古巣オカムラで私らしいイベントを開催してきました
どうも、ウクモリ ヒロオです。
昨日は夕方からイベントの運営をしていたため、noteを書き終えながらも更新を忘れてしまいました。私のnoteを楽しみにしていた方がもしいらっしゃるとしたら、大変申し訳ありません。そして、本来であれば昨日書いたものをアップすれば良いかもしれませんが、昨日のイベントのことを先行してシェアしておきたいので、そちらは明日に。
ということで、昨日は私にとっては古巣のオカムラ(オフィス家具メーカー)でイベントを開催してきました。全く無縁だったという訳ではありませんが、退職してから25年も経っているので、イベントが開催出来たのは奇跡だと感じています。たまたま別の場所で、今回会場となった「Open Innovation Biotope “Sea”」の中の方と出会い、是非イベントをと企画を持ち込ませていただきました。なかば強引に(笑)
今回は「面白い人と出会うコツ」と題し、私が出会った「極めすぎた人たち」をゲストとしてお招きし、トーク&実演をして貰いました。
写真家の藤田修平さんは、写真イベントで一緒にタッグを組んでいる方で、著名人や世界遺産など多岐に渡る写真を撮っているプロ中のプロです。藤田さんには、簡易的な機材を持ち込んでいただき、seaを運営しているおふたりのポートレイトを撮っていただきました。撮影した画像は後方のスクリーンで即時投影されるようにしたので、多くの方が表情の捉え方や引き出し方に魅了されていました。
私は、藤田さんは「なぜ」を言葉で伝えるのがとても上手い方だと感じています。今回も単に撮影するのではなく、こういった点がという部分をしっかりと説明されていたので、観ている方々もとても響いたのではないかと思います。当然ながら、即興で撮影した写真は撮影されたご本人も驚きの出来栄え。ご協力いただいたお礼に、ベストショットを差し上げることになっています。藤田さんとは様々な企画を進行中ですが、いずれまたこの場所で本格的なポートレイト撮影会のようなものが開催出来ればと思っています。
響いた・・・という点では、後半の永松さんも同じ。ただし、永松さんが開発したレコードプレイヤー「AP-01」は別の意味で極め過ぎた逸品です。予備知識として書いておくと、永松さんが代表を務めている由紀精密さんは、普段は衛星など突出した技術を要する開発案件を軸とした精密加工品を扱う会社です。ご本人は学生時代に超伝導の分野で新素材を開発したりと、その頃から「極め過ぎた人」だったのですが、オーディオ好きが高じて、レコードプレイヤーの開発を先代には悟られず極秘裏に続けた・・・そんな方です。
なにせ、音を追求するからこそのこだわりが随所に施されたプレイヤーの価格は、なんと400万円オーバー。当然ながら、写真に写っているスピーカーやアンプは含まれておりません。ただし、このプレイヤーから奏でられるサウンドは驚きそのもの。目をつぶれば、目の前は聖歌隊が歌う協会だったり、ジャズミュージシャンが白熱のプレイを繰り広げるライブ会場だったり・・・そんなリアル感が驚愕のレベルで味わえます。実際、会場にいた方々の驚きようは、かなりの見ものでした(笑)
こちらのプレイヤー、今回会場となった場所が赤坂のホテル・ニューオータニの中ということもあり、海外から来た方々にも驚愕サウンドを体験してもらう機会が出来ればな・・・そんなことを思っています。
今回は「実体験する」ということを通じてしか体験出来ない・・・そんな機会を演出しようと企画を考えました。撮影と音楽視聴のどちらも、オンラインでは全く伝わるものがありません。オンラインのイベントは、気軽にイベントに参加出来る一方で、実は本質に触れるという機会は失われている・・・その点に気付いてもらう機会になればとも思っていました。
私は最近、企業の新需要創出に関するアドバイザー業務などを受け持つことが多いのですが、多くの場合はオンラインで入手出来る情報に振り回されてしまっています。そんな状況を改善するために、私はフィールドワークなどを取り入れて、実際に体験する・自分ごとにするという点も重視しています。今回のイベントが、多くの方にとってそのキッカケづくりになったのならば、私としては成功だったかな・・・と。
面白かったのは、今回のイベントを開催したからこそ、同期の仲間が大勢集ったこと。中には20年以上疎遠だった人もいます。本来であれば、イベント終了後は関係者と・・・となるのですが、今回に限っては同期会を優先させていただきました。
集まっていただいた皆様、ご協力いただいた藤田さんと永松さん、そして場を提供していただいたオカムラの皆様、本当に感謝しています。
また会いましょう!(=やりましょう)
こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!