#生き方「妄想への憧れ」
「うりもは時々、人のことを無視するよな」
ハッとした。
中学1年生の終わり頃、
友達に言われて、
そんなことになっていたのだと、
初めて気づいた。
知らないうちに、
妄想の世界に入り込み、
周りの声も聞こえない状態になっていて、
結果的に周りの友達を無視していたのだ。
当時、
このままだと孤独になってしまうと思った私は、
妄想を強制終了する努力を始めた。
妄想を、
現実の生活に支障をきたす、
悪いことだと捉えたのだ。
そこからいつの間にか、
頭の中で何か映像が流れたり、
何かについて面白く考えたりすることが、
自然と少なくなった。
言葉や文章で考えることを頼りに、
現実世界でずっと生きてきた。
今になって、
手放した妄想力に、
強い憧れを抱くようになった。
色んな方と話していて、
私には思いつかないことを考えていたり、
何より楽しそうに、
1人でニヤッとしているなどと聴くと、
決して悪いことと思えなくなった。
今では私にとって妄想は、
本当に豊かな活動だと感じる。
だから、
note記事やスタエフなどで、
妄想っぷりを発揮されている人をみると、
心が弾み、
どうやって楽しんでいるのかなど、
教えてもらいたくなるのだ。
自然にリスペクトしてしまう程だ。
今夜も、
そんな妄想話を聴かせてもらって、
楽しむ時間になりそうだ。
あなたも一緒に、
面白い人の頭の中を、
探ってみませんか?