンはちょっと暗黒期だったらしく、あまり良い曲が出来ないとメインソングライターの田淵は悩み「やりたい音楽」と「(大人から)求められる音楽」の狭間で揺れていたらしい。売れてない言うても調べたらオリコン20位前後に入ってるしそこそこの箱で当時からライブしてるんだけど。

タイトル通り、ジェットコースターのように駆け抜けていく46分。アルバムとしてのまとまりもあって、1曲1曲もかなり聴きやすい。ちょい中盤ダレる感はあるけど。個人的には初聴から今に至るまで1stより好きだったり。

そんな経緯もあってかあんまりライブではやらないちょっとレア気味の曲が揃ってるんだけど、近々のNormalツアー、リバイバルツアーで最近はこのアルバムの曲達が輝きまくってる印象。
スノウアンサーだけは頑なにやらないのはどうしてなんだろう。けっこうライブ通いつめてるけど生で聴いたの1回あったかないような。

<オススメ曲:M2 「コーヒーカップシンドローム」>

3rd「Populus Populus」

(好き度:☆☆☆☆☆☆)
(オススメ度:☆☆☆☆☆☆)

ユニゾンが世間に知られた曲「オリオンをなぞる」収録のアルバム。
このアルバムにて現在のユニゾンの形、今後のアルバム構築がほぼ完成されたといっても過言ではないのでは。自分の観測範囲での評判もかなり良い気がするアルバム。ライブ定番曲「場違いハミングバード」も収録。

ただこのアルバム、1曲1曲は良い曲揃ってるしめっちゃ聴くんだけどアルバム通してはちょっと気持ち長いかな、と思わなくもない。
好きな曲は多いのだけど自分としては評価の難しいアルバム。

でもオリオン入ってるのもあるし、ユニゾン入門編としては初心者にお勧めしやすいアルバム。

このアルバムで一番好きな曲。数少ないユニゾンでの斎藤さん楽曲。もっとライブで聴きたい。

<オススメ曲:M6「スカースデイル」>

4th「CIDER ROAD」

(好き度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆)
(オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆)

ユニゾンが新たなフェーズに入った今作。
自分はこのアルバムでユニゾン沼に落とされました。その補正もあり、結論から言うと一番好きなアルバムです。
バンドの歴史を紐解いてもかなりポップに振り切ったアルバムで、ユニゾンを知らない人に「これがベストアルバムです」って言っても信じると思う。全シングルカットレベル。それなのにしっかりと1つのオリジナルアルバムとして完成されてる超傑作。

一応ゆるっと表題だけ当時ユニゾンを追ってて「オリオンをなぞる」のド派手なアレンジにあぁそっち行っちゃったかぁって思ってたけど、
その流れの系譜だけどバンドサウンド強めの「リニアブルーを聴きながら」、その前作の「流星のスコール」に思っきし心を奪われ、
アルバムがレンタル開始になり即借りてきたら上記の感想になり、
「これは定価で買わないと」と思い即TSUTAYAにCD返却しタワレコに初回限定版を買い求めました。そして現在に至るって感じです。

そんな感じで自分としては思い入れの強いアルバムで、
無人島に一つアルバム持っていけって言われたら迷いなくこれを選ぶんだけど、収録時間が62分と前作と比べても長いのよね。ベスト盤除いたら最長。そこをどう評価するかになってくるかも。
個人的には構成の巧で前作よりも短く感じるくらいの感想なんだけど。

自分は思い入れ補正もあって一番好きだけど、他のユニゾンファンは別のアルバムを選びそうな気がしないでもない。

※追記(21.11/23)
上記記事でこのアルバムについて更に深堀りしてレビューしてみました。良かったらどうぞ。

シングルで一番好きな曲。

<オススメ曲:M3「リニアブルーを聴きながら」、M4「like coffeeのおまじない」>


5th「Catcher In The Spy」

(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)
(オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆)

ポップに振り切った前作から一転、ロックサウンドを全面に押し出したアルバム。今の(2015年当時の)ユニゾンがメジャー1stみのあるアルバムを作るなら、って感もある。作品構成が結構似てる気がする。

シングルの「桜のあと」「harmonized finale」が前作の系譜の超ポップソングだったからこの作品のカラーにはびっくりした。正直初聴は戸惑った。

ただ本人達も認めるようにロックに振り切ったアルバムという事もあり、一曲一曲の破壊力が凄い。ライブで聴いたらブチ上がる曲のオンパレード。でもメロディのポップさは忘れずに。ただシングル曲が綺麗すぎて浮いてる感は否めないかなあ。聴いた感じ多分既存曲アルバム仕様にMIX変えてる気がするけど。

正直、このアルバム~企画ベストの時期のミキシングが苦手だったりはする。何か全体的にこもってる感じというか。統一感を持たせる意味合いもあるんだろうけど、上記シングル曲はシングルで聴く方が好きだったりもします。

この曲学生バンドでコピーした時すごい楽しかった記憶。

<オススメ曲:M8「何かが変わりそう」、M10「天国と地獄」>


6th「Dr.Izzy」

(好き度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆)
(オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆)

ヒット曲「シュガーソングとビターステップ」収録アルバム。
まさかユニゾンでも変化球気味のこの曲が今でも歌い継がれるあんな大ヒットするとは思わんかった。多分本人達も想定外だったと思う。自分的にはユニゾンが売れるなら「桜のあと」だと思ってた。なんなら田淵智也もCIDER ROAD路線が想定より評価されなかったってインタビューかなんかで言ってたし。

で、シュガーソング~武道館公演を踏まえて新規ファンも増えた中、シュガー以前のファンとしては「どんなの出してくるんだろ…」と期待半分、不安半分だったのが実際のところ。
そんな中発表された6th。シングル曲はシュガーソングのみというストロングスタイル。いざ聴いて、「あっこの人達これ以上売れる気無ぇんだな(歓喜)」って内容だった。
あっと言う間に終わる46分で、初聴は物足りなさとも何か違う、「何かいつの間にか終わっちゃった」感溢れるアルバムだった。良い意味で肩の力抜いて作ったんだろうな、と。

ただ一方で、シュガーを聴いて好きになった人には賛否あるだろうなという内容。「俺たちは基本こういうバンドだし変わる気もないからそれが好きな人はどうぞ」的な、シュガー新規を突き放すことはしないけども自然とふるいにかける内容。

「シュガーソングとビターステップが聴きたいです」ならあれだけど、
「ユニゾンを1枚聴きたいです」ならこのアルバムは貸さないかも。
もうちょいキャッチーなの渡す。

ただ、何度もリピートしてく内に実はアルバムの構築としてはこの作品が一番完成度が高い気がする。ユニゾンのライブの一つのコンセプト、「良い曲を良い曲順でダレずに90分やりました、何か気付いたら終わってました」感というか。

ポップな曲とロックな曲のバランスも絶妙で、
むしろ自分はこのアルバムこそが現在に至るまでの
「UNISON SQUARE GARDEN」というアルバムだと思ってたりもする。

シュガーソングでバズってた当時からこのアルバムに向けてのバンドの動きを自分なりに考察した記事です⇩


名曲。PVの構図がオシャレ。

<オススメ曲:M1「エアリアルエイリアン」、M11「mix juiceのいうとおり」>


※追記(21.11/23)
推し曲「エアリアルエイリアン」についての怪文書です。ご査収下さい。⇩


7th「MODE MOOD MODE」

(好き度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆)
(オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

ユニゾン至上一番売れたアルバム。意外にも『Dr,Izzy』では無い。
ユニゾンの一つの到達点、そして一区切りと言っても差し支えない内容。

もし改めてCIDER ROADのようなポップなアルバムを作ったら、というような内容で、シングル曲も4つと盛りだくさん。ただアルバムとしては48分とコンパクト、でも満足度は完璧。まさに「100点を取ろうとして100点を取った」アルバムだと思う。

言ったら売れ線の本作をシュガーソングのタイミングで出してたらまた別の評価になってただろうというか、ユニゾンを違う風に見てしまうファンも出てくるだろうから、一通りシュガーの波が収まって「シュガーソング」だけじゃなくて「ユニゾン」を聴いてくれる人が残ったタイミングでこのアルバムを出すっていう、本当に田淵の嗅覚、バンド運営の舵取りすげぇな、という。

ユニゾン初心者に「ユニゾン貸して」って言われたらまぁこれ選ぶかな。
「シュガーソング入ってないやつでもいい?」って前置きしつつ。

このアルバムに関しては4thからの伝家の宝刀、「ヒットシングルを3曲目に置く」のを封印したのが結果良い方向に向かってる。発売当初はそこまで好きになれなかった「10%roll.10%romance」がラス前に来ることによってめちゃ良い機能を果たしてる。

ポップもロックもバラードも変化球も何でも取り揃えており、かつ間口が広い作品。良くも悪くも隙が無さすぎるとも言える。

このアルバムを引っさげたツアーは最高だった。一応2014年からライブ通ってるけど、武道館・舞洲の記念ライブを除いたら未だに過去最高のセットリスト、演出だったと思う。

何だかんだでリードのこの曲が大好き。

<オススメ曲:M8「フィクションフリーククライシス」、M12「君の瞳に恋してない」>

8th「Patrick Vegee」

(好き度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆)
(オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆)

このアルバムは一応過去記事⇧でレビューしてたり。

前作がバンドとして完成しきった感があるアルバムだったので、次のフェーズに移行せざるを得ないなかでの切ってきた札。
「もう後はバンド人生好きに楽しむんで好きに曲作りしますよ」感に溢れたアルバム。取りにいってないというか、「こういうのもあるよ」的な。このフェーズに入ったバンドは内に、内にと入りがちな印象だけど、そもそもユニゾンはソングライティングが異常なくらいポップなので、ちゃんと歌謡曲好きな一般にも間口を空けてあるのは天然なのか計算なのか、いずれにしても流石。

このアルバムは全体を通して一つの組曲のようになってるのが特徴で、
全曲ではないけど、ラストの歌詞を次の曲の歌詞やタイトルに繋げたりと構成がオシャレ。
自分としては大満足だけど多分友達には3枚目くらいに貸すアルバム。

近々のユニゾンで一番の名曲だと思ってる。コーラスワークの巧みさがすごい。

<オススメ曲:M2「マーメイドスキャンダラス」、M6「夏影テールライト」、M11「Simple Simple Anecdote」>


[番外編]

記念アルバム「DUGOUT ACCIDENT」

(好き度:☆☆☆☆)
(オススメ度:☆☆☆☆☆☆)

もちっとだけ続くんじゃ。こっから番外編。
2015年に発売された「シングル曲以外の」ベストアルバム。実質的な新曲は4曲。ここで満を持してライブ限定曲だった夜な夜なが音源化。更に「フルカラープログラム」「ガリレオのショーケース」がリテイク。

ただ個人的に言うと、上記でも書いたけど5thアルバム~この時期のミキシングが何かこもっててあんまり好きになれないんだよな。
あとフルカラーのリテイクに一言言いたくて、ギターが余りにもクリーンすぎるのよね。イントロは凄い良いんだけど、サビの4分の機械的なバッキングが気になって気になって。いつかベスト出すときは再リテイクして欲しい。この曲に限らずだけど、ユニゾンは生で聴くのが一番最高です。

上記でも書いた通り、「ユニゾンのシングル以外の代表曲集めました」アルバムなので人に勧めるには良い作品です。ファン目線ではCD本編より初回盤のブックレットと二本立てライブDVDが最高でした。

舞洲の思い出。夜な夜なも断然ライブの方がいいです。音源は編曲がシンセの主張でかすぎなのとジャングル感がありすぎて聴いててなんか。なんか。

<オススメ曲:M3「徹頭徹尾夜な夜なドライヴ」>


カップリングベスト「Bee side Sea side ~B-side Collection Album~」

(好き度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆)
(オススメ度:☆☆☆☆☆)

名の通りカップリングベスト。32曲入ってます。わお。
ユニゾンは意味分かんないくらいカップリングの出来が良くて、「カップリングの曲はできるだけライブでやらない」ユニゾンの方針が勿体なく感じるくらい。
ここ何年間は表題と比べると「ザ・カップリング」っていう曲が多いんだけど、Disc1の終盤~Disc2の序盤は「何でこれB面なんや」級の名曲が多すぎる。というか最近のカップリングに関しても、表題曲がタイアップ関連で色々詰め込みマシマシの二郎ラーメンみたいな曲が多いので、シンプル歌謡曲好きな自分としてはそっちのが好きな傾向がある。

本格的にファンになる前に聴いてた「空の飛び方」とかアルバム曲より全然好きだったし。ツアーも良かった。「スノウループ」の時の斎藤さんやばかった。男だけどキュンキュンした。うら若き乙女だったらガチ恋してたかもだから男に産まれてて良かった。

ユニゾンでTOP3に入るくらい好きな曲。

<オススメ曲:[Disc1]M14「ラブソングは突然に~What is the name of that mystery?~」、[Disc2]M8「スノウループ」>


トリビュートアルバム「Thank you, ROCK BANDS! ~UNISON SQUARE GARDEN 15th Anniversary Tribute Album~」

(好き度:☆☆☆☆☆)
(オススメ度:☆☆☆)

紹介するか迷ったけどトリビュート版。
Disc1はピロウズ、9mm、フラッド、クリープ、パスピエ、スカパラ、バクホン、LiSAなど豪華面子がユニゾンの名曲を自分色に染めてます。
Disc2はその曲々を本人達がスタジオライブで演奏した聴き比べ音源が入ってます。こういうとこ一々サービス精神旺盛でニクい。

内容について軽く触れると、9mmは夜な夜なをツーバスと爆音演奏で、THE BACK HORNはシャンデリアワルツを情熱溢れる感じで完全に自分達のバンド色にしてます。フラッドのフルカラーはめちゃ原曲リスペクト、ラストのライブでやるアカペラも再現してて好感。クリープハイプのさよなら第九惑星に至っては曲選のマッチングもあってか、いやこれ元々お前らの曲だろって感じです。

その中で本家に勝るとも劣らない位凄ぇな、と思ったのがLiSAとピロウズ。LiSAはオリオンをなぞるをカバーしてて、LiSAは他にユニゾンで好きな曲ある(オトノバ中間試験とか)けど、あえてこの曲を選んだ理由があって、その理由がすごい誠実だと思いました(各自調べて)
アニソンをアニソン歌手が歌ってる、ってこともあり田淵がLiSAに楽曲提供したみたいになってる。しかもラストで分かる人には分かる仕掛けがあって、LiSA、ユニゾンどっちも好きな人は格別の思い。

ピロウズは凄かった。貫禄。シューゲイザースピーカーをカバーしていて、原曲リスペクトかつピロウズサウンドという芸当をやっててかつオーラ、格がその他バンドと違うというか。カバーした上でド正統に本家を越えてきたというか。このピロウズカバーについては「あっ本家超えちゃった」と言っちゃってもあまりユニゾンファンからも反発食らわないと思う。

<オススメ曲:M2「シューゲイザースピーカー」(the pillows)、M8「オリオンをなぞる(LiSA)」>


以上。長々と書き連ねました。最後まで読んでくれてありがとうございました。ユニゾンを好きなファンにはこの記事を見てちょっとだけ共感してもらったり、いやお前何言ってんだって突っ込んでもらったり、ユニゾンを知らない人には少しでも興味持ってもらったら幸いです。

それではまた次の記事で。





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