他人を支配したがる人たち:身近にいる「マニピュレーター」の脅威 【忙しい人ための要約・まとめ】
今回紹介する内容はアメリカの臨床心理学者であるジョージ・サイモンさんの『他人を支配したがる人たち:身近にいる「マニピュレーター」の脅威』の一部分です
▪︎マニュピレーターとは?
『マニュピレーター』とはいつもは優しい感じを出しており、その裏では他人を支配しようと考えている人を指します
日本ではあまり聞き馴染みのない言葉ですが、英語圏ではよく使用されておりスティーブ・ジョブズもマニュピレーター的と言われているそうです
スティーブ・ジョブズはいつもにこやかな表情をしているイメージの裏では社員に対して激しく怒ったり、すぐクビにする一面もあったそうですが、この本で紹介されているマニュピレーターには該当しないそうです
では、どのような人が『マニュピレーター』に該当するのでしょうか?
▪︎マニュピレーターの手口とは?
①問題を小さく見せようとする
マニュピレーターは『矮小化』というテクニックを使います
自分がやった悪事をとるに足らないもののように見せかけてきます
例えば、暴力を振るった際に『少しは体に触れたかもしれないが殴ってはいない』『小突いただけで怪我はさせていない』と言い訳を使うでしょう
『少し』や『だけ』と言う言葉をよく使う人には注意していきましょう
②巧みにはぐらかす
悪事や嘘を指摘されたとしてもマニュピレーターは『話題転換』して上手にかわすことができます
質問に対して真正面から答えないことで自分にとって不利な真実から目を逸らさせようとしてきたり、聞かれたことにわざと曖昧に答えたりするでしょう
身近なマニュピレーターの存在に気づくためにも普段から自分が聞いたことに対して相手が真正面から答えているかどうかよく観察していきましょう
③相手のせいにする
責任を押し付けるためにマニュピレーターは罪悪感を抱かせようとしてきます
例えば、『配慮が足りない』『あなたは自分勝手だ』というふうに皮肉を言ってくるでしょう
このように言われた相手は良心的なほど効果的であり、『悪いのは自分の方だ』と思い込んでしまうことでマニュピレーターに操られやすくなってしまいます
自分の周りに他人のせいばかりにする人がいないか改めて見回していきましょう
④被害にあいやすい人の特徴
マニュピレーターに騙されないようにするためには自分の性格を知っておくことが大切です
マニュピレーターに操られやすい人の特徴としては『人間を信じすぎてしまう人』『良心的すぎる人』『自信のない人』が挙げられます
⑤マニュピレーターの対処法
マニュピレーターがよく使う手口について学んで、その手口を使ってきた相手をマニュピレーターと疑うところから始めていきましょう
相手がマニュピレーターだと判明したらいかなる言い訳も聞き入れないようにすべきです
そして、相手が踏み越えてはいけない一線を超えてきたらはっきりと拒絶していきましょう
▪︎【結論】自分の身は自分で守っていきましょう
マニュピレーターに騙されないためにも手口について学んでいきましょう
この記事では3つほどマニュピレーターの手口について紹介しましたが、たくさんのテクニックを使ってきます
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