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投資#274 まずこの7時間半を


書籍の情報


タイトル:自分の時間
著者:アーノルド・ベネット
発行所:株式会社三笠書房
発行日:2016年5月11日

書籍の抜粋


さて、現状を見てみよう。すでにわれわれは1日のうちから、利用できるのに無駄にされている時間を抽出した。週6日、毎朝の少なくとも30分間、そして週に3晩1時間半ずつ、合計すると週7時間半になる。
「今のところは、この7時間半で満足するよう提案したい」と申し上げると、すかさずあなたは大声で抗議なさるだろう。
「なんだって?あんたは人生をいかに生きたらよいか、教えてくれはずじゃなかったのかい。それなのに、1週間の168時間のうち、たった7時間半しか問題にしないというのは、一体どういうわけだ。この7時間半で奇跡でも起こして見せてやろうという気かね」
率直に言わせてもらうなら、まさにその通り。やらせていただけるなら、この7時時間半で奇跡を起こしてお見せしようというのだ。
私はあなたに、ある経験をしていただきたい。実際にまったく自然で理にかなっているのだが、一見奇跡のように思える経験を。
言いたいことは、「この7時間半をフルに活用すれば、その週全体が活気と情熱にあふれたものとなり、退屈きわまりない職業にさえ関心が増すようになる」ということだ。
たとえば、毎朝毎晩10分間だけ体操をしているとしよう。そのおかげでその日1日、体調が非常によく、ますます丈夫になり。やがて体つきそのものまで見違えるほど頑健になったとしても、あなたは少しも驚くまい。
それなら、毎日平均1時間余りの時間を、精神を豊かにするようなことに使い、そのために、あらゆる精神活動が活気をおび、それがいつまでもつづいたとしても、どうして驚くことがあろうか。
自分を磨くには、もっと多くの時間をかけたほうがよいことは確かだろう。より多くの時間をかければ、成果もそれだけ大きなものとなるのだから。
しかしながら、ささやかな努力に見えるようなことからとりかかるほうが、私は現実味があって好きである。
さらにいうと、実際のところこれは決して「ささやかな努力」などではない。やってみたらわかる。
7時間半をひねりだすのですから、ジャングルを切り開くように、容易なことではないのだ。必ず何がしかの犠牲を払わなければならない。
なぜなら、使い方がまずいにせよ、7時間半という時間を、誰でも現に使ってきている。やってきたことがいかにつまらないことであれ、その時間で何かをしてきたことは確かなのだ。
その時間をもっと有効に使い、何か意義のあることをやるというのは、すなわち「習慣を変える」ということに他ならない。だからこそ誰にとっても、容易ではないのである。

第6章 「情熱と活気に満ちた1週間」
■毎朝30分が自分の中に奇跡を起こす

感想

抜粋した理由

毎日1分
毎日10分
毎日30分

というのはよく聞きます。

この書籍でも、
毎朝30分とありますが、

週に3晩1時間半ずつ

というのは、
毎日のススメではない
と思い抜粋しました。

本文
―――1―――

「今のところは、この7時間半で満足するよう提案したい」と申し上げると、すかさずあなたは大声で抗議なさるだろう。

第6章 「情熱と活気に満ちた1週間」
■毎朝30分が自分の中に奇跡を起こす

確かに、週に
168時間あるのに
7時間半と聞くと
短く感じます。

しかしながら、
私の睡眠時間と
同じぐらいの
長さがあります(笑)

また、違った見方を
すると毎日1時間
新しいことに費やす
ことになります。

これはなかなかの
インパクトではない
でしょうか!?

比較対象が違うだけで、
見え方が違うなと思い
ました。

―――2―――

さらにいうと、実際のところこれは決して「ささやかな努力」などではない。やってみたらわかる。
7時間半をひねりだすのですから、ジャングルを切り開くように、容易なことではないのだ。必ず何がしかの犠牲を払わなければならない。

第6章 「情熱と活気に満ちた1週間」
■毎朝30分が自分の中に奇跡を起こす

そうですよね。
睡眠を1回分
削るような
ことになるので、

「ささやかな努力」
とは言いいがたいな
と思います。

必ず何がしかの犠牲を
払わなければならない
とありますが、

睡眠を犠牲にするのは
効率が落ちるので、
できません。

―――3―――

やってきたことがいかにつまらないことであれ、その時間で何かをしてきたことは確かなのだ。

第6章 「情熱と活気に満ちた1週間」
■毎朝30分が自分の中に奇跡を起こす

家に帰って来てから
風呂に入るまでに
スマホに触って
しまったり、

風呂上がりに
スマホに触って
しまったり、

気付くと、
23:15なんて
ことも。

これでは睡眠不足
になりがちです。

毎日、noteの投稿に
1時間ぐらいは
使えているかと
思います。

およそ、本書の
7時間半を有効に
つかえているなと
思うのですが。

まだまだ
スマホで消費している
時間があるので、

まだまだ改善の
余地ありです。

まずこの7時間半を
死守したいと思います。

まとめ

まずこの7時間半を死守したい

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