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投資#140 UGCとULSSASに興味を持ちました

書籍の情報


タイトル:僕らはSNSでモノを買う
著者:飯高 悠太
発行所:株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
発行日:2019年8月30日

書籍の一部要約

  • UGCとは、ユーザーが作ったコンテンツ。つまり、企業が打ち出す広告ではなく、ユーザーが自分の意思で投稿するコンテンツを指す。個人のつぶやき140文字も、立派なコンテンツ。

  • UGCには3つの特徴がある。

    • 情報の信頼性が高い。情報量が爆発している現代では、そもそも情報が見られなくなっているが、UGCは、情報爆発時代にもユーザーに届く。

    • 行動転換(態度変容)が起こりやすい。ただ認知されるだけではなく、その後のユーザーの行動、購買行動まで動かすことができる。

    • シェアされやすい。企業の宣伝に貢献したくてSNSをやっている人はおらず、UGCのほうが、ユーザーの共感を生みやすいし、シェアされやすい。

  • 企業でSNS運用を任されている人の話を聞くと、KPI(Key Performance Indicator=重要業績評価指標)が、フォロワー数になっていることがほとんど。けれども、フォロワー数を増やすことは手段であって、目的ではない。やみくもにフォロワーを集めても意味がない。どれだけユーザーに情報が届くか、情報が届きどれくらい購入につながっているかまで考えるべき。

  • ULSSASというのは、SNS時代に、どのように情報が伝搬するのかを追いかけた結果生まれた概念。

  UGC(ユーザーが作ったコンテンツ=口コミ)
  →Like(いいね)
  →Search1(SNSで検索)
  →Search2(ヤフー、グーグルなどで検索)
  →Action(行動・購買)
  →Spread(拡散)
  を指す造語。

  • ちなみに、最後のSを、Share(シェア)ではなく、Spread(拡散)としたのは、最近は「どうぞ見てくださいね」という情報提供というよりは、最初から拡散を目指した「承認欲求を載せた投稿」の意味合いが強いから。

感想

UGCとはよく聞きますが、
なんなのか一度学ぶために
読んでみました。

SNSに書き込む口コミも
UGCだったのですね。

UGCの3つの特徴

UGCの3つの特徴は、
情報の信頼性が高い
行動転換が起こりやすい
シェアされやすい
だそうです。

情報の信頼性が高い
というのは場合によりけり
だと思いますが、

商品を使った感想や
サービスを受けた感想
というのは信頼性が高そうです。

企業広告だと、まず、
いいところしかアピール
しませんから納得です。

また、広告は広告ですからね、
余程のことがなければ、
友人に勝ることはない
と思いました。

友人に勧められたならば、
試すことぐらいはすると
思います。

あと、企業の宣伝に
貢献したくてSNSはやらないです。
給料払え!ってなりますよね。

フォロワー数

企業にとってフォロワー数は、
購買に結びつかなければ、
意味がないというのは事実で、
そうだと思います。

でも、個人の場合は違います。
フォロワー数が増えることで、
このnoteでも、こうやって
書こうという気持ちが沸き上がって
きます。

フォロワー数は増えるだけで、
有り難いです。

ULSSAS

ULSSASという言葉も
今回学びました。

この書籍を手に取って
いなかったら、知るのはもっと
あとになっていたでしょう。

どのように情報が伝搬するのかを
追いかけた結果というのは
興味深いです。

この書籍は、2019年なので、
当然ながらChatGPTを使う
ことが多い今日においては、
またもや概念が変化しそうです。

Search1(SNSで検索)
→Search2(ヤフー、グーグルなどで検索)

の流れという説明ですが、

Search1(ChatGPTで検索)
→Search2(ヤフー、グーグルなどで検索)

とか、

Search0(ChatGPTで検索)
→Search1(SNSで検索)
→Search2(ヤフー、グーグルなどで検索)

になりそうです。

UGCについて興味が湧いて、
読んでみたつもりでしたが、

ULSSASの応用にも
興味が湧きました。

まとめ

UGCとULSSASに興味を持ちました

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