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投資#141 結局のところ、いい商品、いいサービスが欠かせない
書籍の情報
タイトル:僕らはSNSでモノを買う
著者:飯高 悠太
発行所:株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
発行日:2019年8月30日
書籍の一部要約
質の高いフォロワーを抱えるためには、UGCを発生しやすい公式アカウントからの投稿→ユーザー参加型のコンテンツ→UGCを生み出すアカウント運用、にも力を入れる。公式アカウントにリツイートされると、「いいね!」の数やリツイートの数が圧倒的に跳ね上がり、ユーザーも喜ぶ。再度UGCを投稿するユーザーが増えるという好循環になる。
結局のところ、SNSマーケッティングで売り上げをアップさせる一番のポイントは、顧客にとってよい商品やサービスを磨き上げること。ULSSASの起点となるUGCの発生は、顧客に「これはいい!」「これを誰かに伝えたい!」と思ってもらうことが、スタート地点だから。
UGCが発生しないときこそ、コンテンツマーケッティングが重要。コンテンツマーケッティングは、ブログ、動画配信、記事配信、オウンドメディアの運営などであり、商品を知らない、まだ購入を検討していない層にも届く。
SEO対策やリスティング広告は、すでに「検索ワード」を入れるくらい、顧客の希望が顕在化しているときにしか効きかない。ここを見誤まると、「オウンドメディアを立ち上げたのに一向に売り上げが伸びない」という相談をすることになるが、そもそもオウンドメディアに対して、リスティング広告のような直接のコンバージョン(商品・サービスの購入)を期待すること自体、間違っている。
すべてのマーケッティングの最終目標は、商品やサービスを買ってもらうこと。UGCからスタートするULSSASの時代には、いい商品であること、いいサービスであることが、何よりも大切になってくる。
感想
マーケッティングの目的は
ブレがないのですってね。
宣伝や広告をしなくても自動で
商品やサービスが売れること
みたいです。
宣伝や広告をしなくても、は、
余計かもしれませんが。
ULSSASというのは、
UGC(ユーザーが作ったコンテンツ=口コミ)
→Like(いいね)
→Search1(SNSで検索)
→Search2(ヤフー、グーグルなどで検索)
→Action(行動・購買)
→Spread(拡散)
を指す造語、でした。
SNSでの宣伝広告の手法として
編み出されましたが、
顧客に「これはいい!」
「これを誰かに伝えたい!」と
思ってもらうことが、
スタート地点
とあり、
ブログ、
動画配信、
記事配信、
オウンドメディアの運営など
でいくらテクニックを駆使しても、
やっぱり、
いい商品であること、
いいサービスであること
が基本であることに安心しました。
むしろ、ULSSASの時代には、
何よりも大事になってくる
ともあります。
マーケッティングの書籍を
読んでいると、テクニックで
どうにかなるのではないか・・・
なんて思い始めてしまうのですが、
世の中は、よく見ているということです。
小手先のテクニックを駆使しても、
持続可能でないということなのですね。
ところで、最近、
マーケッティングの定義が
変わったようです。
(マーケティングとは)顧客や社会と共に価値を創造し、その価値を広く浸透させることによって、ステークホルダーとの関係性を醸成し、より豊かで持続可能な社会を実現するための構想でありプロセスである。
これ以前の定義である、
1990年の定義は
以下の通りです。
マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である。
企業がけん引するぞ
って感じから、
企業が顧客や社会と共に
価値を共創する
という感じになったな
と思います。
しかも、情報が溢れているから、
情報が伝わりにくくなっている
ことも意識しているのでしょうか?
その価値を広く浸透させる
という言葉にも重さを感じます。
私と言葉の使い方が違いますが、
持続可能
という言葉が入っているのも
現代を色濃く反映している
ように読めました。
小手先のテクニックに頼るのでなく、
より豊かで持続可能な社会を
実現するためにも、
いい商品、いいサービスが欠かせませんね。
まとめ
結局のところ、いい商品、いいサービスが欠かせない