投資#206 組織(会社)が知られたくないこと
書籍の情報
タイトル:2023年度合格目標版中小企業診断士1次試験一発合格まとめシート前編
著者:野網 美帆子
出版社:エイチス株式会社
発行日:2022年11月1日
書籍の抜粋
感想
抜粋した理由
組織論のようなことは
新人研修で受けてもいい
ような内容に思います。
企業ごとに意図が
違うから一概には
言えませんが。
つまらないから
教えないのか。
教えたくないから、
教えていないのか。
きっと気づかれたくない
と思います(笑)
なので、抜粋する
ことにしました。
当たり前かもしれませんが。
本文
VUCAの時代ということで、
長期計画というのを
聞かなくなりましたが、
中期計画というのを
耳にしますよね。
ここらへんが共通の目的
ということになるでしょうか。
環境問題に関しては、
中身がぺらぺらですが、
2040年、2050年
のときのことが語られています。
ここも共通の目的に
入れてもいいのかなと
思います。
お互いの貢献意欲ですが、
これもないと組織として
いる意味がないですよね。
個人事業主でいいのでは?
と思われてしまいます。
また、ひとりではないのだから、
コミュニケーションが
とれないと成立しないのも
また然りです。
分業に関しては、
人事部とか、
経理部とか、
製造部とか
ありますので、
これで分業している
と言えばそうかなと
思います。
ただその部内でも、
部内メンバーの得意不得意
があると思います。
部内でも、得意不得意を
活かして、分業するのが
いいと思うのですが、
どうも所属している企業
ではその考え方が薄い
です。
部の中では、仕事を均等に
ばらまくことしか、
考えていない。
というか、考えていないから、
仕事を均等に振るのだと思い
ますけどね。
ジョブ型の雇用がちょっと前まで
注目されていました。
ジョブディスクリプションを
作成すれば、いいと思うのですが、
難しいのでしょうね。
(特定の日本人には)
なので、成果という点では、
所属している企業では
十分な伸びしろがあります(笑)
そして本日の目玉!
組織均衡です。ここは、
知らない人にはずっと
知られたくない部分なの
ではないでしょうか。
抜粋部分の説明は好きで
ないのですが、
組織均衡論とは、「誘因」と「貢献」の2つの要因のつり合いがとれている場合に、組織の存続が可能という理論。
これぐらいの説明が
私には心地よいです!
さて、この場合のつり合いが
とれているというのは、
「誘因」=「貢献」
ではありません。
つり合いがとれている
と聞くと、50:50を
思い浮かべてしまいますが、
そうではないようです。
「誘因」>「貢献」
が良いとされています。
説明では「以上」とあるので、
「誘因」=「貢献」
でもよいのですが、
組織として存続できる
最低限のレベルでという
感じで不安定さが残ります。
やはり、組織として、
存続することが第1の条件ですから、
「誘因」>「貢献」
となることがおおいでしょう。
会社では、人参ぶら下げられて、
仕事しているかな~という
感触は誰しも持つと思います。
それを、研修で、言語化されて、
示めされてしまうと、
「誘因」>「貢献」
の要求が強くなりますよね。
それともげんなりしますか?
経営者の頭の中には、
利益=売上-費用
の公式がありますから、
「誘因」のためには費用がかかる。
利益が圧迫されるから、
知られたくない。
そうなっても不思議はないと
思います。
まとめ
組織(会社)が知られたくないこと、「誘因」>「貢献」