2024年11月21日 冬の家庭菜園をはじめます
秋だ、秋だと自分を騙そうとしていたのですが、
どうやら初冬ですね、これは。
11月も20日をすぎてしまいましたし、
これは、もはや秋ではありません。
私が知っている秋というものはほぼなくなりつつあって、むちゃくちゃ暑いから結構寒いの移行期間でしかないようです。
秋用のトレンチコートを着るような世界はおそらく滅びたのです。
有名人の訃報も多く、それも季節の変わり目、そして、冬を感じさせます。
人間は春夏秋冬いつだってなくなるものですが、年末に近づいてなくなると、
年の暮れのテレビなどですぐさま、取り上げられるので、冬の出来事として、ひどく印象に残るのでしょう。
目が覚めた時、寒さゆえに「布団から出たくない」と思うのは、確実に、冬なのです。
さて、つい最近まで、我が家庭菜園は、夏仕様でした。
冬の家庭菜園のメンバー
重い腰を上げて、夏野菜を処分したところまではご報告した通りです。
さて、先週末、家庭菜園に手を入れ、冬の家庭菜園に変更しました。
冬には、何を植えようかと思案した結果、以下のラインナップとなっています。
古株勢
・ローズマリー
・バジル(苗・種から蒔いたもの)
・大葉
・ディル
・クレソン
新顔勢
・いちご
・ピンクの花がつくいちご
・エンドウ
・茎ブロッコリー
何を育てたいか考えた時、一度収穫したら終わりではなく、何度か収穫できるものが良い、と考えたため、
このような顔ぶれとなりました。
以下、それぞれの現状をご報告します。
古株勢
・ローズマリー
健康優良児のローズマリー、イマイチ調子が悪い感じです。
葉がぱらぱらと落ちていて、乾燥しています。
ずいぶん大きく育ってきたので、もしかすると、土そのものが足りないのかもしれません。
春まで持ち堪えてもらって、植え替えをした方が良いだろうか、と考えています。
今のところは、ほんの少し根元に土を被せて応急処置です。
いつも元気なローズマリーのくたびれた姿はこたえますね…。
何とか復活してほしいところです。
・バジル
苗:葉が黄色くなるのは肥料切れ…ということなので、無駄な枝を切って、肥料を足したところ、生き生きとした緑色の葉が増えてきました。
このまま、元気に育ってくれることを祈ります。
種から蒔いたもの:こちらも黄色くなっていましたが、肥料を足しても、あまり様子は変わりません。
それどころか、しおしおとなっていた小さな芽がいくつか、枯れてしまったかもしれません。
うーん、どうすれば元気にかるものなのか…。
色が黄色っぽく葉も薄いので、バジル特有の香りもありません。
これではまだ料理には使えないなぁと思います。
ピザやパスタの上に乗せれるくらい茂ってほしいところです。
・大葉
たくさん茂っていた方のプランターは、処分することにしました。大葉は生えているものの、もはや香りはなく、虫食いもひどくて見た目も悪かったのです。
やぶれかぶれ、と言った様子で、お世辞にも良い感じではありません。
プランターから引っこ抜くのにはかなり苦労しました。苗から育った夏野菜たちより、種から育てた大葉の方が立派な根をしていました。
大葉もハーブの一種だから、やはり、タフなのでしょうか。
引っこ抜いた後に、小さな白い花がついていることに気づきました。
もう少し置いておけば種がついたかもしれませんね…。
ちなみに、小さい方のプランターの大葉はまだ肉厚な葉が生えているので残しています。
もう少し様子を見ます。
もしかするとこちらに種がつくかもしれません。
・ディル
暑い時に2度挑戦してことごとく枯れてしまったディル。
現在は3回目の正直で蒔いた種が発芽したものを育てています。
発芽し、ふさふさと柔らかい葉がでできたところまでは良かったのですが、
それ以降、あまり大きくなりません。
冷え込んできたせいなのか、水の量が良くないのか…。
冬の寒さで枯れてしまうなら、その前に、料理に使おうかしら、と悩み中です。
しかし、あまり香りがないのです。
種の方が香ったくらいです。
これまた、何ででしょう。
・クレソン
また、虫食いが酷くなってきて細い茎だけです。
私にはクレソンを守り育てる力がないようです。
そして、よほど美味しいのでしょう、クレソンは。
残骸としか言えない苗を処分しようと思ったのですが、小指の先ほどの大きさの葉っぱが出ていたので踏みとどまりました。
クレソン、どこまで、頑張ってみるつもりでしょう。
ここまできたら、クレソンの頑張りを見守るしかなさそうです。
新顔勢
・いちご
トマトケチャップで有名なデルモンテさんの栽培セットです。
驚くべきことに、デルモンテさんは、かなりたくさん野菜の栽培セットを販売しているようです。
ホームページを見てびっくりしました。
デルモンテ野菜苗部門みたいな部署があるのでしょうか。
こちらのいちご、袋に入った状態で育てることができるそうです。
すでに一粒だけ、イチゴがなっている苗を見つけ、それがあまりにも魅力的で購入しました。
今のところ外に出していますが、寒くなったら室内に入れてあげた方がいいのかという点だけ悩み中です。
・ピンクの花がつくいちご
デルモンテさんの栽培セットは確かに非常に手軽です。
しかし、やはり、鉢に植えた方が、収穫率が高いのではないだろうか?と思ってしまったので、比べるためにもうひとついちごの苗を買ってみることにしました。
こちらは花がピンク色であるというのが売りの苗です。
もし、いちごが取れなくても花が美しければ、心が和むだろうと云う、算段です。
今のところはわさわさと、大きな葉が生えているだけです。
・エンドウ
苗売り場で叩き売り(78円?)されていた、エンドウです。
ツルが伸びるタイプではないようなので、支柱はいらないとのこと。
収穫は11月とあり、なおかつ4つほど実をつけていたので、これで終わりなのかもしれませんが、
「今年はあたたかいし、もしかしたら12月くらいまでは行けるかも」と思って購入しました。
元からついていた4つの実はすでに料理に使いました。
もう元はとったので、あとは、万が一実がなれば、ラッキーくらいで育てています。
・茎ブロッコリー
こちらも叩き売りの苗です。
昨年の冬は、普通のブロッコリーを栽培して、2回ほど収穫しました。
しっかりしたひとつのブロッコリーを育てるのには時間がかかることが、それでわかったので、今回は茎ブロッコリーの方にしました。
その名の通り、ブロッコリーの茎の部分が長いもののようです。
わきめをのばして、そこをもいで食べるということのようです。
食べ方はブロッコリーと同じだそうです。
これなら、出て来るはしから、収穫すれば良さそうなので待ち時間は少なくなりそうです。
でもこの苗も11月までが収穫…と書いてあるのです。収穫…できるでしょうか。
冬の家庭菜園のはじまり
霜で野菜の苗がやられてしまうのか、など冬特有の心配もありますが、
無事植え付けが終わってホッとしています。
あとは、水切れ、肥料切れに気をつけて行きます。
冬だから虫対策は、夏より少ないのでは…と期待しているのですが、
さて、どうなりますやら。