春の庭を華やかに彩る花達、そのだいたい半分は球根植物である。 秋に球根を植え、冬を耐え、春に花咲く。 そして、ガーデニングにハマればハマるほど気付くのです。 球根めんどくさ!!!! と。 何がめんどくさいて、梅雨前に球根を掘り起こし、吊るして乾燥させ、夏を越し、ほんでまた植えるという作業ですよ! 毎シーズンごとに新たな球根を購入するような金はない。使い捨てなんてできんぞ。 しかし、この生産者泣かせのエコシステムにも限界がきました。 【めんどくさい】を地で行く私は
11月17日(日)、最高気温23℃ おかしいんじゃないのか地球。 クリスマスローズの新芽が暑さでほーら 1番病気になりやすい気候である。 柔らかくて弱い新芽が真っ先にやられます。 まあ、こうやって鍛えられて強くなるのも確か。 さて、本日はクリスマスローズの株分けに励んだ1日でした。 昨年は株分けをサボったので、今年はヤバい株がたくさんあるのです。 この珪酸塩白土、水をミネラル化する役割があるので根を腐りにくくしてくれます。 ほら、ジャガイモを植える時、切った種芋の切り
やー、今年は秋がありませんな。 11月中旬というのに平均気温の高いこと。 来週あたりからようやく寒さがやってくるらしいけども。 私の育てる植物達にとって、厳しい冬の寒さは必要不可欠な要素なのですが、 私自身にとってはただ辛いだけなので嫌だなぁと心底思います。 薄々とお気付きかもしれませんが、 私は夏になれば「冬の寒さが恋しい」と叫び、 冬になれば「夏の暑い方が好き」などと平気でぬかすタイプでござる。 一貫性がないので人としての信用がありません。 このnoteで記事を出せ
1日中下を向いて黙々と植替え作業をしておりますと、血液が顔面に集中するのか面白いくらい顔が浮腫むんですけど。 元々面白い顔をしているので浮腫むくらいじゃ誰も笑っちゃくれませんがね。 あと、この季節の我が家は冬眠準備のカメムシの大群に襲われます。 カメムシの多い山間部に住んでおりますので、春と秋の園芸で忙しい時はカメムシも忙しい時なのです。 秋の赤トンボの群れとかを風流に想像していただきまして、その赤トンボをカメムシに置き換えてみてください。 ブンブンブンブン飛びまくってあ
やー、お久しぶりです。 私は今(夕方17時に)この記事をTシャツ短パンで書いておりますが、現在バリバリの10月下旬ですので地球は狂っています。 さっきまで屋外で、蚊取り線香を焚きながら大汗かいて園芸をしておりました。地球が狂っています。 ところで秋の蚊ってなんであんなに細かくてしつこくて痒いの。 暑い暑いと毎年メディアも自分も言っていますが、今年はとんでもなく暑かった。尋常じゃないほど記録更新してゆく猛暑。 9月も10月も真夏日が続いたせいで、植物が動き出すのが大変に遅い
続きまして、 親株パンジービオラの種取り記録です。 クリスマスローズを増やす時と理屈は同じなのですが、 私は時代が産んだ堂々たるロストジェネレーション世代の貧困層であるため、1株1000円前後するような高級パンジービオラを毎年沢山購入することはできません。 コレクターのように高級ブランドの株を買ってずらり並べるようなことはできないんですね。切ない。 できるもんならやりたい、憧れる。でもできない。 じゃあ諦めるのかと言ったらそこはしぶといのもロスジェネ世代の特徴。 なんとか
2ヶ月ぶりのnote更新となります。 毎月1つは記事を投稿しようと心に決めて始めたはずなのに。 速攻でサボるこの精神性、我ながら流石である。 しかもよ、1年で1番お花が輝き、1年の努力が報われる園芸最高潮の時に私は一体何をしていたんだ。 えー、答えは、オタ活してました。推し活してました。 いえ、コンスタントに園芸はしていたんですがね、それ以外の時間を全て推しのアイドルに注いでおりました。 super junior(いわゆる韓国の嵐)が来年20周年を迎えるにあたり、ファ
気づけば4月になっていました。春到来。 今季の冬は一体なんだったんでしょうか。 2月に汗ばむくらい暑い日があったり、 寒の戻った3月がダラダラと過ぎ、 なごり雪にもほどがあるドカ雪が降ったかと思えばあっという間に4月に突入。 もうこれ以上はクリスマスローズのお花をそのままにしておいてはいけません。 種を取らない花茎は来季のために心を鬼にして一斉にカットである。 もったいない、まだまだ見ていたい。 でも、クリスマスローズは子孫を残す為に命を賭けてものすごく体力を使っている
全国各地で催された今季のクリスマスローズイベントも、いよいよ終盤を迎えつつあるようです。 今年は例年以上に賑わったなんて話をよく聞きます。(主にネットで) クリスマスローズ界隈は今、ノリに乗っていて盛り上がりまくっているとのことです。(主にネット情報) 腰の重いわたくしも「これはイベントのひとつにでも行っておかねば!」と奮起。 今季最初で最後のクリスマスローズのイベントに参戦してまいりました。 まあ、今季どころか人生初なんですけどね。 基本、ネットの世界でクリスマス
あっという間にもう3月。はやっ!! いよいよと言いますか、とうとうと言いますか、クリスマスローズの開花シーズンも終盤にさしかかり、早くも名残惜しさでいっぱいです。 春目前のこの季節は、急に日差しが強くて気温が上がりクリスマスローズがぐったりします。 かと思えば夜中に氷点下でガチガチに凍ってやはりぐったり。 そんなことを繰り返すので、これからどんどん病気が発生しやすくなります。 ニョキニョキと出てきた大切な新芽と新葉は柔く弱いのですぐに傷む。 根も腐りやすいので要注意!
早いもので2月も後半、本当に今期の暖冬にはビビります。 もちろん暖かいほうが過ごしやすくはあるのですが、必ずしも自然界ではそれが良いとは限りません。 クリスマスローズは一気にステムが伸びて咲き進んでおります。 我が家は比較的寒冷地で、都会のように桜の咲くような気温まで上がったりはしていませんが、 それでもここ2週間ほどで植物はどんどん目覚めている。 ミツバチはクリスマスローズに群がってせっせと花粉を集めていましたし、ウグイスだって鳴きだした。 私の鼻もスギ花粉を敏感に感
2024を迎え1月も半ばを過ぎました。本格的な冬ですね。 私の住む地域では連日、最低気温が氷点下を記録しておりますが、例年と比べるとやはり今年は暖冬だと感じます。 せっかく年末に履き替えたスタッドレスタイヤも活躍の機会がほぼありません。 昨シーズンの冬は10年に1度の大寒波とやらで室内の花瓶まで凍り、全体的に早咲き傾向だった鉢管理のクリスマスローズは凍害でかなりやられたことを思い出します。 そして昨夏の異常なまでの猛暑で畳みかけるようにダメになる株が続出。 なんとか生き
近年のパンジー&ビオラの凄まじい進化をご存じでしょうか。 従来のパンジー&ビオラの一般的なイメージといえば、ホームセンターで安くて98円くらいで手に入り、 学校や歩道沿いの公共の花壇などでとりあえず植えられる早春の花。 どうぶつの森でもおなじみの、赤青黄色のパンチの効いた原色のでっかいスミレです。 従来どおりのイメージならね......。 それがここ近年、育種家の方々の涙ぐましい努力によって、強烈オシャレなパンジー&ビオラが爆誕し続けております。 1株1000円超えも珍
季節はそろそろ本格的な冬へ突入しようとしています。 私が暮らす地域では既に何度か霜が降り、カメムシも完全冬眠に入ったようで被害がぐんと減りました。 干し芋だってもう完成してるもんね。 冬の間にストーブであぶって食べる幸せなやつです。 国産干し芋はお値段が張るので毎年大量に手作りします。 年末年始が徐々に近づいてくる。 外気は冷たく寒いですが、一転クリスマスローズはここからが非常に熱い時期となります。 全国のクリスマスローズフリーク達(だいたい中高年)が木枯らし吹く庭を
あれは昨年のこと。 2022年12月22日冬至の日に、約280粒の種の中からトップバッターで発芽した1芽のクリスマスローズがありました。 その瞬間、このクリスマスローズは過去イチ特別なクリスマスローズとなったのです。 そうなった経緯を今回は書こうと思います。 昨年のその時期はちょうどクリスマス寒波が来るとかで、数日前から全国的に冷え込んでいました。 私の住んでいる地域も雪が積もり強烈に寒かったのを覚えています。 外で土いじりしようにも寒すぎてすぐに断念しました。 両親と
秋の園芸はとにかく忙しい。 植物たちは今年も過酷な夏を耐えてきたのかもしれないが、私だって耐えてきた。 夏場の園芸のつまらないことよ。水やりと草抜きしかやることがねえんだもの。 あげく、2023の夏は長かった!9月なんて真夏でしたよね。 そんな秋のスタートだったので、晴れた週末は朝寝坊する余裕も飯食う暇もございません。 日の出から日の入りまで、過密スケジュールの園芸タスクをこなすのみ。 私は普段は会社勤めをしておりますので、週末限定ガーデナーなのです。 雨が降ったら絶