シェア
ドカタと化したうさぎ
2020年1月8日 16:59
地場土建屋の年明け一発目の仕事は役所(発注者)への挨拶回りである。ハッキリ言って意味のない行動だと思うが、伝統であるので仕方がない。サラリーマン金太郎よろしく足しげく役所に行くのを良しとするあの風習である。おそらく昔は顔を覚えてもらって仕事を貰うためだったのだろう。今は電子入札で不正も出来ない上、少額工事(随契250万以下)もしょっぱい為、本当にただの挨拶に成り下がっていると感じる。
2019年9月19日 10:38
まず諸制式とはなんぞや。諸制式とは、もろもろの決められた様式や決まりの事である。古い言葉で、軍隊用語である。私が転職して驚いたリストの中に、社内での人材育成法未確立がある。これは無理もない。理由として中小零細企業に於いて人材育成に割く様々なリソースが限られていること、半端な徒弟制度の遺骸が残っている事が挙げられる。転じて軍隊(日本において自衛隊)ではどうか。軍隊は任務の特性上、平素に
2019年9月7日 10:12
先日の事である。懇意にしている地場建機屋の若い(といっても私より年上だが)営業マンと、現場で立ち話。どうも何らかの情報を欲しているようで、それがICT関連の情報だという事に私が気付くのにはそう時間はかからなかった。 中小零細土建屋がICTを導入してモノにするかどうかの葛藤があるように、地場建機屋も岐路に立たされているのだ。CSPI-EXPOのとあるリース屋のブースのデカさを見ればわかるが、大
2019年9月2日 10:46
「お~い、うさぎ~、監督連中の残業時間、労基に叩かれるからどうにかしろよ~」 とんでもねえ話である。転職すぐの人間に放つ言葉ではない。あ、うちの父なんですがね・・・ 他業種(といっても自衛隊だが)転職してきた身としては、土建屋の現場監督というのは本当に大変な仕事であると感じる。最初から最後まで一連の業務を一人でこなし、挙句神のごとき段取りを求められるからだ。 私も前職でチラっと中間管理
2019年8月31日 09:40
ナンバリングは止めた。面倒だから。頭があまりよろしくないので「あれ?何番だっけか?」ってのが毎回である。 さて表題の通りである。 その前に、私は自分の会社の事を零細企業と呼称しているが、はてさて零細企業の定義というものを知らない。常用50人以下は「零細」だと思っていたが調べてみるとそうでもないらしい。 中小企業のうち,とくに小規模なものを指していう。具体的にいかなる規模以下の企業を
2019年7月18日 09:35
土建屋について日々思うことを書いていく。ほぼメモ だってまだ1年ちょっとしか居ないし私 土建屋とは、平たくいうと土木・建築に関連する事業を請け負う事を生業としている会社のうち、土木のウエイトが大きいか、土木のみで勝負している会社の事である。地方では、だいたい地元の権力の象徴であり、悪の権化のような評価をされる。「ドケンヤ」「ドカタ」何れも差別用語でも何でもないが、人に言われると腹が立つの