プロ投資家の先の先を読む思考法 【忙しい人のための要約・まとめ】
今回紹介する内容は投資家である藤野英人さんの『プロ投資家の先の先を読む思考法』の一部分です
▪︎小さな変化を捉えて未来を予測する方法
①なぜ投資で勝てないのか?
当たり前のことですが、株式で絶対に勝つ方法は『安く買って高く売る』ことです
『安く買って高く売る』ことを理解しているのであれば株価が下がった時ほど強気で株を買って株価が上がった時には弱気になって売るべきですが、株価が上がると人間は逆のことをしてしまいがちです
『もっと上がるのではないか?』『もっと下がるのではないか?』と不安になって得る人が多数存在します
株式投資は、誰も投資をしたくない時に買ってみんながこぞって株を買うときに売ることが長期的に大切です
②他者の視点を取り入れる
今現在をより深く広く知って理解していくためには『多方面からの情報収集』や『多角的な思考』が必要になります
まずは、Twitterでフォローしている人のツイートを読むところから始めていくのもいいかもしれません
世の中で大きなイベントがあった時には多くの人が同じイベントについてつぶやくので『起きたイベントに対してどのような感情が起きるのか』についてサンプリングが可能になります
『世の中の人が全般的にどう思っているのか?』『この属性の人はどう考えることが多いのか』ということを知り他者の視点を取り入れることができるでしょう
③偏らずにフラットでいる
他者の視点を想像することは自分自身の偏りの修正につながります
物事の見方が偏っていれば自分の尺度に合わない世の中の動きや企業の変化を正確に捉えることはできません
自分自身を常にフラットに保つためには『自分は特殊かもしれない』と考えて感覚を修正し続けることが必要です
④好き嫌いを大事にする
投資先を決めるのに重要なこととして『その会社が好きかどうか』です
株式投資をしている人からすれば『そんな緩い基準で投資判断をするのはどうなのか』と思うかもしれませんが、儲かりそうか損をしそうかを見極めるには様々な状況に左右されることもあるので難しいです
だからこそ『好きかどうか』が重要です
『好きか嫌いか』という判断基準はあくまで主観であり、そこにその人が持つ価値観や哲学が反映されています
⑤若い感性を取り込む
年齢を重ねていくとそこに反発を覚えて『自分は年を取っても若い感性を持ち続けている』『若者に負けることなどない』といったようにムキになってしまいます
60代や70代と年齢を重ねても現役で活躍する経営者は年下の人との付き合いが上手な特徴があります
また、若い頃に歳上の人たちとしっかりと時間をとって年齢を重ねる中でその軸足を若い世代に移すこともオススメです
▪︎【結論】短期は読めないが中長期であれば予測可能
短期的な株価を正確に予測するのは誰でも不可能です
そもそも、株価は政治家の発言や自然災害などの外部要因によって大きく動きます。しかし、中長期であれば株価がどのくらいになるかを予測することができます
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