感想「私本太平記」(吉川英治)2巻婆娑羅帖
足利尊氏が主人公の長編歴史小説、2巻婆娑羅帖です。
婆娑羅……、現代語にすると「パンク」でしょうか。
パンクな連中が乱痴気騒ぎをしつつ、クーデターを計画中、という巻。
……こんなん末法思想流行るわ!
まあしかし、尊氏のしたことに比べればマシに見えるのは見えます。
確かに! 北条執権の杯は断れない!
確かに! お膳立てしたのも北条高時!
でも!
ドッタンバッタン大騒ぎ(刃物アリ)になったときに、花嫁ほっぽりだして元カノ抱えて逃げるか尊氏お前ええッ!
べろんべろんに酔ってましたは、下戸に通じんぞコラアッ!
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