書籍の情報
タイトル:残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法
著者:橘玲
出版社:幻冬舎
発行日:2015年4月10日
書籍の抜粋
感想
抜粋した理由
株式投資をしていると、
お金持ちは性格のよい
人が多いという話を
聞きます。
一方、テレビドラマでは
金持ち=悪代官モデルが
今でも人気な気がします。
懲悪的なストーリーが
分かりやすく、うけが
いいのだとは思います。
そんなお金持ちに関する
記載がありましたので、
抜粋してみました。
本文
―――1―――
政治空間と貨幣空間と
いう区別があるようです。
となると、それぞれの空間
の勝者=お金持ちは、
気質が異なりそうですね。
政治空間は、あるパイを
奪い合うので、当然、
相手を蹴落とし、いっぱい
占領できた人が、勝者です。
貨幣空間は、信用創造を
します。新しい領域が
増えていくのですね。
ということは、奪い合いを
しなくても、新しい領域を
せっせと開墾するのが、
効率的だと思います。
汗水流して、せっせと開墾
した人が勝者となります。
どちらの勝者が性格が
いいかは答えるまでもない
ように思います。
―――2―――
よく国債の残高が膨らんで
日本の借金が大変だ。
なんて新聞記事やニュース
記事を見ます。
先日も、国民一人あたり
1000万円+αみたいな
金額が、でん!と書かれて
いて、がっかりしました。
こんな記事を書く記者が
未だにいるとは・・・。
新人記者の練習用の記事
なのでしょうかね!?
(なんでがっかりしているかは、
いずれどこかで)
さて、国債の説明をするときに、
日銀は信用創造という
キーワードを使っていました。
彼らは、間違いなく、
貨幣空間の住人でしょう。
一方、財務省は、国債の説明を
するときに信用創造という言葉
を使いません。
しいて言うならば、
受益と負担という言葉
スキなのでしょう。
財務省は、行政機関では
ありますが、政治とのつながり
が強いですから、政治空間の
住人と言うことで間違いない
でしょう。
日銀と財務省は、住む空間が
違いますが、一緒に仕事をして
います。
きっと話がかみ合わないと
思います。
ルールが違うのですから。
―――3―――
貨幣空間のルールに適応
できないと、不利になる
ことが示唆されていると
思います。
貨幣空間と、政治空間。
2種類のお金持ちがいます。
どちらに属するのがいいのか
子どもにはおすすめ一択
しかありません。
勤務先も、遅ればせながら、
政治空間から貨幣空間の
ルールへと移行が進み
はじめたと思います。
まとめ
2種類のお金持ち