短歌/姿見
姿見の奥に映った窓の中キンモクセイがこっちを見てた
「めがね姿」→「姿見」です
「姿」のつく言葉というと
「姿見」と「姿三四郎」しか思いつきませんでしたが
ほかにも何かありましたかね?
「姿見」って最近はあまり使わない言葉ですが
「人間の全身を映して、姿を眺められる鏡」
をたったの漢字二文字で表していてアッパレです
キンモクセイの香りって
「あれ?どこから?」
と探すのも楽しい
二階の部屋の中で
鏡に映る自分を見ていたら
どこからともなくキンモクセイの香りが漂ってきて
「あれ?どこから?」
と思ったら
窓の向こうのキンモクセイが姿見に映っていた
という風景です