京の街 茶葉道中 徒然に
ひと月前 たまたま予約が取れた
ミシュラン店のCOPPIEさん
目の前の光景に驚いた 両手いっぱい
ワインのボトルを持ち
知人に グラスワインを選ばせる
店主と 話していた
茶葉のボトルが 一万円近くする…
”彼女に 本物のお茶と いれかた
魅せ方のノウハウ 全てお伝えしますよ“
茶葉を リュックに 出かけた
時間があるので 祇園白川へ
歩いた 歩いた リハビリリハビリ
本物を伝えに 始まりである
開封の儀から始まり
本物を 味わっていただき
魅せ方を 伝え 店を後にする
宿に 着き 一服したら
また 祇園白川へ
祇園白川 縄手の骨董 水妖さんへ
お茶を よばれに
水妖さんの 女主人
目の前で 美術館で目にする作家さん
達の作品を 目の前で
魅せてくれる
本物は 美しい
博物館で ガラス越しでみる
お茶盌 御道具達で
美味しい お茶を いただける
季節の 和菓子と共に
ここは 祇園
老舗の割烹料理屋が並ぶ
旬の食材を
絶妙なタイミングで
心地よく 味わせていただける
お年賀の 御礼に
茶を いれさせていただいた。
その道の神様達に お茶を
いれさせていただけるのは
愉しいのである。
宴たけなわ
今からもう一軒 茶話会へ
プライベートサロンさんで
ノンアルコール会を されるとの事
酔えるお茶を お伝えに
不思議な夜だったと
オーナーは 呟く
宿に戻り
やっと 一息
翌日
祇園白川 鴨料理 北斎さんへ
岐阜まで茶話会に来ていただけた店主
良く歩き
良く話
本物のお茶を いれさせていただいた
時々思う
茶葉達に 導かれてるなって
“たかが お茶
されど お茶”
京の街から 茶葉道中は 続く
楠喜園
茶テンダー
浮世雲
ギランバレーに恋をして
回復期リハビリテーション
京の街 茶葉道中