ドイツ人はなぜ「自己肯定感」が高いのか 【忙しい人のための要約・まとめ】
今回紹介する内容は日本からドイツに移住して20年以上も住んでいるキューリング恵美子さんの『ドイツ人はなぜ「自己肯定感」が高いのか』の一部分です
▪︎自分らしく生きる方法
①ドイツ人は休むために働いている
日本とドイツでは仕事に対する意識が全く違います
ドイツ人は休むために働いており、短時間で仕事を終わらせることを考えています。自分の仕事が終わったら他人の仕事を手伝うことはしません
とにかく、残業せずにさっさと帰るというスタイルがドイツ人の仕事のやり方です
ドイツには労働時間法という法律があり、1日の労働時間は8時間までに制限されています
②ドイツ人は上下関係を気にしない
ドイツではお客さんはもちろん、上司や先輩に対しても敬語ではなくタメ口で話すことが多いです
良くも悪くも上下関係がないのがドイツであり、店員がお客さんに対して低姿勢になることもありませんし、自分を押し殺して笑顔で接することもありません
おまけに忙しいときに店員さんに話しかけると鬱陶しがられることもあり、お客さんに対してもタメ口で話します
少なくもと『お客さんは神様』という考え方で働いているドイツ人はひとりもいません
③ドイツ人は休日に仕事を持ち込まない
ドイツ人は仕事と休日のオンオフの切り替えがはっきりしています
この本の著者であるキューリング恵美子さんがドイツに来て保険会社に電話をしたときには『担当者が2週間の休暇を取っているので、2週間後にまた電話をしてきてください』と平気で言われたそうです
とはいえ『仕事よりも休日』を大事にするドイツの価値観を知るようになると生き方そのものを見直すきっかけになったそうです
④ドイツ人は物欲に振り回されない
ドイツには最新の家電がほとんど置いていないのでドイツにいくと物欲がなくなると言われています
ドイツは『古いものを大事に使っているのがかっこいい、まだ使えるものを無駄にしたり捨てたりすることを嫌う』という文化です
日本人である私たちは物欲を満たすために残業や休日出勤をして時間を削り、お金を余計に稼ぎ、本当に大事な家族との時間やリラックスできる時間を失っているのかもしれません
⑤ドイツ人は自分の気持ちを言葉にする
日本でははっきりと言葉にせずにお互いの気持ちを察しあうという文化に対して、ドイツでは自分の気持ちを100%言葉にする文化です
黙っていると自分が損をするだけというのを認識しているのがドイツ人です。わからなければ『わからない』と言葉にして自分の考えや要望を発言します
そのため、行き違いや空気の読み違いが極めて少ないのがドイツ人です
この自分の意見をはっきりと伝える習慣が自己肯定感の高さに繋がっているのかもしれません
▪︎【結論】ドイツと日本の常識は全く違う
この本はドイツと日本の常識の違いについて気付かされる内容になっています
日本に住んだままドイツの考え方を取り入れて生きるのは難しいですが、それでも何か1つでも参考になる部分や視野が広がる部分があるかもしれません
さらに詳しく内容を知りたい人は下記のリンクから購入を検討してみてください
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