結婚の許しを貰いに行ったら親戚の家に連れて行かれて、そこの叔父さんとめちゃくちゃブルース弾いた話
UNIVA MUSIC LESSONは生徒さんの日ごろのレッスンの成果の発表の場として、今まで二回のセッション企画を開催してきました。次回も開催日と開催場所を検討し交渉してる最中です。
生徒さんの弾きたい曲をセッション。というのも良いのですが、
やっぱりセッションにはブルースでしょ!!!
ということでここでは
なぜセッションでは毎回ブルースを演奏することになってしまうのか???
そんな話をしてみたいと思います!
ブルースとは黒人の奴隷たちからできた音楽です。ロックをはじめいろんな音楽の基礎、元になってるジャンルです。
以前は海外のミュージシャンはブルース弾けないと仕事に呼ばれない、仕事が来ない、なんて言われていたそうです(この辺は現代ではDAWの普及で違うかも・・・わからんけど)
そこでタイトルの話なんですが(笑)
結婚の許しを貰いに行ったら親戚の家に連れて行かれて、そこの叔父さんとめちゃくちゃブルース弾いた話です(笑)
当時の彼女(現嫁)のご家族に交際の報告、結婚の許しを貰いに行った時の話です。
あんなことも、こんなことも聞かれるのかも…
なんてドキドキしながらご家族とご対面
乾杯をしていろいろな会話をしながらこちらの状況等質問に答えていきます。
やっぱりいろいろと聞かれます。
そりゃそうですよね、、、
娘がミュージシャンと結婚したいわけですからね。。。
その当時はバンドで事務所に入りながら一人で呼ばれたらギターを弾きに行ったり専門学校等で講師の仕事していたので
ここからこんな感じでお金が入って、ここからこんな風に給料があって
みたいな説明をした記憶があります。
とにかく、何とかなりますのでどうか許してくださいって感じでめちゃくちゃ説明したような気がします(笑)
次の休日にもし都合つくなら親戚の家に行こうと誘われました。
次の約束を取り付けたので今日のところはまずは上手くいったのかな?なんて思ってました。
なんでもお父さんの妹の叔母さんの家に行こうって話でした。その叔母さんの旦那さん(叔父さん)はお父さんの同級生で昔からの友人とのこと。料理人らしく行くといったらめちゃくちゃ料理と酒を準備しておくとのことでした。
当日。
最寄りの駅で合流しそのままその親戚の家に。
大人数(嫁の両親に弟夫婦と子供達)で押し掛けたので大きなテーブルが出てて料理とお酒がこれでもかと並んでいます。
叔父さんと叔母さんにも挨拶。
そして座って乾杯した位で
「お前はこっちにこい!」
と叔父さんに言われました。
めちゃくちゃギターが並んでいて、すでにアンプにシールドが刺さり二本のギターがスタンバイされていました。
「さて!やるか!」
みたいな感じで叔父さんがブルースを弾きだしました。
こちらもバッキングをしてセッションのスタート。
叔父さん楽しそう(笑)
その後もキーを変えつつ、コード進行をちょっと崩してみつつ
「俺はジャズ弾けないからそんなことするんじゃねぇ!」
「いやいや!今弾いてるのそのまま合うのでそのまま弾いてくれて大丈夫っすよ!」
みたいな感じでいろいろやりました(笑)
しばらく弾いてみんなのところに戻ると開口一番叔父さんがお父さんに
「お前、おもしれーやつ連れてきたな!!!」
「で、結婚は?いつだ?もう一緒に住んでるんだよな?」
と、叔父さんがめちゃくちゃ話進めてくれました(笑)
その後は結婚までめちゃくちゃスムーズに進みました(笑)
後にも先にもこんなにブルース弾けて助かった瞬間は無いと思います(笑)
さて、話を戻して。
なぜブルースなのか?何で初対面の叔父さんとろくな会話も無しでいきなりセッション出来きたか?
ブルースのコード進行です。
これの繰り返しです。コードはA、D、Eしか出てきません。
どうです?簡単じゃないですか?
3つのコードと順番覚えればOKなんです!
アルファベッドで見た場合、Aを1とするとDは4、Eは5になります(ABCDEFG=1234567)。CとFとGに♯をつけたいところですが、まずはこのくらいの説明にしておきます(初めての方は混乱するかと思うので)。
その数字で見るとこんなコード進行
例えばキーがCの場合
CDEFGABを順番に1234567と数えると
1がC、4がF、5がGになります。
これさえわかれば初対面の人ともセッション出来るんです。年齢も楽器も国籍も関係ありません。
じゃあ、●●の曲をやろう!となって譜面を作ってもこんなシンプルにはいきませんし、1番終わってソロ合って二番合って転調して、コーダで飛んで、、、なんてなったら譜面の枚数もそれなりになりますし初対面の方とセッションはなかなか難しいですよね?
出てくるコードが少ない。これが一番の決め手です。
もちろん、これにどうアプローチするか?というところだったり同じもの弾いていてもリズムの良さやトーンの良さ、そういうところで上手い、下手が出るのかもしれませんが、セッションというのは
楽器で会話をする
のが一番大事なところですので、その時に自分ができることだけでいいんです。
ソロ、アドリブは出来ないけどこのコードくらいなら弾けるというならそれでOK。
きっとそれだけでも楽しいですし、人は欲が出てきますから、今度そんな機会あればソロも弾いてみたい!となり練習にも熱が入るはず間違いなしなんです!
レッスンでは様々なスケールの練習でこのブルースのコード進行を利用する場合があります。
結構堅い洋書では
ブルースは音楽なんかではない
もっと言うとブルースでよく使われる(ジャンル別として一番使いますが…)ペンタトニックスケールは
スケールではない
みたいな書かれ方してるものあったりなかったりするそうです(スケールとは音階。ざっくり言うとドレミファ〜みたいなね!)。
黒人の奴隷が生んだ音楽ですので、学も知識もない奴隷の黒人が生んだ音楽が許せない、または理解できない・・・みたいなことがあるのかもしれませんね。
でもこのコード進行、大体のスケール、ほぼほぼ練習出来るんです(この辺が音楽の面白いところ)
若干、脳内で知識の変換とかは必要だったりもありますが、色んな練習出来るんです。なので、アドリブでのギターソロを練習してる生徒さんには必ずと言って良いほど利用する事となります。
ブルースを聞け!という強制ではなく(もちろん興味あればぜひ)教材として利用する頻度が多いという感じです。
その結果、こうして生徒さん達もこんなに楽しいセッションが出来るんです。
1回目の様子
2回目の様子
どうです?めちゃくちゃ楽しそうでしょ?これ、中には楽器レッスンに来たばかりや数回の人とかいるんですよ?凄くないですか?
そして先ほどの話。
同じコードを弾いてるのに
同じスケールでソロ弾いてるのに
なんでこの人と自分は違うんだろう?
リズムかな?トーンかな?弾き方かな?
そんな違いに気づきやすいんです。
みんな違う曲弾いていたらそれはそれで違いもあるし上手い下手もわかりますけど、みんなで同じことを題材にしてるわけですからもっとはっきり自分と他の人の違いに気が付けるんですよね。
そして、急速に仲良くなったり友達になれたり。最高のコミュニケーションツールだと思うんです。
UNIVA MUSIC LESSONではセッションを通した生徒さん同士、講師と生徒さんの交流を大事に考えています。
もちろん、生徒さんが演奏したい曲もやったりしますし!
でも、ブルースは覚えておいて絶対にそんなはないと思います♪
もしこれを読んで少しでも興味がわいたり前々から興味あったけど手が出しにくかったり、そんな方がいたらチャレンジしてみて欲しいです♪
これでも難しそう?覚えるの大変そう?
きっと今までに経験した、努力したはずの
高校、大学の受験勉強より超絶簡単でしょ?(笑)
大丈夫です!コード3つだけですから!
もちろん、UNIVAでは各楽器、各講師しっかりレッスンでも教えますからね♪
キクチ シュウイチ
UNVA MUSIC LESSON
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