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クリスマスローズの種まき

やー、今年は秋がありませんな。
11月中旬というのに平均気温の高いこと。
来週あたりからようやく寒さがやってくるらしいけども。

私の育てる植物達にとって、厳しい冬の寒さは必要不可欠な要素なのですが、
私自身にとってはただ辛いだけなので嫌だなぁと心底思います。

薄々とお気付きかもしれませんが、
私は夏になれば「冬の寒さが恋しい」と叫び、
冬になれば「夏の暑い方が好き」などと平気でぬかすタイプでござる。

一貫性がないので人としての信用がありません。
このnoteで記事を出せば出すほどボロが出る気がするので先手を打って宣言しておきます。

自分のモットーは、
『今日思う事と明日思う事は違う!』
であります!

違う事を言っていたとしても、その時々は本気であったんだと。
そんな言い訳をモットーに信用のない人生を頑張って生きております。あしからず。

さて、今日はようやくクリスマスローズの種まきをしました。
例年より1ヶ月ほど遅いんですけど、ホラ、季節の進みが1ヶ月ほど遅いので問題ナシですよ。たぶん。

赤玉土に埋めておいた種を取り出したの図

茶袋にパーライトと種を入れてホッチキスで留め、それを更に赤玉土で埋めて乾燥させないように保存しておいたものです。
茶袋から種を取り出すと、

まるで汚い赤飯

どれもギリギリ発根してなくてセーフでした。
ちなみに、採った種の数をすべて記録していたので数えてみましたが、1粒も腐って消えた種はありませんでした。
めんどくさくて1回も消毒してないのに100点とか。大変に優秀である。
こうなると消毒の意味って本当にあるのか不審に思います。

そんなこんなでプリプリの種達の生存確認ができたら次は蒔くのみ。

ポットに種まき用土を入れ、
次に硬質赤玉土を敷く
そして赤飯を並べます。
パーライトも一緒に敷いてしまえ。
種の上に蝦夷砂、
更に仕上げにまた硬質赤玉土を。

わたくし、種まきの土と順番にもとてもこだわりがあります。
何故なら、クリスマスローズの種が発芽をはじめるのは真冬なので、土をしくると苦労するからである。
真冬も屋外野ざらしで厳しく育てる私は何度失敗したことか。

まず、発芽が始まる真冬は土が凍ったり霜柱がガンガンに立つんですよ。すると土はどうなるか。
種まき用土は土が軽いので霜柱で浮きまくり、赤玉土も硬質でなければ凍って溶けて団粒構造は失われ泥になる。
せっかく発芽した双葉は、浮いたり沈んだり忙しい泥の土のせいで根が露出しフリーズドライで死亡。

なので対策を立てて辿り着いたのがこの土と順番なのである。
霜柱が立っても浮きにくく重い蝦夷砂、
凍っても崩れない硬質赤玉土、
けれど根が触れる1番下には発芽苗に必要な栄養素の含まれたふんわり種まき用土がある。

いまんとこ、これが最強なり。

早い子は年内、つまり来月下旬には発芽するでしょう。
そして3月頃には軒並み発芽が完了し、5月に1芽づつポット上げをします。

これがクリスマスローズ育児のルーティーン……

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