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猟師と漁師 そんな徒然

落鮎と鮎甘露煮を クーラーボックスに
南に向いて 川を降る
そう 落鮎が降る川を眺めながら

“落鮎たべますか?”
“食べます”

猟師からの返事に出かけた。
一時間ほど川を降る
ほとんど 隣の県境

白馬で有名な神社の麓だった

ここの神さまは 白馬に乗って
降りて来られるらしい

馬で この激坂を 登り切る神事で
その年の 豊作を 占う場でもある

境内を 歩き
祝詞をあげ 御参りを

場の空気の良い場所が好きである

この山の有名な峠道で 出逢った猟師さん
その時は 二人とも 自転車で登っていた
もう何年経つのだろう

“鹿捕れました”
旅から戻るとメールが入っていた。

持ってる 猟師は ちゃんと 山の神さまが  その時の為に 生を分けていただけるのだなと

久々に 色々と話す。
猟師と漁師

鮎に助けてもらってる 鮎漁師
森羅万象の恵みの中で 生きている猟師

山も川も田も畑も....
全て熟す 猟師

鮎漁師の鮎達は 

鹿肉三昧 

シジミ
蜜柑
柿に

姿を変えていた。

川を遡る
道中 
頭の中は 鹿のレバーと心臓を
どうやって食べようかと レシピが
ぐるぐる巡ってくる

”食べる事しか 考えてないから“

鮎漁師は 猟師に頂いた 山の命を
美味しく いただいて

やってる事は 太古から なんら
変わっていないなと


平安な暮らしをする縄文人
鮎漁師 浮世雲
漁師と漁師

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