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投資#284 二番煎じにチャンスあり!
書籍の情報
タイトル:どんなビジネスを選べばいいかわからない君へ
著者:村上学
発行所:株式会社 白夜書房
発行日:2024年3月19日
書籍の抜粋
「はじめに」で触れたように、起業のための勉強は不要です。「○○を知っておくべき」といった言説はひとまず横に置き、本書では勉強しなくても確実に稼げる方法をお伝えします。そのモデルケースとなるのは、本を書く経営者や発信力のあるインフルエンサーではなく、もっと身近にいる経営者です。
世の中にはたくさんの経営者がいます。ニュースやインタビューで取り上げられたり、本を書いたり、目立つ人だけが経営者なのではありません。
では、表に出てこない経営者はどこで見つかるのでしょうか。
その一つがが商工会議所です。日本商工会議所によると、全国で515の商工会議所がそれぞれの地域で活動しており、(2024年4月時点)、会員数は125万に上ります(2023年4月現在)。よは、地域の会社経営者や個人事業主の多くが集まる場所です。
もし、起業家=キラキラしている、成功者、あこがれの存在といったイメージがぬぐえないなら、一度、商工会議所に目を向けてみましょう。地元といった特定の場所を拠点にし、なおかつ決して派手ではない事業の経営者を見れば、勉強せずに起業するヒントが得られます。彼らの中には、起業するにあたって机に向かうわけではなく、「親のあとを継いで」起業したり、「リストラされて食っていくために仕方なく」独立したり、事業を始める土地を「たまたま生まれた場所だから」という理由で選ぶ人がいるのです。
準備万端でスタートしていないので、最初は青色申告はおろか、「納税って何?」レベルの人も少なくありません。必要に迫られてそのつど覚えていくので、そこで初めて税金の多さに驚くことだってあります。
(以下省略)
「本当に“勉強”はいらない?」
(前略)
世の中には大成功でもない、大失敗でもない、地味なストーリーがたくさんあります。見よう見まねで始めて、気がついたら創業30年。そういう会社は山のようにあるのです。しかも、細部の違いこそあっても、それらは大筋が同じストーリーを持っています。決して意識的ではないにせよ、同じ思考プロセスをたどっています。その勘所をうまくつかむことさえできれば、地道に稼ぎ続けることは可能なのです。
「地道に稼ぐ人たちの共通点に注目する」
商工会議所に関わらず、勉強せずに起業した経営者は(背景や事業内容など、細かいところは違っても)同じことをしています。それは、「成功している誰かのやり方を、空いている他の市場でやる」。同業者や取引先から「あそこにいっぱい仕事あるよ」聞けばそこに支店を出すし、「どこに広告打ったの?効果があったのならウチもそこで出そうと」と出稿しています。
なぜそんなことをしているのかというと、彼らは「お金を稼げるポイント」が分かっているからです。下積み時代に肌身を通して学んだのか、地元の先輩から教えてもらったのかは人それぞれでしょう。いずれにせよ、最新の経営理論や、誰もが知る有名なフレームワークを学び、活用していているわけではなく、業界にいたから身についたことです。
(以下省略)
「うまくいったやり方を別の場所でやる」
感想
抜粋した理由
二番煎じという
キーワードが
目に留まりました。
1 一度煎じたものをもう一度煎じること。また、そのもの。「—の茶」
2 前にあったことの模倣で新味のないもの。「—のコマーシャル」
あまりいい意味では
使われないですよね。
でも、私も、
二番煎じが好きです
と思い、抜粋しました。
―――1―――
地元といった特定の場所を拠点にし、なおかつ決して派手ではない事業の経営者を見れば、勉強せずに起業するヒントが得られます。
「本当に“勉強”はいらない?」
なにか勉強をせずとも
成功が手に入れられそうな
フレーズ。
でも、そんなことあるはず
ありません。
そうだとしたら、
世の中成功者で
溢れかえっているはずだから。
読み間違ってはいけないのは、
得られるのは、
起業するヒント、です。
おそらく、その後も、
ものすごく勉強する
ことになると思います。
税務とかね。
―――2―――
世の中には大成功でもない、大失敗でもない、地味なストーリーがたくさんあります。見よう見まねで始めて、気がついたら創業30年。そういう会社は山のようにあるのです。しかも、細部の違いこそあっても、それらは大筋が同じストーリーを持っています。
「地道に稼ぐ人たちの共通点に注目する」
こういうのを読むと、
共通点と
相違点を
見つけられるよう
になるのは大切だな
と思います。
バランスよく、
両方を見られると
いいですね。
子どもと一緒に、
間違い探しを
一生懸命やります。
5つあると書いて
あるのに、見つからないと
血眼になって
探してしまいますね(笑)
―――3―――
商工会議所に関わらず、勉強せずに起業した経営者は(背景や事業内容など、細かいところは違っても)同じことをしています。それは、「成功している誰かのやり方を、空いている他の市場でやる」。
「うまくいったやり方を別の場所でやる」
成功者のやり方を
見つけるのも大変
ですが、
見つけたとしても、
それを真似するのも
難しさを伴う
のではないかと思います。
仕事でも市場を細分化して、
ここ空いてそうとか、
そんな話をよく
耳にします。
変に新しいものより、
二番煎じのほうに
チャンスが眠っている
ようにも思えますね。
まとめ
二番煎じにチャンスあり!