投資＃２６４ 人生の満足度を高めるための妄想
書籍の情報
タイトル：コスパの経済学
著者：浅見陽輔
出版社：kindle電子書籍
書籍の抜粋
年収と幸福度に関する、日本国内の調査結果
一方で、この論文はやや古いうえに米国の研究結果であるため、
・日本との物価の違いや、数値化できない文化の違い（特に“幸せ”の感じ方）を考慮しづらい
・年収について、為替レートの影響を大きく受けてしまう
といった問題があります。
そのため、似たような国内の調査結果も見てみましょう。
こちらは内閣府が２０２３年に調査した「満足度・生活の質に関する調査」というデータです。
・正規雇用者・非正規雇用者ともに、年収が上がるにつれて「賃金の満足度」が上がっていく。
・正規雇用者は「７００万円以上１０００万円未満」から「１０００万円以上２０００万円未満」に年収が上がっても、賃金満足度の伸びが小さくなっている。
・非正規雇用者についても、「７００万円以上１０００万円未満」から「１０００万円以上２０００万円未満」に年収が上がっても、賃金満足度の伸びが小さくなる。
―内閣府「満足度・生活の質に関する調査報告書２０２３～我が国のWell-beingの動向～」より
日本国内の貯砂結果を見ても、満足度が頭打ちになるのは「７００万円以上１０００万円未満」が一つのラインであることがわかります。
また、この調査結果は２０２３年のものですが、２０１９年の調査ではより詳細な分析が行われています。
（中略）
年収と幸福度についても、これまで何度も解説してきた【限界効用逓減の法則】に沿っていることがわかります。
確かに視覚的に見ると、年収が５００万円に達するまでは、満足度がどんどん上がっていきます。その後も、年収が上がるにつれてそこそこ満足度が上昇しますが・・・・・・
年収８００～１０００万円を超えたあたりからは、満足度の上昇が緩やかになっていることがわかります。
＊＊＊
年収が、もし５００万円アップしたら・・・・・・
たとえば年収５００万円から１０００万円になれば、生活の満足度は間違いなく上がります。
しかし極端な話、年収５０００万円から５５００万円に上がっても満足度は変わらない、というなんとなくのイメージができるのではないでしょうか。
とにかく稼ぎまくってやる！というモチベーションで仕事の残業を増やしたり、休日のほとんどを副業に充てる、といった時間の使い方もあるでしょう。
一方、すでに高収入ゾーン（年収８００～１０００万円以上）にいる方は、「これ以上仕事に時間を費やして、果たして幸せと言えるのか？」といったことを考える時期かもしれません。
すでに現在の年収に満足している方、日常生活で金銭的な不満を感じていない方は、
・家族や友人と過ごす時間
・自分の趣味やスキルアップの時間
・ただ何もせず、ゆっくり休む時間
と向き合うことで、より人生の満足度を高められる可能性があるのです。
感想
抜粋した理由
よく知られた
年収と幸福度に関する調査。
何か新しい視点はあるか？
興味が湧き、抜粋しました。
本文
―――１―――
・正規雇用者は「７００万円以上１０００万円未満」から「１０００万円以上２０００万円未満」に年収が上がっても、賃金満足度の伸びが小さくなっている。
著者のいう【限界効用逓減の法則】
にそって、賃金満足度の伸びが
小さくなっているのですね。
百聞は一見に如かず、
そのゾーンが切り替わるところを
是非、体験してみたいものです。
―――２―――
すでに現在の年収に満足している方、日常生活で金銭的な不満を感じていない方は、
人間の欲望って
上をみたらきりがないですよね。
どこまで稼いだらこの人は
満足するのだろうと思う人
いませんか？
満足するレベルはひとそれぞれ
ですが、この違いはどこから来るのか？
生まれ育った家庭環境なのか。
それとも持って生まれたもの
なのか。
家庭環境では違わないのか
とも思います。
そうしたら、生まれ持った
ものなのか・・・。
―――３―――
すでに現在の年収に満足している方、日常生活で金銭的な不満を感じていない方は、
・家族や友人と過ごす時間
・自分の趣味やスキルアップの時間
・ただ何もせず、ゆっくり休む時間
と向き合うことで、より人生の満足度を高められる可能性があるのです。
人生の満足度を高めるために
妄想するのも楽しいなと
思います。
・家族や友人と過ごす時間
家族とは土日はほぼほぼ一緒に
過ごしていますし、平日も朝夜と
子どもの顔を見ることができて
います。
ここが私の幸せの土台だなと
思います。
そういえば、友人関係になると、
最近できた時間であえた人も
いますが、あえていない人も
いるので、アポ取りたいですね。
と妄想しますが・・・・・・
とにかく稼ぎまくってやる！というモチベーションで仕事の残業を増やしたり、休日のほとんどを副業に充てる、といった時間の使い方もあるでしょう。
そうですね。
まず、こっちです。
まとめ
人生の満足度を高めるための妄想
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