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儲からないイベントをなぜ続けるのか。

今日はCCHSファミリー会の全国カンファレンスだった。

CCHSとは先天性中枢性低換気症候群の略称であり、このファミリー会というのは患者家族会のことである。

夜に呼吸が止まってしまう危険性をもつ難病で、僕たちUbdobeは10年前からこのファミリー会でキッズワークショップを担当している。

親御さんがドクターや研究者の講演を聴いたり学んだりしている間に僕らが別室でキッズと様々なワークショップを行い、最後に親御さんたちにお披露目するという立て付け。

母子&父子分離のチャンスが少ない難病児にとっては絶好の機会だし、僕なんかは毎年育っていくキッズたちの姿に感激するジジイにいつの間にかなってしまったのだ。

何億という売り上げを目指さないといけない僕らなので、普段は様々な行政機関や民間企業から受託事業を請け負ったり自主事業を展開したりしているのですが、その予算規模からすると何十分の一、何百分の一という予算で毎回このキッズワークショップを実施している。

毎回、ファミリー会からの「今年もワークショップお願いできますか?」という連絡に二つ返事で「ぜひやらせてください」と即答。

なぜか?その理由はシンプル過ぎる。

キッズたちが生きる人生の中で普段とはちょっと違う特別な体験や想い出を共有したいんです。観たいんです。僕らのエゴなんです。

今回もエゴ満載で「こんな世界観でこういうストーリーでこんなコンテンツでこんなクリエイティブでこんな舞台でこんな照明でやれたらいいよね」とスタッフ同士が何ヶ月も準備してくれました。当日は10名を超えるボランティアスタッフと音響や照明や映像スタッフと、超絶プロフェッショナルなWS講師陣を交えて1日を創り上げました。

自分たちが観たい世界を観るために!!

結果、超大満足!!俺が!!
観たい世界をまた観れた!!
みんなありがとう!!!!w

子供達の活動や、時間が経つごとに己を解放していく姿や、笑顔や涙が純粋で素敵すぎてもう。。

もちろんイタズラ坊主もいるわけですよ。
突然タイムテーブルを変えないといけなかったり、トラブルが起きたりするんですよ。

そういうの丸ごと吹っ飛ぶくらい本当に最高の一日が出来上がるんですよね。なんなんでしょうかねこれは。

金も大事だけどやっぱ金ばっかり追いかけて、観たい景色が見れなくなるなんてまっぴらごめんだね。

お金と意義と面白み。
いつもこの三角形を追い求め続けたいと思います。

CCHSファミリー会、来年もよろしくお願いします!!

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では!!!!

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